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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

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#202 プレゼント渡し、邪神はおかしい

「あ、じゃあ、次あたしね。えーっと、あたしも何をプレゼントしたら、ってなったから、ちょっとつまらないものかもしれないけど……これ、ニチアサヒロインアニメのボックスセット」


 ミレーネのプレゼントは、まさかのアニメのブルーレイボックスだった。

 しかも、ニチアサにやっている、女の子が戦う例のアレである。


「え、いいの!? これ、結構高いと思うんだけど」

「問題ないわ! ほら、みまちゃんとみおちゃんと見れるかなって思っただけだから。あと、椎菜さんの場合、椎菜さん個人よりも、なんだかみまちゃんとみおちゃんのためのものを用意した方が喜ぶ気がしたから」


 実際、ミレーネの推測は正解であり、どちらかというと双子を考慮したプレゼントはかなり喜ばれる。


「なるほど、すごくありがたいよ! ありがとう! ミレーネお姉ちゃん!」


 そんな椎菜の表情はにこにこである。


「あ、じゃあ、次はあたし! えーっと、はいこれ、プレゼントだぞ!」


 続いて寧々。

 寧々から手渡された箱も小さな箱。


「寧々お姉ちゃんもアクセサリーでいいのかな?」

「そうだぞ! ちなみに、中身はクローバーのネックレス! 開けてみて開けてみて!」

「あ、うん。……あ、可愛い!」


 中から出て来たのは、寧々が事前に言った通り、四つ葉のクローバーが付いたネックレスだった。

 色味はエメラルドグリーンであり、かなりシンプルなデザイン。

 だが、椎菜的にはこういうシンプルなものの方が好きだし、こういったデザインも好みである。

 なので普通に喜ぶ。


「ありがとう! 寧々お姉ちゃん!」

「ん、じゃあ、次は私。というわけで、これがプレゼント」

「えーっと…………藍華お姉ちゃん、これは……?」


 続いてプレゼントを手渡して来たのは藍華なのだが……藍華から受け取ったプレゼントに、椎菜は思わず首をかしげて尋ねる。

 というのも、椎菜の手に渡った物は、なぜかUSBメモリだったからである。

 そりゃ困惑もする。


「ん、中にはまだ3Dモデル化されてないデザインのみたまのモデルと、みまちゃんとみおちゃんをモデルにしたデザインの個別モデルが一つずつ入ってる。配信で使って」


 まさかの3Dモデルだった。

 この辺りは、藍華の適性に合わせたものと言っていいだろう。


「え、いいの!? というか、作ったの!?」


 とはいえ、まさかの内容のプレゼントに椎菜もびっくりだ。

 まあ、当然のようにモデルが贈られてくるとは思わないので……。


「頑張った」

「って、よく見たら隈がある!? もしかして、かなり無理した!?」

「ふっ、二徹くらいどうってことない。この後爆睡」

「嬉しいけど! 嬉しいけどそういうのはあんまりしないようにっ! でも、ありがとう、藍華お姉ちゃん! でも、帰ったらちゃんと寝ること!」

「ん、寝るから大丈夫」


 ぐっとサムズアップする藍華に、椎菜は一瞬心配になったが信じることにした。


「次はわたくしですわね! ただ、わたくし、何を贈ればいいのかわからず……結果、こちらの特注したみたま様のデフォルメぬいぐるみになってしまいましたわ」

「すごいのが出てきた!?」


 次に渡して来たのが双葉だったのだが、双葉からのプレゼントはまさかのみたまのぬいぐるみ。

 しかも結構大きい。

 具体的には、椎菜が抱えたら上半身が余裕で見えなくなるくらいには大きい。

 このプレゼントには、他のメンバーの中に、


『その手があったか……!』


 と思う人がいたとか。

 ちなみに、ぬいぐるみのクオリティーはやたら高く、公式が出してるようなものにしか見えない。

 まあ、世界に一個だけの一点ものだが。


「ありがとう、双葉お姉ちゃん!」

「喜んでくれてよかったですわ!」


 新参も新参なので、双葉的には椎菜の笑顔とお礼が聞けて万々歳。

 あと、かなりほっとしてる。


「では、次は私ですね。私はこれです」

「えーと……指輪?」

「はい。ちょっとした指輪です。紐に通して首にかけてもいいですし、そのまま指に嵌めても構いません」

「なるほど」


 続いてプレゼントを渡したのは美鈴だったのだが、美鈴が手渡したプレゼントはまさかの指輪。

 またしてもアクセサリーである。

 正面が透明な袋に指輪は入っており、指輪の表面には何やら綺麗な水色の宝石のようなものがはめ込まれており、それ以外にも何やら複雑な模様が刻まれている。

 受け取った椎菜は、不思議な何かをその指輪を感じ取ったのだが、気のせいだろうと判断してスルーした。


「中に手紙のような物が入っていますが、そちらは後でご確認を」

「え、あ、はい。ともあれ、ありがとう! 美鈴お姉ちゃん!」

「いえいえ」

「それじゃあ、次はうちですね! ってなわけで、うちはこれよこれ!」

「えっと、小夜お姉ちゃんもUSB……? ということは、何かのデータ?」


 続いて、手渡して来たのは、小夜。

 小夜からのプレゼントは、藍華と同じようにUSBメモリ。

 なので、何かのデータなのかと判断した椎菜は聞き返す。


「イグザクトリー! ちなみに、中にはみたまちゃんの新規デザインが入ってますぜ。以前から描いてた大人モードと、あとはドレス衣装、他にも普通の私服バージョン! などが入ってるんで、是非是非使ってね!」

「そんなに!? ありがとう! 小夜お姉ちゃん! 絶対使うね!」

「是非に!」


 小夜からのプレゼントは、自身がママであることを活かした新規デザインのプレゼント。

 ちなみに、衣装についてはちゃんと運営にも連絡済みである。

 そんなプレゼントは、椎菜的にもかなり嬉しいものであった。

 とりあえず、必ず使おうと思った。


「次はうちやな。うちは……まあ、これや」

「アクセサリー、かな?」

「そうやぁ。まあ、アクセサリーのプレゼントが多いみたいやったけど」


 次に栞。

 栞からのプレゼントもアクセサリー。

 手のひらサイズくらいの箱で渡された。


「中には、白と水色のブレスレットが入ってんで。そしてそれは、まあ、その……実はペアになっとってな? うちが紫と赤のブレスレットを持ってるさかい」

「あ、ペアなんだ! 衣装なら案件とかイベントの時のデザインでやったけど、アクセサリーは初めて! すごく嬉しいよ! ありがとう! 栞お姉ちゃん!」

「喜んでもらえてよかったわぁ」


 栞からは、まさかのペアのブレスレットだった。

 これにはロリコン大歓喜。

 耐えきれなくて鼻から血がぼたぼたと流れている。

 これは酷い。


「さてさて、次はお姉ちゃんからね! お姉ちゃんからはこれ!」

「んっと…………鍵?」


 そして、邪神の番が回って来たのだが、邪神が椎菜に手渡したのは、一つの鍵であった。

 なぜに鍵、とこの場にいる者たちが首を傾げた。


「あの、お姉ちゃん? この鍵は何……?」

「私所有の山で、たまたま温泉が見つかって、そこに建てた建物に入るための鍵」

『『『????』』』


 何を言っているんだろうか、それがこの場にいる者たちの感情を的確に表す言葉であろう。

 予想外。

 あまりにも予想外過ぎる愛菜からのプレゼントの内容に、椎菜はぽかーんとした。

 他のメンバーも困惑した。


「いやぁ、日課の鍛錬をしてたら、たまたま温泉みつけちゃってね! これ幸いと色々と問題ないように建築してたのさ! あ、効能面もバッチリだし、周りに危険がないこともバッチリ確認済み! いつでも入れるぜ! 地図は後でスマホに送っとくね!」

「いやあの、え? 温泉? 温泉って何!?」

「地中から湯が沸きだしている場所、もしくはその物のことを指す言葉だね」

「そう言う事じゃなくてね!? え、温泉見つけちゃったの!? なんで!?」

「偶然! まあ、なかなかにいい感じの場所になったから、是非行ってみて!」

「あ、うん、ありがとう……じゃなくて! ほ、本当に?」

「本当本当。ほらこれ、写真」


 椎菜の疑問に、愛菜はスマホを取り出し、画面に温泉の写真を見せる。

 そこには確かに、温泉が映っていたし、何より周囲に移っている場所が愛菜所有の山であることが確認できた。

 つまるところ、マジだった。


 その画面を見たのは椎菜だけではなく、他のメンバーもであり、全員ドン引きだった。

 何してんのこいつ……というのがド直球な感想であろう。


「ともあれ、好きな時に使ってね! はい私は以上! あ、お母さんバトンタッチ」

「え、あ、う、うん……ありがとう、お姉ちゃん」

「あらあら、この後に渡すとなると、さすがの私も少しプレッシャーね~。まあでも……お母さんからは、これね~」


 邪神の次は雪子。

 雪子は愛菜に対する小言のようなことを言いつつ、一枚のチケットのようなものを取り出して、それを椎菜に手渡した。


「これは?」

「私の知り合いが務めてる美容院で使えるチケット的なものね。これ一枚で色々といじれる優れものよ~。椎菜、髪の毛を切ってみたいとか言ってたし、丁度いいかなって」

「わ、ありがとう! お母さん!」

「うふふ、たまには髪型を変えるのもありだもの」

「うん! 近々行ってくるね!」


 温泉と言う謎のプレゼントの後に渡された実母からのプレゼントは、まさかの美容院で使えるチケットであった。

 しかし、椎菜としては髪を短くしてみたいと思っていたので、かなり嬉しいプレゼントである。

 これには椎菜もにっこり。


 尚、一部メンバーはロングの椎菜じゃなくなることに対して葛藤した者もいたとか……主に、邪神とロリコン。


「お父さんいいよー」

「あぁ。とはいえ、俺はまあ、毎年恒例になってるんだが……現金ですまない」

「ううん、全然嬉しいよ! みまちゃんとみおちゃんのために使うね!」

「はは、そうしてくれ」


 聡一郎からは、現金だった。

 金額としては三万円。

 聡一郎的には、最早とんでもない額を持っている椎菜相手に、三万円とかはした金じゃないか? と心配になったが、椎菜は一切そんなことを思っておらず、嬉しそうである。

 まあ、使い道は本人の言う通り、みまみおへの投資みたいなものだが。


「というわけで、最後! みまちゃんとみおちゃんのプレゼント!」

「みまたちは、これです!」

「……上手くできたと思う、です」


 そんなわけで、トリを飾るのは椎菜の愛娘であるみまとみおからのプレゼントである。

 そんな二人が椎菜似て渡して来たのは、一枚の紙。


「あ、似顔絵!」


 その紙に描かれていたのは、椎菜の似顔絵……だけではなく、まさかのらいばーほーむメンバー全員と桜木家全員が描かれた絵だった。

 何気に超大作が出来上がっていた。


「えへへー、がんばって二人でかいたです!」

「……うれしー、です?」

「もちろん! というか、すごいね! これを二人だけで描いたの?」

「そーです!」

「……たいへんだった、です」

「これは大変だよ。でも、すごく嬉しいよ! 二人とも! ありがとう!」

「「えへへー」」


 似顔絵を受けとった椎菜は、それはもう嬉しそうであった。

 ぶっちゃけ、今日貰ったどのプレゼントよりも。

 やはり、子供からのプレゼントが響くようである。

 これには一同にっこり(死んでるのもいるが)。


「何はともあれ、みんなプレゼントありがとう! 大事にするね!」


 と、椎菜が大輪の花の如き笑顔と共に礼を告げ、


『『『げはぁっ……!』』』


 雑に人が死んで、この後はてんやわんやしたり、椎菜がアクセサリーを付けてやっぱり死んで、折角だからとマッサージチェアを使った時の反応で邪神がバーサーク且つジェノサイドして、色々とありつつも、誕生日会は無事に終わった。


 尚、温泉はマジだった。

 というわけで、邪神の誕生日プレゼントはまさかの温泉でした!

 いやなんで???

 余談ですが、美鈴が贈った指輪もとんでもねぇもんだったりします。

 奴が用意した以上、特殊な効果がないわけがなく……簡単に言ってしまえば、例の組み紐とのシナジーがやべぇ感じです。どういうこと? かと言えば……指輪装備時に限り、変身プロセスを経なくとも、霊力が扱えるようになります。製作者は当然のように神々。はい、神々です。

 何してんだよ。

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― 新着の感想 ―
温泉????
邪神はいつものことだとして 神々なにやっとんねん仕事せえ
最後の双子ちゃんと両親は良いとしても...主神(+α)何してんの!?で、邪神・・・別荘じゃないにせよ。温泉があったからって、良いのかw双子ちゃんアバターをプレゼント...オトナモード+衣装セットって、…
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