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現状できること

いつもありがとうございます!!

 しかしここまでの結果、状況になったのは僕のせいでもあり世界のせいでもある。もっと良い選択ができていれば、運が良ければと思わずにはいられない。だがそう嘆いても現状は変わらず、立ち止まった分だけ時間と機会が失われていく。

 進み続けるしかない。社会は変えるのは難しい、自分自身だけを変えるほうが簡単だ。たとえ人から見て間違った道であろうと突き進む、自分の価値観に従って突き進む、それだけだ。


「……どう、されましたか?」

「いや、なんでもない」


 僕はスクイドの言葉に、意思関係なくそう答えた。なぜだか自分自身に言い訳がましく響き、とても不快感を感じる。頭の隅では良くない兆候とわかっているのに、感情は理性ごと飲み込んでいくようなーー


「他に質問はあるか? なければ街道まで送る」

「……確かその際は眠らせると」

「ああ」

「それ、どうしてもやらなきゃいけねーのかよ」

「……ああ」

「……わかった」


 もっと文句がきたり揉めると思っていたが、オネフットは納得いかないまでも受け入れてくれた。目をそらして歯を食いしばっている様子から、仕方ないという気持ちや恐怖の感情もあるように見える。

 僕はスケルトンに連絡をとり、二人を眠らせるように指示を出した。すると術を待機させていたのか、了解の返事とともに術が発動。彼らの体から力が抜けていった。僕は頭などを打たないように片手ずつで支え、ゆっくりと横たわらせる。


(ではスケルトンは周辺警戒に戻ってくれ。あと間違っても襲わないように)

(もちろんです。配下にも徹底させます)

(あと術はどの程度で解けそうだ?)

(今回は1日程度は眠るよう調整しました)

(……なら適当な場所までは護衛してやってくれ)

(確かに、運んでいる状態で複数体に襲われたら不利ですな)

(ああ、頼んだぞ)

(お任せください)


 僕は念話を切り、そばに居るゴーレムに話をかける。横着する訳じゃないが魔力温存ためだ。口頭でも問題なく、聞かれても問題ない会話なら節約するのが賢いはず。


「では彼らを街道まで運んでくれ、方角はダンジョンを出て真っ直ぐでいい。あと途中まではアンデットが護衛につく、それと1日程度で覚醒するからそのつもりで。あとはーー」


 その他に細々としたこと説明したり、渡しそびれていた金をゴーレムに預けたり、人社会では問題をなるべく起こさないようにと喚起もしておいた。

 ゴーレムからの念話もないし、頷いてもいるし理解に問題はない様子だ。


「では頼んだぞ」


 頷いたゴーレムは二人を小脇に抱え、足取り軽くダンジョンを出ていく。


(舞い上がっている訳じゃあるまいな……)


 心配する気持ちが顔を出したので、僕はゴーレムを見送ることにした。

 ダンジョン入り口から彼らを見る限り、進む方角に問題はない。アンデットも護衛のために離れた位置からついて行っている。渡すものは渡したし、不利益にならない範囲で二人の命令を聞くようにとも言っておいた。何かもっと支援ができればよかったが、現在の魔力量ではロクなものが召喚・生成できない。


(……分かっていることだが、やはり魔石をストックする必要があるな)

なんか最初の部分説教くさいですね……

推敲時はもっとうまく処理しなければ……



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