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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2023年 11月

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閑話#26 らいばーほーむメンバーのなんてことない小話:1

 おまけのおまけェ!

【デレーナの場合】


「あぁぁ~~~~っ……お、思いつかないッ……! ネタがッ! なんにもッッッ!」


 デレーナこと、ミレーネは祖母と共に経営している古書店の奥にて、ネタが思いつかずに頭を抱えていた。


 ミレーネの本職はラノベ作家であり、古書店の店主とらいばーほーむでライバーをしていることは副業である。

 本人は常識人として入っているが、最近は母性つよつよお狐ロリの登場で、常識人という肩書がバッキバキにぶっ壊されて、今ではおぎゃる常識人になっている。


 そんなミレーネが書くラノベだが、最近は百合ものを執筆中である。

 アニメ化されるレベルで人気のある作品もまだまだ完結していないが、なんとなくで書いてネットに投稿していたら、担当編集にバレて書籍化が決まってしまったのである。

 ちなみに、モデルはどっかのクレイジー事務所である。


「はぁ……やっぱり、どうあがいても、シスコンとロリコンのキャラが強すぎるッッ……! どうあがいても、周りを食うんですけどぉ!? なんなのあの人たち!? なんで物語の中でも大暴れなのよッ……!」


 ガシガシと頭を掻きながら、そう愚痴るミレーネ。

 頭の中には、愛する妹のためなら本当に人外になりそうなシスコンと、おっとり系お姉さんなのに頭の中はロリのことしかないドピンクなド変態ロリコン。

 モデルにしたキャラを登場してみたのに、なんか強すぎた。

 なんでモデルにしても暴れるのよあの人たち……とミレーネは苦い顔になった。


「あぁっ、もうっ! このままじゃ、締め切りが間に合わないっ……! あたしの締め切りがぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」


 まだまだ時間がかかりそうである。



【リリスの場合】


 東京都の某所のスタジオにて。


「――はいオッケーです!」

「ふぅ……」


 大学で講義を終えてから、東京へやって来た栞は、本職の方の仕事をこなし、オッケーと言われると、ふぅと息を吐いて緊張の糸をほぐした。


「いやぁ、今日も良かったよ、あかりさん!」

「ふふ、ありがとうございます」


 栞を褒めながら近づいて来た男性に、栞は柔らかい笑みを浮かべると、お礼の言葉を返した。


「相変わらず、声の幅が広くていいねぇ。普段から何か努力を?」

「そりゃぁ、こないな仕事をしとるんよ? 努力はすんでぇ」

「そりゃそうだ! んじゃ、次回も頼むよ!」

「こちらこそぉ。それじゃあ、うちはそろそろ用事があるさかい、帰るなぁ」

「あぁ! 気を付けてな!」

「それではぁ、お疲れ様やぁ」


 にこっと笑みを浮かべてか会釈をしてから、栞はスタジオを出た。


「んん~~~っ! はぁ……今日もなんとかなったなぁ~。それにしても、まさかライバー活動がプラスに働くなんてなぁ」


 そう独り言を零しながら、ふふ、と笑みを浮かべる。


「あれはあれで、演技の幅が広がる言うことやなぁ。うんうん、いいことやぁ」


 スタジオを出ると、既に日は落ちていたようで、外は街頭や会社のビルなどから漏れる光で明るく照らされていた。


「むむむぅ~……こんな時間かぁ……これなら、適当な場所で食事を取った方が得策やなぁ」


 小さな腕時計で時間を確認すると、既に夜の七時半。

 家がある浜波市までは、電車で一時間ちょっと。

 帰る頃には九時前で、そこから夜ご飯を作るのも億劫だと判断したリリスは、適当な飲食店で食事を取ってから家に帰るのだった。



【いるかの場合】


「……ん、これで完成。我ながら素晴らしい出来」


 作業を終えて、モニターに映る3Dモデルを見て、いるかは満足げな表情だ。

 普段は割と表情が薄い方の藍華だが、今だけは誰が見てもわかるくらいに満足そうだ。


「次はこっちの衣装モデル……相変わらず、わたもちママは仕事が早い」


 そう言いながら、次に作るモデルのデザインを見ながら呆れ半分感心半分が混じった声音で呟く藍華。

 今現在藍華がしているのは、例のみたまを主人公としたゲームの衣装違いのみたまのモデル作成である。


 例の焼肉パーティーの次の日には、早速とばかりに一つのデザインが送られてきて、それを見た藍華のやる気がMAXになり、一つを完成させるまで寝ないッッ! と決めてそのままモデルを作成していたのである。


 ちなみに、作業机の上や横にはエナドリの空き缶が転がっており、もう寝ろよ……と言いたくなるくらいの惨状となっている。


「ん、こっちも良き。でも、バニーとは思い切った……全年齢、出来る? 最悪、BかCは覚悟した方がいい……かも。けど、妥協はなし。Zじゃなければ問題なし」


 一瞬、このゲームをAで出せるのか、と不安になったのだが、すぐに18禁じゃなければ問題ないと判断して、そのまま次の作成に取り掛かるのだった。



【たつなの場合】


 その日、皐月はなんとなくの気分でツーリングを行っていた。

 自身が所持するバイクに乗って、県外までバイクを走らせ、そうして自然豊かな場所に到着すると、バイクを一度止めて近くのベンチに座った。


 現在の服装はカジュアルなシャツにジーンズ、そこにライダースジャケットを羽織っており、元のカッコいい系の容姿から、かなりのイケメンである。

 ちなみに、途中をすれ違う女性などは、思わず皐月を見て見惚れていたが。


「ふぅ……ここは気持ちがいいね。うん、普段のストレスを忘れられる……」


 ふっ、と爽やか~な笑みを浮かべる皐月。

 頭の中に浮かぶストレスと言えば、最恐で、最凶なシスコンと、常識人の道から外れてしまった、おぎゃる常識人、それから度し難いロリコンの変態である。


 他にも、同期の男性とまともな面もあるにはあるが、やっぱりらいばーほーむなのじゃロリ魔王、すぐに死のうとするコミュ障、委員長スキーギャル、愉快犯的ショタ、太陽神を崇拝するクソ猫、女版山〇宏一など、みたまを除いたほかのらいばーほーむメンバーがそれはもう皐月のストレスとなり、胃痛となって襲い掛かっておいた。


「おかしい……デレーナ君もあの日まではツッコミ側だったと言うのに……なぜ、なぜだっ……なぜ、私ばかりが胃痛に悩まされるんだッ……! いや楽しいけど!」


 だんっ! と自分の太腿に拳を叩きつけながら思わず叫んだ。

 結構とんでもないことを外で愚痴っているが、幸いなことに、ここはそこまで人通りが少ないので……あと、平日だから。

 まあ、さっきみたいに人が通らないという保障もないが。


「はぁ……唯一の癒しはみたまちゃんだけか……あぁ、なんかもう、疲れたよパト〇ッシュとか言って、私も色々放棄したくなる……」


 ははは……と虚ろな笑みを零す皐月。

 らいばーほーむ一の苦労人の周囲には、それはもうびっくりするくらいのどんよりとした空気が漂う。

 すっごい美人なのに、どこか残念な感じである。


「……だ、だがしかしっ、私一人が地獄を見るのも、あと少しっ……! 何せ、私の求めていた常識人枠が入って来てるくれるんだからねぇ……! 私はもう一人じゃない! 絶対に逃がさないぞ! というか、私を一人にしないでっ……! もし逃げられたら…………ハハッ」


 もしも逃げられそうになったらと考え、皐月は乾いた笑いを零した。

 この後も、独り言で愚痴りまくって、色々とすっきりしてから、皐月は再びバイクに乗って近くの美味しい喫茶店でローストビーフサンドを食べてから、自宅に帰るのだった。


 ちなみに、どこかの苦労人幼馴染は、ゾクゾクッッ! と背筋を震わせたとか。



【シスコンの場合】


「997……998……999……1000! よし! ウォーミングアップ終わり!」


 そう言いながら、汗をぬぐうのは天空ひかり、及び桜木愛菜こと、シスコンである。

 現在は、タンクトップとスパッツとかいう、完全に運動仕様な服装だ。

 場所はどこかの山の中であり、周りにはなぎ倒された樹木や焚火の跡、テント、ドラム缶、動物の骨などが落ちている。


「いやぁ、最近はなかなか時間が取れてなかったけど、やっぱり鍛錬は大事! 椎菜ちゃんを全力守護するためには、今の私でも力不足……やっぱり、最低限一個大隊と真正面から戦っても無傷で制圧できるようにならないとだよねぇ……」


 などと、意味不明なことを呟く愛菜だが、これが冗談でもなんでもなく、マジのトーンで言っているのだからホラーである。

 ちなみに、今し方行っていたウォーミングアップとは、逆立ちしつつ両手の親指だけで行う腕立て伏せのようなあれである。

 なんか、バトル漫画で見かけるようなあれ。

 あれをウォーミングアップという形で、しかも1000回も行える辺りが化け物である。


「あ、植林もしないとまずいかな……ちょっと、なぎ倒し過ぎたし」


 ストレッチをしつつ、周囲に倒れる樹木を見ながら、そう零す。

 そう、周囲に倒れている樹木はシスコンが鍛錬でなぎ倒した木々である。

 その太さは千差万別だが……明らかにぶっといのもある。

 それらは綺麗に各場所でまとめられており、よく視れば何かを建てようとしているに見える。


「ふふふ、やっぱり鍛錬をしつつツリーハウス建設もしないとね! 椎菜ちゃんに悦んでもらう! そして、みまちゃんとみおちゃんという、我が姪っ子ちゃんたちにも! そうして、お姉ちゃんすごい! ってキラキラした目で言ってもらうんだい!」


 シスコンの行動原理はどこまで行っても愛する妹と姪っ子基準である。


「ん~、やっぱ鍛錬用に私有地を買ってよかったー。こういう場所なら、誰にも見られず、鍛えられるからね! あと、柊君をここに連れて来ても問題なし! 私の私有地だから!」


 そう、実はシスコンがいるこの山は、愛菜がポケットマネーで購入した私有地なのであるッッ!

 元々買う予定がなかったのだが、色々あって買ったのだ。

 ちなみに、購入したのはらいばーほーむに入ってから一年が経った辺り。

 元々は、例の神社がある場所で鍛錬を行っていたのだが、やっぱあった方がいいよね! とか言う理由で山を買っていたのである。

 やっぱり頭がおかしい。

 あと、実はそんなに値段がしなかった、というのもある。


「さてさて! 今日は何をしよっかな~。まずは木を蹴り倒して、岩を殴り砕いて……あー、そう言えば熊が出るんだっけ……んー、やるか……? いやでも、さすがに今日は日帰りだからなぁ。椎菜ちゃんたちに獣臭い! なんて言われたら泣いて死ぬ自信がある……うん、やめやめ! それに、一人じゃ食べきれないし。……いい鍛錬にはなるんだけど」


 ……一応、シスコンは人間なのだが、椎菜という弟(妹)が出来てからと言う物、明らかに人外離れが深刻化しているが、ちゃんと人間である。

 神々も異常個体なシスコンを見て、こわっ……とか思っているが、人間である。

 熊相手に素手でも問題なく勝てるが、ちゃんと、人間である。


「ま、いっか! それじゃ、今日のメニューをこなして、イベント告知配信にでも行こうかね!」


 そう言うと、愛菜は鍛錬を始めるのであった。

 そうして、らいばーほーむの狂人は、体がどんどんと強靭になっていくのである。

 はい、サプライズ的な追加話!

 行けるか? と思って書いたら、思いの外行けちゃったので追加投稿!

 やったね! 3話投稿だよ! ちなみに、今回の話は、各キャラの一日を書いた話です。一日とは言ってもほんの一部だけどね! 本格的なのは別で書く!

 あと、しれっと別で職を持ってるという情報だけがあったリリスの職が出ましたね! 明言はしてないけど!

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― 新着の感想 ―
ふと疑問に思った もし、もしも柊君が事務所は辞めないとしてもライバーたちと接していくうちにツンデレちゃんのように"あちら側"に行ったらたつな様は…ハハッ
ねえ姉怖い 神々もビビってんのヤバいって たつな様マジで苦労人やなあ というか作者さん病み上がりで3話投稿は 怖いって体大丈夫ですか
シスコンは・・・いつも通りおかしいんだよなあ
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