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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2023年 11月

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201/458

配信#23-1 らいばーほーむみんなで焼肉パーティーだよっ!:1

【らいばーほーむ全員集合! のんびり焼肉パーティー!】

 らいばーほーむ公式

 チャンネル登録者181万人

 1,019,622人が視聴中

 #コラボ #らいばーほーむ


「みなさん! こんたま~~~っ!」


¥10,000

【こんたま!】

【こんたまぁ!】

¥1,500

【こんたま!】

¥30,000

【こんたまぁぁ!】

【あれ、入りがみたまちゃんになっとる!】

【今回3Dか!】

【ん? あれ? なんか、人数おかしくね?】

【あ、ほんとだ。というか……んん!? みたまちゃんが増えとる!?】

【どゆことぉ!?】

【いや待て。それ以前に別問題があるだろ】

【あぁ……なんか、死んでるロリコンと見知らぬ3Dモデルの人と、その二人を蘇生してる人がいるんですが】


「くっ! まだ戻らないのか!?」

「ダメです! 悟りを開いた仏陀の如き笑顔です! 二人とも! 一向に心臓が動く気配がありません!」

「心臓! とりあえず、心臓を動かすのを頑張るんだ! ただでさえ、時間が押してる中、配信を始めているんだ! なんとしても、序盤で蘇生する!」


【蘇生!? 蘇生って聞こえたんだけどぉぉぉ!?】

【ちょっと待てやぁ!? VTuberの配信で絶対にゲーム配信以外で聞かない単語が聴こえるし、後ろでガチ蘇生してる人らがいるんだけど!? 何があった!?】

【クソッ、初手からツッコミどころしかねぇ!】

¥6,900

【一体裏で何が行われているというんだw】

¥4,444

【誰か説明してくれねぇ!?】


「はいはーい! ではこの私が説明してしんぜよう!」


【シスコンかよw】

【お前が説明でいいのか!?】


「えー、とりあえず、ふゆりちゃんとわたもちさんが死んだ! 以上!」


【以上! じゃねえよww】

【その経緯を説明してほしいんですが!?】

【ってか、わたもちママ!? いるの!?】

【そういえば焼肉パーティーに誘われてたなw】

【つーか、なんで配信前から死んでるんだよ!? 何があったらそうなる!?】


「あ、あははは……え、えーっと、その、原因はわたしでして……」


【みたまちゃんが原因!? ……まあ、いつものことだな】

【そうだな。みたまちゃんならいつだって萌え殺ししてるし……】

【今更じゃん】


「僕、普段からどういう風に思われてるの!?」

「まー、死体製造機―?」

「暁おにぃたま!?」


【草】

【死体製造機は草】

【明らかに外見やら性格やらで一番似合わなさそうなのに、キルスコアは断トツだからな】

【まあ、らいばーほーむでキルスコア稼げるの、他じゃ陛下くらいだが】

【それなw】


「我の扱いも気になるのじゃが!?」

「まあほら、二人はロリピュアだし。ロリは属性としては万人受けすると言ってもいいジャンル。故に、二人は最強の個性を兼ねそなえた攻略ヒロイン――もとい、ドル箱ということっしょ」

「いくま君、それは明らかにアウトだ!? というか、ライバーがドル箱発言はどうかと思うよ!?」


【草ァ!】

【ドル箱www】

【まあ正直、みたまちゃんがらいばーほーむのトップだしなw 登録者数的に】

【それなんだよなww】

【つーか、始めて二ヶ月ちょっとで150万人はヤバすぎるでしょww】

【可愛いからね! 仕方ないねぇ!】


「ああ!? なんか口から出て来たんですけど!? 魂的な奴? これ魂的な奴ですか!?」

「戻して戻して! それ旅立ったら天に召される! というか、貧弱過ぎるよ!? いや、わたもち君は事情的に仕方ないにしても、ふゆり君は貧弱過ぎる! もっと鍛えた方がいいと思う!」

「たつなよ、ふゆりには無理だと思うぞ、我」

『『『うんうん』』』


【ふゆりんの扱いww】

【ロリコン……おかしい人を亡くした(笑)】

【ってか、心臓止まるレベルって何があったんだよww】

【たしか、みたまちゃんが原因らしいけど……】


「あ、はい、えーっと、その……前に、その、子供凸が会ったことがあったと思うんだけど……」


【あったなぁww】

【子供凸とかいうVTuber配信じゃ絶対聞かないであろうパワーワード】

【しかもそれを言ってるのが、一番無縁そうなみたまちゃんという】

【あの時はお祭り状態だったなぁw】

【それがどうかしたん?】


「あ、はい、あの後色々ありまして、一人増えまして……」


【ちょっと待って? 増える? 増えるって何!?】

【二週間弱の間に何があった!?】


「まあ、あれだよあれ。実はその子に生き別れた双子の妹がいて、偶然見つけたら一緒に暮らすことになった! みたいなね☆」


【奇跡じゃねーか!?】

【うっそだろww】

【そんなことあるぅ!?】

【さっすがみたまちゃんだぁ……】


「で、その娘たちが現在画面に映っております、蒼い髪のみたまちゃんとみたまちゃんオルタの娘が、娘ちゃん二人です」


【いやいるんかいっっ!】

【草ァ!】

【娘同伴で配信に来るとかヤバすぎるだろww】

【みたまちゃんがらいばーほーむになってしまったっ……!】

【元々らいばーほーむなんだよなぁw】

【これは酷い】

【いやほら、常識人でもらいばーほーむってる時はあるから……】


「で、そのみたまちゃんにぴったりくっついたまま緊張しつつ挨拶をした結果、二人の頭部がパァァァンッ! ってなって、血が噴出して死にました☆」


【死にました☆ じゃねーよ!? 絶対人体からはならない音だよね!?】

【どう聞いても銃撃された時の音なんですがそれはw】

【えぇぇ……(困惑)】

【なんというか……うん、反応に困るわ】


「あ、あははは……」


 僕自身、まさかこうなるとは思ってなかったから、その気持ちは本当によくわかります……。

 ちなみに、あの後説明しようと思ったんだけど、思った以上に蘇生が大変だったことと、時間が押していたこともあって、そのまま配信が開始。

 なので、二人が神様であることをまだお話していません。

 配信が終わったら言わないとなぁ……。


【ってか、娘ちゃん二人を連れてきてよかったの? 配信だよね? こう、問題とか……】


「その辺りはこの私が社長に説明済み且つ許可を貰ってるのさ! 折角だからということで、二人には今日は特別ゲスト的な形で参加してもらってます」

「な、なるほど、です……!」

「しかし、みたまもよく連れてこようと思ったのう」

「……その、出発するところにちょっと泣かれちゃいまして……一緒に行きたいって、ぐずっちゃったから……」


【あぁ……それは確かに無理】

【少なくとも、ロリコンが即死するレベルの幼女二人って考えると、すっごい可愛いんだろうし……うん、絶対無理】

【そもそも、幼女が泣きそうって時点で無理、勝てない。折れるわ】


「そゆこと! で、せっかく焼肉パーティーするなら、一緒にいたほうがいいかなって! あと、この場で説明しておけば、今後二人が間違って凸っちゃっても平気そうだし」


【たしかにw】

【前は本当にヤバかったもんな】

【むしろ、あれで炎上しないのがすげぇw】

【そこはほら、みたまちゃんの性格とか、みたまちゃん過激派が頑張ったから】

【それ、主にシスコンとロリコン、わたもちママ、ツンデレちゃんの四人じゃん】

【草】

【全員らいばーほーむに関係のある奴らで笑うw】


「ちょっ、なんかびっくんびっくん痙攣してね!? 大丈夫なのかこれ!?」

「カムバーーック! ふゆりさん、わたもちさん頑張るんだぞっっ!!」

「ん、みたまが仕込みをしてくれたお肉が食べられなくなる」

「ほら、ロリ百合同人誌だよー」

「暁、あんたそれ意味あるの……いや、ふゆりさん相手には意味ありそうね……」

「もういっそ、ショック療法って手段もあるっしょ」

「ふむふむ……つまり、鼻に山葵とからしを突っ込むってことだね☆ いや、この場合デスソースの方がいいかも?」

『『『それは死ぬ奴!』』』


【アカンw 後ろが気になり過ぎるw】

【全員挨拶してないのに、裏でロリコンとわたもちママを蘇生するのに必死になってて草なんですが】

【いやぁ、酷いっすねー】

【しれっと殺人しようとしてるシスコンに誰もツッコミを入れてないんですが】

【いつもじゃん?】

【草】

【草】


「えー、じゃあどうやって起こすー? 誰かアイディアある人ぉぉ!」


 まったく起きる気配のない二人に、お姉ちゃんがちょっとだけ不満そうにしながら周囲にいるみんなにアイディアを募集しました。


『『『みたま(ちゃん)(っち)(さん)でどうにかなるのでは?』』』

「僕ですか!?」


【満場一致で草】

【原因がみたまちゃんなら、治すのもみたまちゃんということか……マッチポンプかな?】

【まあ、みたまちゃんが起こせれば、だが】

【絶対起きるに花○院の魂を賭けるぜ】

【じゃあ私はお爺ちゃんの魂を賭けるわ】

【↑あなた、いつぞやの掲示板にいませんでした?】

【草】

【僕っ娘かわえー】


「じゃあ、みたまちゃん、ごにょごにょ……」

「えっ、そ、それを言うの? でも、あの、今はそっちの姿じゃないよ……?」

「大丈夫大丈夫! きっと起きるって! じゃ、二人は一旦みたまちゃんから離れてね!」

「「はーい」」


【声かわよっw】

【クソ可愛いなぁ声ww】

【みたまちゃんの娘(義理)は、みたまちゃんレベルに可愛いというのか……】

【遺伝してないはずなんだがなぁ】


(遺伝してるんだよなぁ、神様で実の娘だし)


「じゃ、じゃあ、えと……」


 僕はお姉ちゃんに言われるまま、二人の傍へ近づき、二人の耳元に口元を近づけて……


「――ざぁ~~こ♥ わたしの娘を見るだけで、気絶しちゃう変態さぁ~~ん……起きないとぉ……いたずら、しちゃいますよ~……?」

「「――閻魔大王をぶっ殺してでも戻るッッ!」」

「ひゃぁ!?」

「きゃっ!」


【急に起きるなや!www】

【それで起きるの!?】

【いや起きるだろあれは】

【すまん、鼻血が止まらん……】

【こっちは心臓止まった……ア゛ッ――】

【ありがとうございますッッッ!!!】

【あの、今の悲鳴ってツンデレちゃんとたつな様だよね? あの、たつな様の悲鳴可愛くない?】

【何を言ってるんだ!? たつな様は普通に可愛い時があるだろう!?】

【その通り!】

【普段はクールぶってる人ほど、可愛いもの好きなんだ!】

【お前らwww】


「ハッ! こ、ここはどこ!? うちは鬼神!?」

「いや、少なくとも鬼神じゃないと思う」

「あらあらぁ~~、たしか鬼の方々の全身の関節を外していたはずですがぁ~~~……」


【こえぇよ!?】

【ロリコンこわっ!】

【つーか、閻魔大王ぶっ殺そうとしてなかったかこいつら!?】

【うわぁ……】

【やっぱらいばーほーむこわ……】


「あ、え、えと、お、おはよう、かな、二人とも……」

「おはよう! って、あれ? 今どういう状況? うち、ふゆりさんと一緒に頭が弾け飛んでたはず……」

「ですねぇ~……あらぁ~? もしかして、もう配信が始まってる感じですかぁ~~?」

「おう! とっくに始まってるぜ!」

「二人はずっと心肺蘇生されてたぞ」

「ん、大惨事だった」

「あらぁ~、これは失礼しましたぁ~。えーっと、ゆきふりぃ~、ロリコンですよぉ~」


【オイちょっと待てww】

【何事もなかったかのように自己紹介すな!ww】

【ってか、ロリコンでいいのかよww】


「みなさんども! みたまちゃんのママこと、わたもちでっす! 今日は焼肉パーティーにお呼ばれしてます!」


【だから自己紹介をすなww】

【自由か!? お前ら自由か!?】

【まあ、らいばーほーむだし……】

【これが焼肉パーティーの導入部分……? 嘘でしょ……?】

【頭がおかしい……】

【〝これがイカレタジャパニーズの配信者たちか……少し怖いな!〟】

【〝HAHAH! なんてクレイジーなんだ!〟】

【おい外国人がいるぞww】

【みたまちゃん経由だろこれ】

【ついにコメ欄にも外人が……w】


「あらぁ~? もしかして、誰も挨拶をしてなかったんでしょうかぁ~?」

「その通りよ! というか、まだみたまママしか挨拶してないわね! べ、別に、頼まれてはいないけど!」

「デレーナ君、君のツンデレというアイデンティティが雑になってきてないかい?」


【草】

【草】

【まあそれはそうww】

【個別配信の時はまともなのにw】


「それは本当に失礼しましたぁ~……」


 状況を飲み込めたようで、千鶴お姉ちゃんは申し訳なさそうな笑みを浮かべました。

 すると、みまちゃんとみおちゃんの二人がとことこと近寄って来て……。


「おねーさん、だいじょーぶ……?」

「……ん、おかしいひと、だけど、その……しんぱい、です」

「ホア!?」

「ハッ!? え、やっぱり夢じゃなかった!? え、あれ!? なんで増えてる!?」

「えっと、その、詳しい説明は省きますけど……新しい娘です……」


 そう言うと、二人の表情が固まりました。

 かと思えば、わたもちおかぁたまが何かに気付いたようで、ぷるぷると震えながら……


「……と、ということは、こっちの娘は……もしかして……」

「そ、そう言うことになります……」

「い……生きててよかったァァァァァァァァァ!」


【わたもちママ!?】

【一体どうした!?】

【そんなに可愛いのか!? え!?】


「いやもうこれ可愛いとかそんな次元じゃねぇです! イラストレーターとして、これほど幸せなこともねぇですよ!? ヒャッハーーーーーーーーーー!」

「……おかーさん……おばーちゃん、おかしー……」

「でも、おばーちゃん、やさしーよ……?」

「……そー、なの?」

「うんっ」

「ん~……じゃあ、へんだけど、いーひとです……」

「ぐふうっ!」


【草】

【変な人ww】

【というか、またしてもおばーちゃん呼びww】

【マジでなんでおばーちゃん呼びされてるのか謎すぎるw】


「あ、そうでした。えーっと、色々とあれなので、こっちの蒼い髪のわたしは、神薙ゆあちゃんで、黒髪のわたしは神薙ゆいちゃんです。二人とも、この時間はそう名乗ってね?」

「んっ、ゆあはゆあ……!」

「……ゆいは、ゆい、です」

「うん、偉いね~。間違っても、いつもの名前は口にしちゃだめだからね? おかーさんと約束だよ?」

「「はーいっ」」

『『『ごふっ……!』』』

「あれ!? どうしたのみんな!? なんで血を吐いてるの!?」


【カハァッ!】

【ぼ、母性が違い過ぎる――!】

【こ、これが、てぃ、TSっ娘、だと……!? ぼ、母性の化け物か……ぶはぁっ!】

【母親属性強すぎぃ……】

【アァァァ!? 俺にはツンデレちゃんみたいにおぎゃりたい願望はないんだァァァァ!? イヤァァァ!? 母性が侵食してくるゥゥゥゥゥ!?】

【これは酷いww】

【というか、双子ちゃん可愛すぎかよ……】

【これはもう、らいばーほーむの双子幼女ライバーとしてデビューすべきでは……?】

【↑何それ最高かよ】

【まあ、基本はみたまちゃんとの配信になりそうだけどな】

【たしかにw】

【ってか、自己紹介が未だに無くて草】

【今回の全員コラボ+αも初手からひでぇなぁww】

 蘇生、間に合わなかったんです。まあでも、みたまちゃんが蘇生したのでプラマイゼロ!

 尚、ロリコンは二人に心配された時に、意識が飛んでいましたが、最後の母娘なやり取りを見た瞬間起きて吐血しました。あいつなんなん?

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ウワアアアアアアア、、、母性がアアアアアアア オギャる願望はないがああああ 耐えろおおおお、耐えるんだ私ぃぃぃぃぃぃ あれ、、、体が少し透けてるようn、、、、、、
死亡と蘇生両方を司るみたま親子w
にやにやがとまらねぇですよ おばーちゃん()
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