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実験室にて
初めての投稿です。
勝手がよくわからないので、温かい目で見守って下さい。
後更新は不定期です。
「やばい終わらない」
とある学院の実験室において
1人の男が唸っていた。
「折角就職先が決まったのに」
男は就活を舐めていた。
不採用通知を受け取る度に焦り、
本腰を決めて望んだものの、
やっと就職先が決まったが気付いたら
卒業式間近であった。
「今日も泊まり込みか」
卒業論文のための実験が終わらず
今日で一週間泊まり込みである。
「えーと硫酸カリウムを3g、アンモニアを10g…」
いつもの様に実験材料を装着に入れ攪拌器に入れ温度を上昇させていく。
「さて材料は入れたから終わるまで仮眠するか。」
化合物が出来るまで3時間かかり、それから分析機器に入れデータを取っていくのを何回も繰り返すのである。
30分後異臭がしたので、目が覚めた。
「あれ、俺なんかやっちゃたか?」
急いで装置を止めようとした時、ふとさっき入れた薬品が目に入った。それはある薬品と一緒に入れると爆発する物質であった。
「あ、オワタ。」
その後実験室は光に包まれた。