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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

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配信#36-7 出張みたま家事サービスだよっ!《狼神いくま編》:7

 というわけで、夜ご飯の牛丼を作って、六時過ぎに夜ご飯になりました。


「美味しい!」

「よかった。たくさん作ったから、おかわりあるよ~」

「めっちゃうれしー! あ、朝ご飯分もあったり?」

「もちろん。あ、でも、飽きちゃったら――」

「みたまっちのご飯で飽きることなんてないし!」

「そ、そっか。えへへ、ありがとう、いくまおねぇたま」


【美味しそう】

【普通にみたまちゃんの料理って美味しそうだよね……】

【天空ひかり:食べたいけども、今日ばかりはねぇ】

【雪ふゆり:ですねぇ~。あの話を聞いた後は難しいですよねぇ~】

【神薙いなり:そりゃそうですよねぇ】

【ちゃんと分けて考えるのはいいことよ……】


「みたまっち、時間余ったからましゅまろ読む?」

「あ、うん。そのためにさっき募集したからね」


 ましゅまろを読むと決めた後やいくまおねぇたまが寝ている間に、ましゅまろを募集したからね。もったいないもん。


「食べながらっていうのもちょっとお行儀が悪いけど……」

「あはは、みたまっちはむしろ真面目過ぎなんだし、たまには不良になってもいいっしょ」

「不良……うん、そうだね。じゃあ、折角なので……。あ、口の中にある状態ではおしゃべりしないからね!」

「うんうん、それは守らなきゃ出しね」


【神薙いなり:不良娘なみたまちゃん……くっ、うちの想像力が貧弱すぎるがゆえに、そんなみたまちゃんの衣装が想像できねぇです……!】

【草】

【草】

【いなりママwww】

【夜久嬢かざり:みたま様と言えば、不良とは一切無縁の性格ですものね。仕方ありませんわ】

【むしろ、不良なみたまちゃんを想像するとかむずくない……?】


「そんじゃ、一個目いこいこ! んー、じゃあこれ! んーっと? 『話が重すぎて泣きました。いくまっち、マジで幸せになってね……!』お、おおぅ、純粋な応援が……でも、ありがと! ってゆーか、今の生活も十分幸せってもんよ! できることなら、ずっと今みたいにバカ騒ぎできればいい、ってのが今のウチが求める幸せかね!」

「うん、すごくいいと思うよ!」

「でしょでしょ? やっぱ、それが一番いいっしょ!」


【今のいくまっちが言うと、ものすごいこう、重いなぁ……!】

【わかる……】

【でもまあ、ホントいくまっちには幸せになってほしい】

【むしろ、こんなに頑張ってるんだから、報われてくれ……】

【弩めい:善行を積む方は必ず報われます。近い将来、いくま様は報われるはずです。きっと】

【雪ふゆり:ですねぇ~。むしろ、ここで報われなかったら、世の中間違ってますよねぇ~】

【天空ひかり:その時は神を殺せばいいよね! 大事な後輩が報われないなんて、世界が間違えてるから☆】

【弩めい:……きっと、大丈夫、でしょう。はい】

【邪神www】

【でもほんとにやりそうだよね、邪神】

【邪神、だからね……】

【っていうか、めいちゃんはどしたんw】


「むぐむぐ……ごくん。んじゃ、次! みたまっち、選んで!」

「うん。じゃあ、これ!」


 いくまおねぇたまに次のましゅまろを選ぶように促されて、僕は無造作に一つのましゅまろを選んだ。


「えーっと、『こんたま! ハロハロー! なんかもう、いくまっちの人生が色んな意味でハードモード過ぎてマジで泣きました。っていうか、友達とこの配信を見てたんですが、全員号泣でした。でも、いくまっちの話しで、本当にいじめはダメというか、犯罪だということを強く認識できました。将来の目標がなかったけど、先生になりたいと思います!』とのことです。どう思う? いくまおねぇたま」

「いや、応援しまくり! ってゆーか、あれを聞いて正確な認識が出来たのは本当に嬉しいっしょ。人の経験談は参考になる程度で止まることが多いけどさ、こうしてそれを聞いて将来を決めてくれたわけじゃん? その人。これほど嬉しいことはないし、ウチとしても、いじめなんてもんは無くなってほしいからね! 是非とも、教師の道を進んでね!」

「うん、本当にね。わたしも……お姉ちゃんをいじめていた人たちのことを許した、なんてことを思った日はないから」


 だからこそ、お姉ちゃんに逆ギレしに来たあの人たちは、当時中学二年生ながらにドン引きしたというか、本当に呆れたし、怒ったからね。


【あー、そう言えば、邪神の家に逆ギレしに来たバカたちに、みたまちゃんがガチギレして追っ払ったんだっけ?】

【前に邪神が話してたっけ。まだ、邪神とか呼ばれてない頃だけど】

【あれを言ったの、考えてみれば中学生時代のみたまちゃん(♂)なのか……】

【みたまちゃん、マジで人生二周目説ある?】

【マジである気がして来た】


「みたまっち。みたまっちが人生二周目なんじゃ? って疑われてるよ?」

「それはさすがにないよ!? まだ一周目ですっ!」


 間違っても、実は前世が! なんてことはないです!

 あるのは、今の人生の記憶だけだもん。


【草】

【そりゃそうだw】

【むしろここで、実は二周目なんです! とか言われたら、それはそれで困惑したわw】

【まあ、本当にそうなら、こうもピュアピュアな性格にはならんよねって言う……】


「あはは! だよねだよねぇ。んじゃ、次行こーう! 次は……これ! えーと? 『ハロハロー! いくまっちのオリハルコンメンタルに脱帽しました。こういうことを訊くのはだめかもしれませんが、いくまっちは相手を殺したいって思わなかったんですか?』。ん~、ぶっちゃけ殺意増し増したっぷりだったかな」

「やっぱりそうなの?」

「そりゃそうっしょ。だって、無二の親友殺されたようなもんじゃん? だから、最初は胸の内がドス黒い殺意で染まったけどさぁ……なんてゆーの? こんなことをしても、親友は喜ばないし、何よりウチには笑っててほしいって言うと思ったかんね。あとはまぁ……ここで殺したら、相手と同じ最低な人間になるって思ったら、ねぇ? 殺す気も失せるってもんっしょ。なら、死ぬよりもキツイ生き地獄に落とした方がよくね? ってね」

「なるほど。やっぱり、いくまおねぇたまは強いね」

「これでも、場数は踏んでるようなもんだしねー。まあ、二十三で経験することじゃない気もするけど」

「あ、あははは……。でも、それで言ったら、わたしもいくまおねぇたまとは別の方向で場数を踏んでるような気がするなぁ……」

「たしかに。普通、高校生で娘ができる、なんてないっしょ」

「本当にね」


【何度聞いてもおかしい】

【みたまちゃんの場合、高校二年生で頭がおかしい人外魔境でトップやってるんだもんなぁ……】

【新人君も高校生だけどな】

【高校生ライバーがいるのも普通にすごいんだよね。個人ならまだしも企業で】

【っていうか、学業両立ができてる時点で……】


「コメでふと思ったんだけどさ、みたまっちの学校での成績ってどんなもんなん?」

「わたし? うーんと……優等生、って言うほどじゃないかな? あ、でも、テストの成績は上の下か上の中くらい?」

「いや普通に優等生じゃん」


【天空ひかり:みたまちゃんは優等生ぞ? っていうか、先生からの評判がよくて、心優しくて、宿題を忘れた人相手には宿題を見せるんじゃなくて、時間までに問題の解き方とか色々と教えてくれる存在ぞ? あと、予習復習はちゃんと毎日やる派】

【ガチガチの優等生じゃん……】

【そう言えば、今はみたママさんが家事やってるっぽいけど……それまで、みたまちゃんって学校行って、配信して、家事して……って生活してたんだよね? え、バケモンじゃん……】

【というより、らいばーほーむメンバーはなぜか二足の草鞋は当たり前だし、下手したら三足の草鞋をやってのける奴いるから……】

【やっぱおかしくない???】


「そうでもないと思うんだけどなぁ……」


 僕よりも、柊君の方が成績はいいし、僕よりもいい人はいっぱいいるしね。


「あ、えと、その、答えにくかったら言わなくていいんだけど、いくまおねぇたまの成績はどうだったの?」

「ウチ? やー、なんてゆーかさ、先生からも媚びられまくってたから授業まともに受ける気はなかったんよ」

「え、そうなの?」

「そそ。でもま、ウチって基本大抵のことはこなせるから、居眠りとかさぼっててもテストの点は取れてたんよ」

「へぇ~!」

「あ、言っとくけど、ウチみたいなのはマジお勧めしないかんね? これを見てる学生諸君は、真面目に授業受けた方がいいから。内申点に響くし」

「それはそうだね……」


【そりゃあね!?】

【うんまあ、当然ではあるけど、やっぱさぼりたくなっちゃうんだよね……】

【春風たつな:大人として言うけど、学生時代は短いから、いろんなことをした方がいいし、真面目に授業は受けた方がいい。将来に夢も目標もない人ほど、猶更】

【天空ひかり:うんうん。私も人生ガメオベラしかけたけど、土壇場で奮起して勉強しまくって今があるからね☆ 是非とも、頑張ってね! 現役学生諸君!】

【もう二月なんだよなぁ……】

【人によっては受験が……】


「んじゃ、次のましゅまろ行こ。みたまっち、よろよろ!!」

「うん! じゃあ、これにしようかな。『こんたま! 邪神も過去が重いですけど、いくまっちも断トツで重かったです……。というより、らいばーほーむメンバーって、たまに闇を感じさせる言動とか過去を話したりしてますが、実はらいばーほーむに入るのに、大なり小なり闇深な出来事が無ければ入れないなんてことがあったりするんですか?』だって。えーっと……さすがにないと思うよ?」

「うんうん。ってゆーか、ウチらの場合はほら、らいばーほーむメンバー全員、その重いことを乗り越えた結果、なんか頭おかしいだけだから!」

「それだとわたしもおかしいってことにならないかな!?」


 少なくとも、僕はそこまでおかしくないと思うけど……!


【魔乃闇リリス:みたまはまあ……うむ、ところどころおかしいのじゃ】

【春風たつな:実際問題、おかしな面が目立つ時もあるからね】

【草】

【らいばーほーむに入ってる時点でねぇ……】


「みたまっち、諦めて」

「何を!?」

「あははー! って、気が付いたら食べ終わってた。ん~、おかわりしたいけど……やめとこ! 腹八分目! あと、出来ることなら長くみたまっちの牛丼食べたいし! ってなわけでごちそうさま!」

「……」

「ん? みたまっち、どしたん? ウチのことじっと見て」

「あ、いや、えと……そう言えばいくまおねぇたまってお嬢様なのに、どうして牛丼と綿あめが好きなのかなー、って」


【言われてみれば】

【シャトーブリアンの塊を持ってきたり、お高いカニを大量に持ってきたりしてるお嬢様ないくまっちがなんで庶民的な物が好きなのかは気になる……】

【これも例の委員長が関わってたりして……】

【……あり得る。結果的に委員長好きになったわけだし……】


「ん~、あれ。親友と一緒に食べた思い出の食べ物だからかな」

「あ、そうなんだ……」


 あはは、と笑ういくまおねぇたまの言葉を聞いて、僕はしゅんとした。

 なんだか、今日はずっといくまおねぇたまのトラウマを刺激してるような……。


「いや別に暗くなんなくていいかんね!? 思い出って言っても、一緒にお祭りに行ったー、とか、初めて牛丼チェーンに行ったー、とか、その程度だから!」


【その程度って言うけど、それが唯一無二の親友と、っていう枕詞が付いた瞬間から重くなるんだよ……】

【マジでどこに地雷が仕込まれてるかわからねぇ!】

【とりあえず、パーソナルデータは地雷になりかねねぇ!】

【いくまっち相手だけ、マインスイーパーみたいになってて草……も生えないわ】


「だから気にしないでいいし!」

「……うん」

「あー! えー! うーん! はいましゅまろね! ましゅまろ行くかんね! えーっと適当に選んだこれェ!」


【テンションどうなってんだよwww】

【落差がwww】

【あの話を聞いた後だと、実は空元気なのか……? って思ってしまう】

【うんまあ、大丈夫なんでしょう。多分】


「えーっと、なになに? 『今の姿を見ていて、色々安心したわ。というか、なんかこう、うん。ほんとゴメン。でも、算段が付いたから……思い出の場所でね! 1―Aの雅撫子(笑)より』………………」

「いくまおねぇたま?」


 適当に選んだましゅまろを読み上げた直後、いくまおねぇたまが動かなくなりました。

 よく見れば、手が震えてるし、口がパクパクしてるけど……今のましゅまろって……?


【いくまっち? いくまっち!? 大丈夫!?】

【あの、微動だにしなくなったんだけど! というか、このましゅまろ……ましゅまろでいいのこれ? 内容がイミフすぎる……】

【天空ひかり:ん~、普通に考えたら、さっきのいくまちゃんの話を聞いていたずらをしかけた愉快犯って感じだけど……だとしたら、いくまちゃんの様子がおかしいんだよねぇ】

【雪ふゆり:ですねぇ~……大丈夫でしょうかぁ~?】

【夜久嬢かざり:なんだか心配ですわ】

【魔乃闇リリス:大丈夫か? いくまよ】

【クソまろの類か……?】


「あの、いくまおねぇたま?」

「……あっ、え、あ、ゴメンゴメン! ちょっちびっくりしてただけ!」

「そうなの? 大丈夫? もしかして、体調が悪いとか……?」

「いやいやいやいや! むしろ絶好調! みたまっちなら、ウチの状況見て体調不良って思わないっしょ?」

「……うん。嘘を吐いてるようには見えないかな?」

「でしょでしょ? あ、ごめんだけど、みたまっち、今日の配信はここで終わらせていい? ウチ、ちょっち用事できた」

「あ、うん。もちろん。結構長くやってたし、それにここはいくまおねぇたまのお家だから!」


 突然用事が出来たと話す、いくまおねぇたまの配信終了のお願いに、僕はほんのちょっとだけ首を傾げたけど、すぐに笑って了承しました。


「えーっと、というわけで、いくまおねぇたまに用事? ができたみたいなので、配信は終わりにします! 今日も見てくれてありがとうございました!」

「なんかゴメンね! ちょっちやることできちゃったんで!」

「それじゃあ、おつたま~~!」

「おつたまっしょ!」


【いや唐突ぅ!?】

【なに? 今のましゅまろ、用事ができるほどの何かだったの!?】

【天空ひかり:おつたま! いくまちゃん、色々とお疲れ様!】

【春風たつな:用事がなんなのか気になるが……声色からして、嬉しい半分、驚き半分だったと思うが】

【弩めい:何かいいことでもあったのかもしれませんね】

【神薙いなり:んまあ、マジで幸せになって、って思っちゃうほどでしたしねぇ。あ、おつたま!】

【雪ふゆり:おつたまですよぉ~!】

【魔乃闇リリス:おつたまじゃ!】

【いくまっちの急用ってなんなんだろう??】

【まあ、配信を終わらせてでもやるべきことだったんだろうね】

【それにしても、最後のましゅまろは一体何だったのか……】

【邪神の書いた内容が正解っぽいような気もするけど……うーん、わからん】

【いくまっちにいいことがあればそれで十分ですわ】

【ちげぇねぇ】

 次回は閑話です。

 実は昨日の回、今回の配信を見てるらいばーほーむメンバーが全員コメントを書いた瞬間があったんですが、その中で一名だけコメントを書かなかった奴がいます。何してたんでしょうねぇ。そいつは。

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― 新着の感想 ―
神様、もし神様がやったのなら、マジでナイスすぎる。 このままライバーでもなんでもいいから関わりが増えるといいね
アマテラス様、、、黄泉の領域は生の世界とつながってるから、、、?黄泉神もみたまちゃんの心といくまっちの過去に同情したのかな?それともイザナミ様の協力でも、、、?
神は見ていたということかなぁ?
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