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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

廃棄実験場

お父さんは言いました。

作者:みれにあむ
 お父さんは言いました。
 空に浮いている雲の上には、魔物が棲んでいるんだって。
 白い雲はふわふわで、乗ろうとしても落ちちゃうけれど、黒い雲には必ず魔物が棲んでいるから、黒い雲の下に行ってはいけないよ、と。

 お父さんは言いました。
 雲の上に魔物が棲んでいる様に、地面の下にも魔物が居るんだって。
 時々私が退治していたぷにぷにも、ばっちい魔物の一つなんだって。
 魔物が残していく小さな欠片はお金に替える事が出来るけれど、ばっちいから魔物には直接触ってはいけないよ、と。
 病気になってしまうからね、と、お父さんは言いました。

 お父さんは言いました。
 女の人の胸もぷにぷにだけど、あれはばっちくないんだって。
 あのぷにぷにには、夢と希望が詰まっているんだよって。
 私の胸がぷにぷにしていないのは、辛い事が沢山有ったから、希望が足りていないんだ。だから、私も早くぷにぷにになる様に、幸せにおなりなさいって。

 何でも知っているお父さん。
 優しい笑顔に見詰められて、私も、うん、分かった、って答えるんだ。
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