配信#33ー2 いるかおねぇたまとうさぎおねぇたまとのお説教配信だよっ!:2
「ともあれ、睡眠は大事ということで……それで、えーっとまずはこのお部屋の惨状についてだね。前は衣類とかそもそもベッドの上でお菓子の食べかすなんかがあったけど今回はなくなりました。ということは、うさぎおねぇたまはやればできる子なんです」
「そ、そう、ですか……?」
「うん。だって、本当にできない人は、きっと同じことをしていたと思うので。そういういいでは、二つも問題点を直すことができた時点で、うさぎおねぇたまは頑張れる人だなって思います」
「み、みたまさん……」
【頭ごなしに説教するんじゃなくて、ちゃんといいところを見出すところがすごくいいと思います】
【これで高校生ってマ?】
【何度も思うけど、みたまちゃんってなんというか、生活における部分が完全に実年齢よりもすごく上だよね】
【わかる】
【高校生なのに、そういうところの精神性が明らかに大人なんよ】
【まあ、それを守れてない大人がらいばーほーむに多すぎるような気もするけどねぇ……!】
【それはそうw】
「さすがに、一回で全部は直せるとは思ってなかったので、今回はすごく進歩だと思います」
「あ、ありがとう、ござい、ます……!」
「というわけで、次の目標は床の状態が浮島じゃなくて、大陸状態を目指そうね、ということです」
「ん、なるほど、言い得て妙」
「だって、足場が少ないもん」
【大陸ww】
【みたまちゃんのワードセンスよ】
【実際、汚い部屋ってそういう感じに見えるからねぇ……】
【猫夜はつき:こういうのを見ていると、気を付けようって思えてくるぞ……】
【天空ひかり:ミートゥー】
【こう、自分より酷いものを見ると、変に安心するというか、なんか落ち着くよね……】
「だから、そうだね……最初の目標は、お部屋の扉からベッドまでの間に道を作ること。そこから徐々に大陸を作っていって、最後に綺麗な状態を保つ。みたいな感じに、目標を定めた方が改善しやすいかなって」
「な、なる、ほど……! た、たし、かに、ゲーム、でも、脳死でレベリングする、より、目標を持って、やった方が、いいです、もん、ね……!」
「ん、たしかに、目標があった方がモデリングもはかどる。その思考を掃除にも使うと」
「そういうことです!」
【あー、確かにそういう方が続くってのはある】
【実際、習慣づけってそういう感じだよね】
【デレーナ・ツァンストラ:とりあえず、この日までにこれを書かないと、という意識みたいなものよね】
【ツンデレちゃん、それはなんか違う】
【それは強迫観念だと思う】
【草】
実際に、目標なしでただ漫然とやるのって、ちょっと精神的にきついものがあるからね。
習慣づけば問題はないけど、そこに至るまでがなんだかんだで一番辛い部分。
お勉強だって、志望校とかがあったほうがはかどるしね。
「というわけで、うさぎおねぇたまへの課題は今言ったとおりです。もちろん、すぐに直してね、っていうわけじゃなくて、徐々に直していってね! 無理のない範囲で、うさぎおねぇたまのペースで大丈夫だよ!」
「み、みたまさん……!」
「本当にお母さんみたい」
「う、うーん、実際にお母さんみたいなものではあるけど……」
【それもそれでおかしいんだよなぁw】
【ゆあちゃんとゆいちゃんとか、養子縁組するつもりだもんなぁw】
【なんだったらすでにお母さん呼びよ】
【高校生で二児の母とかいうありえない状況なのはほんと草なんだよなw】
【さすがみたまちゃん!】
【天空ひかり:ちなみに、双子ちゃん二人相手に対するみたまちゃんの母性はすさまじく、我が家では鼻血と吐血が絶えません☆】
【鼻血はともかく、吐血は普通に大惨事なのに、らいばーほーむに慣れ親しむと何も思わなくなるよね……】
【むしろ当然のことよ】
【デレーナ・ツァンストラ:自然の摂理よね】
【信じられるか? これ言ってんの、元常識人なんだぜ】
【元ww】
【まあ、実際に元みたいなもんだし?】
【デレーナ・ツァンストラ:元じゃないわよ!?】
【狼神いくま:デレーナっち、それは嘘っしょ】
【猫夜はつき:うんうん。はつきたちみたいに、キャラ薄同盟とは違って、すごく濃いぞ。元常識人なのに】
【キャラ薄同盟www】
「え、えーっと、はつきおねぇたまといくまおねぇたまは全然薄くないと思う、よ?」
実際に一緒にコラボした時だって、なんだかんだで目立ってたし……まあ、お姉ちゃんがすごく濃いからっていうのはあるとは思うけど……。
【猫夜はつき:いい娘すぎるぞ……!】
【狼神いくま:マージいい娘っしょ】
【みたまちゃんは慈母神のようなもんだからね】
【設定上、見習いの神様だから間違いじゃないと思うw】
「あ、あははは……」
実際にそれっぽい姿になれるから何とも言えない……。
「ともあれ、まずはお掃除かな。あ、今日はわたしがやっちゃうけど、今後は自分でやること!」
「わ、わかり、ましたぁ……!」
「了解」
「じゃあ、お掃除です!」
というわけで、お掃除が始まって……
◇
「終わりました!」
お掃除が終わりました。
【いやはえぇ!?】
【時間がかからなすぎでしょw】
【あの、掃除が始まってから三十分しか経ってないよ? なんでもうこんなに綺麗になってるの!?】
【みたまちゃんの家事スキルどうなってんねんwww】
【天空ひかり:まあ、みたまちゃんって一軒家の全部屋の掃除を2時間~3時間で一人で終わらせちゃうしねぇ】
【バグかな???】
【人じゃねぇww】
「ん、みたまの掃除は本当に速い。それでいて、かなり丁寧」
「あ、あっという、間に、綺麗に、なって、ますぅ……!」
「これくらいの広さなら全然。それに、うさぎおねぇたまって基本的に使うお部屋が少ないみたいだしね」
「き、基本、ここと、隣の仕事部屋、だけ、なので……」
「そう言えば、隣にの部屋は何? 仕事部屋ということは、トレーダー関係?」
「は、はいぃ。えと、六つくらいのモニター、と、PCとか、いろんな機材があって……」
【あ、そこはわけてるのか】
【てっきり、そこも寝室が兼ねてるのかと……】
【弩めい:とれぇだぁ……株、でしたか? なかなかに難しい物のように思えましたが、あれで生計を……すごいですね】
【いやマジですごいんだよなぁ……】
【少なくともゲーム制作のために物件をあっさり購入したり、シャトーブリアンをナチュラルに買ってきたり、カニを買ったりして来てるからなぁ……】
【まあ、タラバガニだから正確にはカニじゃなくてヤドカリだけどな】
【たしかにww】
「んっと、前に聞かなかったけど、そっちのお部屋って綺麗なの?」
「か、環境次第、で、機材トラブルがある、場合もある、ので……。さ、最悪、億単位のお金が、飛ぶ可能性も、あります、から……」
「「あぁぁ……」」
億、億かぁ……。
億ってなんというか、すごく重い、もんね……。
僕も実際にも10億持ってるし、ね……うん……。
【マジでシャレにならねぇ……】
【ある意味うさぎちゃんの金銭関係はリスクがすごいからなぁ……】
【トレーダーって時点でそもそもよ】
【夜久嬢かざり:うさぎ様だからこそということですわね。わたくしの知り合いにも大暴落を経験した人がいましたもの】
【どんな知り合い!?】
「でも、そういうお部屋は綺麗に保ててる、ってことだよね?」
「は、はい……!」
「えっと、ちょっとだけ見てみてもいい? あ、中には入らないから」
「だ、大丈夫、です。その、PCに触らなければ、問題はない、ので……!」
「ありがとう! じゃあちょっと覗かせてもらうね!」
許可が出たので、ちょっとだけ覗きに。
ガチャリと扉を開けて中を覗くと……。
「あ、本当に綺麗……」
その中は綺麗に保たれていました。
それと、お部屋の奥にはモニターが六つ並んでいて、グラフ? のようなものや、英語とかあれは……ドイツ語? かな? うん、なんか色々な言語で書かれたものが表示されていました。
「ん、本当に綺麗だった」
「せ、生命線、なので……」
「これくらいできるなら他のお部屋もできていていいような……って、あれ? うさぎおねぇたま、真ん中のモニターのグラフのようなもの、なんかすごい勢いで右肩上がりになってるけど……」
「えぇぇ!? あ、ほ、ほほ、本当、ですぅ!? す、すす、すみませんっ、ちょっとだけ……!」
僕に言われてうさぎおねぇたまは目を見開くと、慌ててパソコンの方へ。
「え、う、嘘……な、なんで、こん、なに……!?」
「ん、もしかして、まずい?」
「えっ、だ、大丈夫!? わ、わたし、なにかやっちゃった……?」
「い、いえっ! む、むしろ、謎の、大高騰をしていて……! わ、わぁ……」
困惑しているのか喜んでいるのか、両方とも取れる反応をするうさぎおねぇたまの手は淀みなく動いていて、ほどなくして立ち上がるとこちらに戻ってきました。
「え、えっと、とりあえず、大丈夫、なので、戻り、ましょう!」
「あ、うん!」
なんだか嬉しそうな雰囲気のうさぎおねぇたまと一緒に寝室の方へ。
「戻りました」
【お帰り!】
【なんか、うさぎちゃんがびっくりしたような声出してたけど何かあったの?】
【まさか、大暴落?】
「あ、い、いえ、なぜか、右肩上がり、を超えて、その、ほぼ真上レベル、で高騰して……な、なぜかすごく稼げ、ました」
【????】
【何があったらそうなる!?】
【真上www】
【そんなことある???】
【普通はねぇ】
「わ、わたし、も、見たことがない、光景で、びっくりしました、けど……ありがたい、です」
「んっと、よかった、のかな?」
「は、はいっ。む、むしろ、みたまさんが、見に行ってくれた、から、です、ね!」
「ん、さすが宝くじで一等前後賞込みで当てる人は違う」
「さすがに周りに影響はないと思うよ!?」
【あー、なるほど、幸運の狐ってことか】
【天空ひかり:でも実際、みたまちゃんの幸運って地味に周囲に影響与えてるよね。私の方も結構幸運なことあったし】
【マジかよ】
【雪ふゆり:というより、私たち三期生はそもそも恩恵にあずかってる気がしますよねぇ~。宝くじ配信の時とかそうですしぃ~】
【猫夜はつき:たしかに。じゃなきゃ、はつきたちも高額当選なんてしなかった気がするぞ】
【言われてみれば……】
【これ、ワンチャン他のライバーも幸運になってるのでは?】
【デレーナ・ツァンストラ:そう言えば、あたしも発売前の本が重版決まったことがあったわね……】
【狼神いくま:ウチもなんか実家が近年稀に見る黒字だー! って騒いでたっけ】
【天空ひかり:私はまぁ、なんか知らないけど大企業との契約が成立したし、知らない間にバカみたいに同人誌が売れてたりしたくらい?】
【マジで影響出てねぇ!?】
【草ァ!】
【これ、今いないライバーどうなってんの……?】
【魔乃闇リリス:本職の方でかなり依頼が来るようになって、ちょっと忙しいのじゃ。あ、今はちょっとした休憩中故、これきりじゃ】
【春風たつな:私もまあ、最近はモデルの方が忙しくなったね。というより、オファーが物凄い増えたと言うか……あぁ、私も休憩中】
【宮剣刀:俺の方はなんか本職の方でなんか謎の特別ボーナスが出たな。感謝状も来たらしいが、よくわからんな!】
【詩与太暁:ボクは、ん~……あー、あれ。なぜか最近個人的好みな人たちから今まで以上にモテるようになったな~っていうのと、割と大きな企業からなぜか声がかかったりとか~?】
【うん、いやこれおかしいね!?】
【一期生~三期生軒並み影響出てるやんけェ!?】
【みたまちゃんとリアルで関わると幸運になる説】
【ありそー……】
「ち、ちなみに、いるかさんは、どう、なんです、か?」
「私は宝くじ。あと、前職のクソブラック企業から未払いだったお金とかその他諸々が振り込まれた。あと、前に趣味程度で流した3Dモデルの配布データがものすごいことになってた」
【やっぱ影響出てんじゃねぇか!】
【みたまちゃんが関わるだけに幸運になるのか……何その能力? 神様かな?】
【割とマジで幸運の神様してそうだなこれ】
「さ、さすがに一緒にいるだけで影響は出ない、と思う、気がします……けど……」
え、ないよね? 本当にないよね?
一応僕、神様からなぜか加護を貰ってるってお話だし……しかも、二つ。
もしかしてそれとか……?
わ、わからないけど……どうなんだろう。
「ん、今はわからなくとも、外部コラボをした時に判明するはず」
「た、たしかに。だ、だって、みたまさんと、配信、して、幸運なことが、起これば、確定、です、よね……!」
「そ、それはどうなんだろう……?」
【もし確定したら、みたまちゃんへのコラボ依頼がすごいことになってそう】
【たしかにww】
【むしろ、案件依頼も増えそうだよねw】
【関わったら幸運になります! ってんだったら、案件を依頼したくなるし、あり得るww】
【まあ、らいばーほーむは下手な所の案件は受けないから大丈夫でしょう!】
【むしろ、そろそろ案件が来てもおかしくないよね】
【コラボ案件とかだったものすごいことになりそう。売り上げとか色々】
気が付いたら、僕と関わる=幸運、みたいなよくわからない図式が完成していました。
……どういうこと?
実際問題、椎菜と関わると幸運になります。
実際に影響が出るレベルって結構ヤバいんですけどね。
あと、案件の話題が出ましたが、近々案件系の話しもやります。というか、覚えてる人がいるかわかりませんが、以前椎菜と栞がモデルをやった時のあの会社ですね。
どんなんだっけ!? っていう人は、#59辺りを見ればわかるかと思います。
ちなみにですが、そこの会社は椎菜たちがモデルをやった影響ですっごい黒字になってるからね。すごいね!
なので、椎菜が案件受ける=会社が幸運になる、みたいな感じ。




