イベント#裏話:3&Q&A:7
【みたまたちが泊まってるホテルについて】
・名前は『リポウズ』。
作中でも語られている通り、普通にお高いホテルであり、基本的には金持ちな人や、東京に出て来て頑張って奮発しました! みたいな人達などが宿泊するような場所。
サービスが充実しており、ホテルが経営するレストランの料理も大変美味しい。
洋食だけでなく、和食も食べられるので、外国の人に人気のある場所である。
最上階のフロアと、一部の部屋をらいばーほーむは予約している。
最上階には、椎菜たちライバーたちとマネージャー、社長、その他のスタッフたちが泊まって、それ以外のフロアに別で泊まってる人が数名いるが、椎菜たちはそっちは知らない。知ってるのは社長とごく一部のスタッフのみ。
セキュリティ面も万全であり、社長が身バレや変な輩に付きまとわれないようにするために取った場所なので、安心安全。
ちなみに、本番当日までの間に、どこかの母娘が人気者になってる。
特に、娘が二人が人気であり、ホテルのスタッフとすれ違うと、ぺこりとお辞儀をしてにっこり笑顔で「おしごとがんばってくださいっ!」「……くださいっ」と言って来るので、それはもう人気である。
その結果か、従業員たちの頑張りがすごいことになっており、ただでさえ質のいいスタッフたちの質が上がったとかなんとか。
あと、レストランで食事をしている時に、二人はデザートのサービスを貰っていたりする。嬉しそうに食べる姿を見た椎菜は、それはもう、実に母性溢れる笑みを浮かべてたとか。
尚、シスコンとロリコンとおぎゃリストは死んだ。
【ミニゲーム一覧:3】
『日頃の恨み! ストレス発散! 変態叩きゲーム!』
・春風たつながメインのミニゲーム。
簡単に言えば、普通のもぐら叩きである。
穴から飛び出してくるシスコン、ロリコンをしばくゲームで、上手く叩くとたつながストレスを発散したかのようなボイスが流れる。お労しすぎる。
基本的にもぐら叩きなので、子供受けがいい。
難易度設定等は特にないのだが、後半に進めば進むほど難しくなるが、結構良心的。
というか、他のメンバーのミニゲームの難易度がおかしいだけで、本来ならこれが基本。
『とりあえず、鍛える!』
・宮剣刀がメインのミニゲーム。
刀のボイスに合わせて、体を動かすだけのゲーム。ゲームと言うか、簡易版、ビリー〇ブートキャンプみたいなもん。現代で言えば、『Fit 〇oxing』とか、そっち系が近い。
採点方式であり、高得点を取ると、刀のご褒美ボイスが聴ける。
そのため、ちょっと体重が気になる女性や、ボイスが聞きたいがためだけに頑張る腐女子や、普通のファンの皆様が全力でやっている。大体女性しか並んでない。中には単純に体を動かしたいだけの男性もいたりするが、まあ、女性の方が多い。
実はライバーそれぞれのミニゲームの名称は、各ライバーが決めており、刀はまあこれでいいだろ! ってことでこの名前を付けた。つまり、どこかの変態撃退ゲームの名前を付けたのも……。
【会場内の様子とか】
らいばーほーむのイベントであり、基本的に何でもあり。
そのためか、来場者たちも結構なんでもありなので、普通にコスプレしてる人もいる。というか、公式もどんどんやっていいよ! って言っているし、実は更衣室なんかも用意されている。何してんの。
まあ、女性ライバーの方が圧倒的に多いので、女性のコスプレイヤーが多いが。
たつな、いくま、デレーナ、いるかなどが割と多い。男性だと、刀。逆に、リリス、暁、みたまの三名はキャラ設定が災いして、ほぼいない。というかみたまとリリスに関しては0と言ってもいい。
理由はまあ……そもそも、本人たちの身長が片や138センチ(ロリ巨乳)、片や140センチのロリとあって、普通に難易度が高い。というか、あの二人は容姿と声がセットでパーフェクトな存在と言われているので、二人レベルの愛らしい低身長な容姿と、可愛い声をしていないと無理じゃね? と言われている。コスプレイヤー泣かせのキャラとも言える。リリスならば、小学生とか、低身長な中学生、高校生くらいが頑張れば行けるかどうか、と言うレベル。みたま? あれはもう、存在がファンタジーなので本人以外のコスプレは無理とか言われてるので。
暁に関しては、普通にレベルが高いのがいる。
低身長組を除くと、シスコンとロリコンの二人が少なかったりする。
まあ、言わずもがな。
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ここからQ&A!
Q.らいばーほーむのイベント1日目で、一番早く並んだ人って何時?
A.丑三つ時かな。その人曰く、『なんか知らんけどすっげぇ怖かった……』とのこと。尚女性。
Q.一部の人のチケットの入手先ってどこ?
A.どこだろうね! まあ、柊に関しては、事前に連絡があったんじゃないですかね。誰からって? さぁ? わたもちママはまあ、お察しだよね。っていうかあの人、イベントで発表! とか、閑話で語られてるし。憶えてる人はいるのかわからないけど。
Q.フラグ建築した?
A.いやいや普通に考えてくださいよー。前半のあれとか、思いっきり奇跡ですからね? さすがに、後半もあの三人が固まるなんてことはないし、それ以上にヤバいのが固まることもないからね! これでもし、シスコン、ロリコン、おぎゃリスト、核弾頭ちゃんが固まったら、過去話系を投稿することを誓いましょう。
Q.ひかりとどっこいどっこいないくまの闇深い話って何?
A.覚悟の準備をしてください! 人によっては、シスコンの話しよりキツイ! っていうか、多分あれ以上かもしれない。では準備OK?
はい、じゃあ、なるべく簡潔にしますが……結構長いです! ごめんね! 興味がなければすっ飛ばしてOK! っていうか、本作に合わないくらい割と重めなので、人によっては避けた方がいいかも!
まず初めに、いくまの学生時代は今みたいな性格じゃないです。
狼神いくまこと、友成杏実の実家である、友成家はそれはもうすごい大企業。
国内でも有数の大企業であり、その社長令嬢であるいくまは、幼少期からいろんな人と関わってきたわけです。具体的には、実家に近づくのを目的にこびへつらう人とか、子供である自分相手にやたら姿勢が低い教師、その他にも身代金目当てで悪だくみをする大人、などなど。
そう言う人たちに嫌気がさしていたいくまの高校生時代の性格は、お世辞にも明るいとは言えませんでした。うさぎの噛み噛みな会話を正常にして、少しだけキツイ性格な感じと言えばいいでしょうか。
で、中学校と高校では、中高一貫のお嬢様学校に通ってたんですね。
その学園内でもトップレベルの家柄と言うこともあり、まあ、接点を持とうとする人もいるわけです。
高校生になっても変わらなかったことで、杏実自身はどんどん気力がなくなりました。
尚、杏実は普通に頭がよく、授業中寝ていてもテストでは高得点は取れていましたし、運動神経も抜群。
しかし、相手が友成コーポレーションの社長令嬢ということもあって、先生も注意する人がいなかったんですね。
無気力と言っても過言ではない状態にいた杏実に接し始めたのが、一年生の時に同じクラスにいた所謂委員長タイプの女子生徒(眼鏡付き)でした。
その委員長は、杏実の家柄を一切気にせず、
『友成さん、授業は寝ちゃだめでしょ!』
と注意しました。
最初はまともに取り合わなかった杏実でしたが、いつもいつも自分を注意してくる委員長ちゃんに、なんでそこまでして自分に絡んでくるのか、と尋ねると、
『だって、当然じゃない。むしろ、なんでみんな注意しないのかがわからないわ』
と呆れ混じりに言われました。
そこから、自分は友成の令嬢だから誰も注意しないと言えば、
『家柄なんて、結局両親や祖父母、もっと前の人が築き上げた物で、友成さんがすごいわけじゃないじゃない。っていうか、みんなそうでしょ? 最初は0からスタートなのが普通で、私たちはたまたま、成功した人たちの家に生まれただけ。なら、色眼鏡をかけることなく、対等に接して切磋琢磨した方が、お互いのためじゃない』
と返された。
それがきっかけで、杏実は委員長ちゃんに興味を抱くことになりました。
そうしうて、ある程度接していく内に、二人は仲良くなり、親友同士に。
とはいえ、性格が早々変わるわけでもなく、杏実の性格はいつも通り。
そんな時に、委員長ちゃんが、
『もう少し明るくした方がいいと思うわ、杏実は。そうね……あ、ギャルなんてどう?』
といつもはお堅い表情の委員長ちゃんが冗談めかしてそう言った時があった。
最初は自分には似合わないと流した杏実だったが……。
時間は過ぎて、高校三年生になった二人は、更に仲を深めていた……のだが、ある時問題が発生。
唐突に、委員長ちゃんがよそよそしくなりました。
疑問に思いつつも、普段通りに接そうとしていた杏実だったが、なぜか委員長ちゃんはすぐにどこかへ行ってしまう。
もしかしたら、自分が何かしてしまったのかも? と不安に思った杏実は、委員長ちゃんの誕生日がもうすぐだったことを思い出し、サプライズで仲直りをしよう! と思いつきます。
ところが、ある時から委員長ちゃんが学園に来なくなってしまいます。
二週間経っても学園に来ない委員長ちゃんを不思議に思った杏実は、委員長ちゃんに会うべく家に行ったのですが…………そこで、最悪の事実を知らされます。
実は、不登校になったのではなく……自殺してしまっていたんです。
それを知った杏実は茫然としたし、震える手で理由を尋ねると、委員長ちゃんの両親が杏実宛の手紙を手渡してきました。
そこからわかったことは、実は委員長ちゃんがいじめに遭っていたこと、しかも、その理由が杏実と仲良くなっていたから、というものであった。
主犯核の生徒は、杏実と仲良くしてる委員長ちゃんが気にくわなかったからいじめに走ったんです。
手紙には、杏実への謝罪の言葉と感謝、それからもっと明るく、いろんな人に好かれるような人になってほしいというメッセージがありました。
で、まあ……ここが分岐点。この時、復讐者を選んでいたら、らいばーほーむに入っていません。
しかし、ここで取った杏実の行動は、復讐は復讐でも、真っ当な復讐です。
まず、両親に親友の仇を取りたい、と言って相手を徹底的に潰すことをお願いしました。
両親も、娘の親友に起こった出来事に大激怒。
一家総出で真っ当な復讐を開始。
結果として、相手が本当に最低なあくどい人物だったことが判明。学園では杏実が全力でいじめの証拠を集め、目撃者を手に入れ、いじめに加担した生徒を味方につけ(最終的にはどん底に突き落とした)、そうして主犯格だけにまで追い込みました。
そして、主犯格の実家の会社の方は、両親の調べでかなり悪いことをしていたことがわかっていたので、それを利用して会社を潰しました。まあ、まともな社員たちは新しい就職先を斡旋したけど。
その結果、主犯格の一家は見事に落ちぶれ、真相を知った学園の他の生徒や取引先の企業から非難されまくり……その後の行方はわからなくなりました。噂では、かなり悲惨になっているとのこと。
親友を失った杏実はしばらく無気力状態になりましたが、杏実宛の手紙を再度読んで、このままじゃだめだと奮起。元々趣味でやっていたプログラミング技術で、そっちの道へ進み、かなりの成功を収めました。
卒業後は、『ギャルなんてどう?』と言う委員長ちゃんの言葉を思い出して、話し方を変えて、今の杏実になっています。
本人的には、今の自分があるのは委員長ちゃんのおかげとのこと。
あと、地味にギャルなのも気に入ってるとか。
いくまが高校卒業後にギャルになったことと委員長スキーになったのは、当時の委員長ちゃんがきっかけです。
今は、委員長ちゃんの一件もちゃんと吹っ切れており、手紙は大事にしまってあります。
らいばーほーむに入ったのは、いろんな人に好かれる人になってほしい、というメッセージもありましたが、まあ、それ以前に本人にらいばーほーむ適正があったから、っていうのもある。
以上が、いくまの闇深い話になります。
本人的には、折り合いがついているけど、自分から話すことはしないし、極力露見しないようにしています。
ちなみに、委員長ちゃんの実家の企業は、杏実の実家の企業から支援を受けることとなり、今はかなりの企業に成長しております。
愛菜とはまた別方面の重い話。
愛菜は、自分自身がいじめのターゲットになったけど、杏実の場合は親友がターゲットになった挙句、自殺してしまったこと。
尚、委員長ちゃんは天国で今の杏実の姿を見て心の底から爆笑してますし、委員長ちゃんはとても清らかな人物だったと言うこともあって、もしかすると、現世で杏実と再会できるかもしれません。
方法は……色々ありますが、天国と言えば、と言うことで一つ。
ともあれ、以上! クソ長くてごめんね!
アホみたいなイベント話の最中に、アホみたいな暗い話(?)が流れましたが……うん、重くね?
いくまの設定、重くない? 本編であんなに空気になってるのに、重くない?
ちなみに、いくまのおしゃべりコーナー回の時の贖罪の意味は、手紙の中身のことについて言っています。今の自分は明るいから安心してね! みたいな感じです。
らいばーほーむのメンバーって、大なり小なりやや重めの過去を持ってるけど……ひかりといくまがトップクラスに重いと思います。




