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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

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#203 バレンタイン前日、ついでにイメチェン

 一部事故があったので、修正しました(柊ちゃんと双子の会話部分)。

 時間は進み、バレンタイン前日。


 その日は、翌日のバレンタインパーティーがあるのと、学生側(特に女性陣)の準備もあるということで、その日の学園は授業が四時間目までしかない日。

 クラスメートの女の子の中にも気合を入れてる人がいました。

 例にもれず僕も家に帰って、バレンタインの準備をしようとしていたんだけど……実は、今日、チョコ作りとは別に、ちょっとしたやりたいことがあって、それを済ませてからお家に帰りました。


 というのも……


「というわけで、髪の毛を切ってきました」

「「か゛わ゛い゛い゛ッッ……!」」

「あらあらぁ~~! すごく似合ってるわ~!」

「「おかーさんにあってるー!」」


 今日、僕は女の子になってから、初めて髪の毛を切りに行ってました。


 ことの発端は、僕の誕生日会で、お母さんからもらった美容院で使えるチケット。

 もともと髪を切ってみたいと思っていた僕だけど、早速とばかりに使うことにしたのです。


 ちなみに、思い立ったのは日曜日で、外部コラボの翌日。

 僕は、電話で予約を入れて、今日の学園終わりに行ってきた、というわけです。

 その際に、僕が使ったチケットでなぜか驚かれたり、僕の担当をした美容師さんがなぜか鼻血と吐血をして、倒れかけるなんてことがあったけど……。


 そんな僕だけど、髪の毛を切る前の姿と言えば、腰元まで伸びた髪がこの半年の間で太もも裏付近まで伸びた綺麗なスーパーロングっていう長さの黒髪だったんだけど、今回美容院に行ったことでそれが大きく変化しています。


 そんな僕の今の髪型は、ミディアムボブになってます。

 バッサリ行ったからか、すごく頭が軽い感じがします。


 髪型が変わって帰って来た僕に対するお母さんたちの反応はと言えば、お母さんとみまちゃん、みおちゃんの三人は似合ってると言ってくれて、お父さんとお姉ちゃんの二人はなぜか胸を抑えて、鼻血を流すのと同時に吐血していました。


 なんで?


「まさか一週間で切って来るなんてね~。でも、すごく似合ってるわ~」

「えへへ、ありがとう。あと、男の時が短い方だったから、なんだか今の方がしっくりくるかも」

「でしょうね~」


 ちょっぴり、あの長さの髪の毛を切るのは勇気がいると言うか、少しだけ迷いしたけど、いつか伸びるだろうし。

 どれだけかかるかわからないけど……。


「おかーさん、みまたちとおそろいー!」

「……おそろい、です」

「言われてみれば。二人も近い髪型だもんね。うん、お揃いだね」

「「えへへ~」」

「「げはぁっ……!」」


 みまちゃんとみおちゃんの二人と話していると、なぜかお父さんとお姉ちゃんの二人が吐血しました。

 本当になんで?

 僕、髪の毛を切っただけなんだけど……。


「あ、そうだ。お母さん、この後柊君が来て、一緒にチョコ作りするんだけど、大丈夫かな?」


 髪を切ったことを言った後、僕はお母さんに柊君と一緒にチョコを作ることを言いました。


「あら、柊君が来るの? えぇ、もちろん大丈夫よ」

「ありがとう!」

「でも、柊君は男の子だったはず…………って、あ、そう言えば最近は女の子になるようになったんだったかしら?」

「うん、それで、今日女の子だったので、どうせなら一緒にってことになって」


 実は、今日の柊君は柊君じゃなくて、柊ちゃんでした。

 もしかしたら、明日も女の子の方かもしれないって言うことで、僕がごり押しするような形で、一緒にチョコを作ろうということに。

 それで、丁度いいから僕のお家で作ろうって言うことになって、美容院が終わった後に柊ちゃんが来ることになってます。


「なるほどね。了解よ~。キッチンは好きに使っていいから」

「うん!」


 もうそろそろ来るかな? と言うところで、ピンポーンとインターホンが鳴りました。

 タイミング的に柊ちゃんかな?

 僕はとたとたという足音と一緒に玄関へ向かって、そのままガチャリとドアを開けると、そこには女の子柊ちゃんが。


「いらっしゃい! 上がって上がって!」

「あぁ、お邪魔します……って、椎菜髪の毛切ったのか!?」


 靴を脱いで家に上がろうとした際、柊ちゃんが僕の頭を見て驚きました。


「うん。実はさっきまで美容院に行ってました」

「……あぁ、雪子さんからのチケットか?」

「うん! どうかな? 似合ってる?」

「あぁ、似合ってるぞ。というか……バレンタイン前日にそれやるとか、お前は鬼か……」

「なんで!?」

「気にするな。椎菜は知らなくていいことだ。……それじゃ、上がらせてもらうぞ」

「あ、う、うん! こっちだよ!」


 よくわからないことを柊ちゃんに言われつつも、柊ちゃんを連れてリビングへ移動。


「お邪魔します」

「あらあら、まぁまぁ~~~! 随分と綺麗な女の子になったのね~~! これが、今の柊君……じゃなくて、柊ちゃんでいいのかしら~?」

「まあ、区別として、そうなってはいますね」

「やぁやぁ、柊君。大晦日にすれ違った以外では、実質的な初対面かな? ふむふむ。肉体性能は良し、と」

「どんな着眼点ですかそれ……」

「おっと柊君。私は言ったはずだ……タメで話すようにと」

「え、あれあの場限りじゃないんですか?」

「……まあ、ミレーネちゃんいないから今はいいか。うん、いたらあっちでヨロ」

「あぁ、まあ、はい……」


 いったいどんなことをお話ししたんだろう……?


「やぁ、柊君」

「あ、どうも、聡一郎さん」

「うちの椎菜も大概だったが、君も大分様変わりしたね」

「あー、まあ、それは本人が一番思ってますよ……」


 お父さんの言葉に、柊ちゃんは苦笑い。

 うん、わかるよ、柊ちゃん。

 僕も女の子になったばかりの時は本当にそう思ったから……。


「あ、しゅーおねーさんです!」

「……おねーさん」


 と、柊ちゃんを初めて目にしたみまちゃんとみおちゃんは、柊ちゃんの姿を覚えていたようで、にこっと笑みを浮かべていました。


「二人とも、あの後色々あって、この状態の柊お兄さんのことは、柊おねーさんって呼ぼうね」

「ひーらぎおねーさん!」

「……おぼえた、です」

「椎菜、しれっと変なことを吹き込むなよ……」

「でも、その状態で柊お兄さんって呼ばれるのも変だよ?」

「……それはまあそうだが……」

「なら大丈夫だね! じゃあ、チョコ作り、しよっか!」

「そうだな。今日のメインはそっちだからな。……だがまぁ、作るのは初めてだから、お手柔らかに頼むよ」

「大丈夫! じゃあ、始めよう!」


 というわけで、柊ちゃんと一緒にチョコ作りを始めました。



 当初の予定では、僕と柊ちゃんだけだったんだけど……


「おかーさん、こー?」

「……だいじょーぶ、です?」


 みまちゃんとみおちゃんの二人も一緒に作ることになりました。

 僕と柊ちゃんのやってることが気になって、何をしてるのか聞いてきた二人にチョコ作りをしていることと、バレンタインのことを教えると、自分たちも作りたい! と言い出したので、折角だから一緒に作ることに。


 それに、美月小学校でもバレンタインの日はチョコレートの持ち込みはOKだからね。

 食べるのは当然お家で、だけど。

 それに、材料も失敗してもいいようにっていう理由で、ある程度多めに用意していたのがよかったです。


「うん、大丈夫。ちゃんとこぼれないようにできてるね」


 そんな二人が作ってるのは、溶かしたチョコレートを型に入れて冷やし固めるだけの、すごくシンプルなチョコレート。

 さすがに、小学一年生(年齢は0歳)の二人に本格的な物を作らせるわけにはいかないからね……。

 単純に危ないので。


「椎菜、こっちはこれで大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ。柊ちゃん、上手だね?」

「一応、料理自体はするからな」


 そして、柊ちゃんの方と言えば、お菓子作り初心者さんでもそこまで難しくない、チョコチップクッキー。

 僕自身、みまちゃんとみおちゃんのおやつでよく焼くからね、クッキー。

 そう言う意味では、一番安定して作れるわけです。


「しかし、椎菜の家って地味に調理機器が多いよな……」

「ほかのお家がどうかはわからないけど、たしかにそうかも?」


 柊ちゃんの指摘通り、僕のお家には調理機器がそれなりにあります。


 オーブントースターに、オーブン機能付きの電子レンジ、炊飯器、ミキサーが二つ、フードプロセッサーに、ホームベーカリー、あとは餅つき機……キッチン自体はオーブンと一体化されてる物だったりします。大きめのオーブンが二つあるとすごく便利。


「椎菜的に、ほしい物とかあったりするのか?」

「うーん……あ、ミンサーとかソーセージスタッファー、あと燻製器とかは欲しいかも」

「そこまで言ったらガチだな……」

「作ってみたいんだよね、自家製のソーセージとかベーコン」


 お金に余裕もあるし、たまには買うのもありかなぁ、なんて最近は思ってるけど。

 特にソーセージを作ってみたいです。

 料理系の動画を見てる時に、いいなー、って思うことが多いので。


「それをやりたい、っていう高校生もなかなかいないと思うんだがな」

「調理学校の人はそうかもしれないよ?」

「ウチの学園、普通科だけだからな? ……っと。しかし、あれだな。クッキー作りって、バターを練るのが面倒なんだな……」

「慣れないとそうだよね。練ろうと思っても、硬いんだよね。今はもう慣れてるからそうでもないけど」

「それは見てればわかる。俺やみまちゃんとみおちゃんに教えながらなのに、既に混ぜ終えてるからな……というか、既に生地が出来上がりつつあるし」

「慣れてるので」

「お菓子作りって、分量が大事だし、きっちり作るものなはずなんだが……椎菜、一切考えることなく作ってるんだよな……慣れでできるのか? それ」

「僕ができてるし、お母さんもできるよ?」

「あー、うん。化け物スペックの椎菜に聞いたのが間違いだった……」

「酷い!?」


 柊ちゃんに酷いことを言われました。



 そこからは、三人の様子を見つつ、僕はクッキー以外の物に着手。

 さすがにクッキーだけっていうのも味気ないからね。

 なので、ガトーショコラを作ることにしてます。

 最終的に一口サイズに切るつもりだから、多分大丈夫。

 何度か作ってるしね。

 本当はチョコバナナケーキにしようと思ったけど……大きさ的に断念。

 別のタイミングで作ることにしました。

 そうして、四人で仲良く明日のバレンタインで配るお菓子を作って……


「完成、だな」

「「できたー!」」

「うん、いい出来」


 無事に完成。


 柊ちゃんは初めてのお菓子作りではあったけど、達成感が前面に出た笑顔を浮かべて、みまちゃんとみおちゃんは初めて作ったお菓子に両手を上げてはしゃぎ、僕は目の前にあるクッキーとガトーショコラの出来を見て頷きました。


 完成したら、それらを全部ラッピング。

 柊ちゃんは一人二枚ずつで小さな袋に入れてリボンで縛って、みまちゃんとみおちゃんも同じような感じに。

 僕は、クッキーとガトーショコラをそれぞれ別の袋に入れて、そこから少し大きめの袋の中に二つを入れてリボンで縛りました。


 この作業を、クラスのみんなの分と先生、みまちゃんとみおちゃん、それからお父さんとお母さんに、お姉ちゃんの分をやって、僕は終了。

 柊ちゃんとみまちゃんとみおちゃんの二人も同様。

 みまちゃんとみおちゃんの二人に関しては、てっきり、仲がいい子たちだけに渡すのかと思っていたんだけど、どうやら僕を真似ることにしたみたいでした。

 いい娘です……。


 ラッピング作業が終わるころには、時間も夜ご飯くらいの時間に。

 この時間から作るのも大変ということで、その日はピザを出前して、柊ちゃんも一緒に食べました。

 明日が楽しみです。


 ……柊ちゃん、元に戻る、なんてことがないといいけど……今回ばかりは。

 というわけで、スーパーロングからミディアムボブに変わった椎菜です。

 元々髪の毛を切りたい、と思っていたし、私もイメチェン的なあれこれで髪切りたいな、とか思ってたので、このタイミングで。まあ、挿絵とかないから、文章だけになってるけど。

 今までロングだった人がいきなり髪切ると、なんかこう、違った魅力がありますよね!

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― 新着の感想 ―
柊ちゃんと双子ちゃんと一緒に、お菓子作り...。これ、今後も度々ありそうな気がしてならないんだけれど・・・どうなんだろうねぇ?てか、当日・・・柊ちゃんが野郎どもに追いかけられないのは、確定的だとしても…
キッチン自体はオーブンと一体化されてる物だったりします。 間違いなら無視でいいのですが…オーブンとキッチン逆では?
髪を切るタイミングw
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