『6』 街なのに人がいない!?
しばらく更新しなくて読んでくださっていた方ごめんなさい!!
(何日間更新しなかったんだろう・・・エ~ト25日からだから・・・
123・・・え!?10!?10日間も更新してなかったんだ・・・)
「ほら!!そっちにいったよ!!」
オオカミみたいな魔物がこっちに逃げてくる・・・
ピュ!!タクトは思いっきり剣を振る
【グガ!!】
また一発で魔物を倒した・・・先ほどよりもうまくなってきたようだ
「ふぅ~やっと全部の魔物を倒したね♪」
「ああ、結構きつかったな・・・」
なぜこの会話をしているかというと・・・
二人はラリフにむかっている途中に魔物の群れにそうぐうしてしまったのだ・・・
(どんだけ不幸なの!?)
ざっと30匹いたようだが、わずか10分で全部倒したようだ・・・(はや!!)
ラリフまであと少し・・・の、はずなんだが・・・ここら辺は霧が濃いためかなり近くにいかないと分からないようだ・・・
「おかしいなぁ~」
リリが疑問を口にする
「ここら辺はいつも晴れているって聞いたんだけどなぁ・・・」
「晴れてるって・・・どこが!?霧ばっかりだよ!!」
「だからおかしいって言ってるでしょ!!とりあえず街いこ!!街!!」
二人はダッシュで街に行った・・・が、人は誰もいない
「なんで人がいないの!?霧のこと聞けないじゃない!!」
さすがに自分も疑問に思う
(たしかに街だよなぁ・・・人がいないなんておかしいよ・・・)
「と、とりあえず先進んでみよう!!」
先に進んでみたが、人は誰もいない・・・それどころか霧もかなり濃くなってしまった・・・この霧の濃さと、誰もいないゴーストタウンにいつまでいないといけないのだろう・・・
「このままじゃ一生さまようことになりそうだな・・・」
タクトがつい言ってしまった・・・リリが反論する・・・と思いきや
「ん~ありえる話かもね~」
リリの余裕の言葉・・・かなり冷静だ・・・・(普通なら騒ぐだろ!!)
タクトが突っ込む
「・・・なんでそんなに冷静なんだよ・・・」
「え~騒いだって意味ないでしょ?余分な体力使いたくないよ~いつ魔物が襲ってくるか分かんないんだよ!!」
「そ、そういえばそっか・・・人もいないんだったら魔物が来る可能性もあるな・・・」
「あ、もしかして魔物のせいで人がいなくなったかもよ~(笑)霧も魔物のせいかもね~(笑)」
笑っているリリにタクトが再び突っ込む
「笑うかよ普通・・・・」
「いいでしょ別に~いないのは事実・・・」
言いかけたその時!!
♪~~~♪♪♪~♪~
「!?」
いきなり歌声が聞こえてきた・・・
「歌!?」
「人がいるみたい・・・早く行ってみよ!!」
二人は声を頼りに行ってみた・・・すると霧の中にぼんやりと人影みたいたのが見えてきた
♪~~~♪♪♪~♪~
歌っているのはこの人らしい・・・もっと近づいてやっとはっきり見えた
目は青くて髪が長く腹まである・・・
ウェーブがかかっていて金髪、まるでフランス人形みたいだ・・・
年はは同じぐらいの少女だ
つかさずリリが話す
「んねぇ、ちょっといい?」
「!?」
少女も気づいたようだ・・・いきなり話しかけたのでちょっとびっくりしている
「別に怪しいもんではないよ!!ちょっと霧の原因が知りたいんだけど・・・」
かなり怪しんでいる・・・用心深いのはいいんだが・・・イライラする・・・ ちょっとキレかかってリリが自己紹介をした・・・
「ん~もう!!あたしはスリグ族のリリ・テール!!怪しいもんじゃないよ!!」
ハァ~タクトがため息をした・・・
(騒いでも意味ないってさっき言ってたじゃないか・・・)
と思いながら自分も自己紹介をする・・・
「オレは、れ・・いや・・・タクトだよ。」
危うく麗華と言ってしまうところだった・・・
ちょっと間をおいて少女が口を開いた
「・・私はイーリス族のルイ・ナリストと申します・・・先ほどは疑って申し訳ございません・・・」
丁寧な言葉遣いだ・・・結構大人びている
「いいよ、そんなこと♪それより霧のことなんだけど・・・」
「霧の原因は私たちでもわかりません・・・」
「んじゃあいつ頃から出始めた??」
リリが質問する
「えっと・・・つい最近のことです。たぶん1週間ぐらい前でしょうか・・・」
「こんなにもすぐに霧って出るもんなのか?」
今度はタクトが質問した
「普通はありえないと思うな~ここら辺は空気が乾燥しているって聞いたよ、そうでしょ?」
「ハイ、その通りです。しかも、ここでは雨でも年に数えられる程度しか降りません」
「ん~そかぁなんでできたんだろう・・・」
リリも頭を抱えてしまった・・・
「んま、とりあえずここの偉い人に会わせてくれない?いろいろ聞きたいことがあるんだよね~」
さらっと流し、本題に入った
「それでしたら私が案内します。」
「助かるよ♪んじゃよろしく♪」
「はい、ではついてきてください」
どんどん進んでいく・・・行っているうちに階段がみえてきた
「この一番上の家にいます。かなりつらいですけど頑張りましょう」
こうして3人はかなり長い階段をのぼっていった