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実験

いつもありがとうございます!!

 それから僕はメニューを開き、スケルトンの欄を選択する。必要なのは骨と魔力と魂、基本的にはこの3種類。今思えばどの種族の骨なのかという項目が選べない、ランダム性なのだろうか。その場合環境によっては犬や鳥、獣人や魔物のスケルトンが召喚・生成される可能性もある。

 もしかしたら検証するには適さないかもしれない、どうにかできないだろうか。


(きちんと手元に用意すればそれに準拠したスケルトンが選べるのか……? だがどうやって比較するんだ?)


 骨によって差が出るなら、きっと魂によっても差が出るだろう。魔力量を変えられるならもっと差が出るはず。

 僕はスケルトンで検証するには、不確実性が強すぎると感じた。それに現状ダンジョンの戦力はアンデットに傾いており、増やすのも少し躊躇われた。


(……となればあとはゴーレムーーゴーレムの方が差がわかりやすいな)


 ゴーレムに必要なのは体の素材、魔石、魔力。最低限必要なのはこの3種類だ。僕はこれならば差がわかりやすいという閃きを感じた。


(前回と同じダンジョンに岩、前回と違う種類魔石で召喚・生成したらどうだろうか? もしそれで必要な魔力量に劇的な違いを感じたら実験は成功。魔石の質、捧げた魔力量によっては個体差が出るという仮説が立つ)


 僕はさっそく魔石の用意にとりかかった。確か昨夜の作戦で温存していた魔石があるはずだ。ゴーレムを発生させるにも質が悪すぎたやつ、命令を理解することもできない泥人形しか発生させることしかできなかった魔石が、ポイントに変換しようとしても雀の涙だからと扱いを決めかねた備蓄が。

 それらは埃のように吹き溜まっていた。作戦会議室と化した隠し部屋の隅にちんまりと、コアの鎮座する間にある財としてはみずぼらしく、四隅に避けられていた。


(確かゴブリンの魔石だったはずーーいや、魔物になりかけた動植物の魔石だったか?)


 手にとった魔石はくすんでおり、その輝きは美しくなかった。特に魔力を感じるような感じもなく、色が血のように紅くなければ石ころと大差ないだろう。


「……使えるんだろうか、これ」


 半信半疑になりながらも魔石を手に持ったまま、メニューを操作しゴーレムの欄を選択。素材選択で周囲の岩を選び、魔石の項目では表示されたゴブリンの文字を、そして生成するために決定ボタンを押す。必要な魔力量は足りていると表記され、貯蔵したポイントを使用するかと聞かれたので拒否、そして最終確認が表示される。

 認証すると、魔力が強制的に抜かれ始めた。


(魔力量は……前回ほどじゃない、な。うん!?)


 岩が波打つように集まってくる。


(そうだ、前回も魔石に集まって来ていた!!)


 僕は手に持っていた魔石を円卓に放る。すると岩は方向を変え、卓状を転がる魔石に群がり出した。前も思ったが本能的に「気持ち悪い」と感じる光景だ、円卓もろとも飲み込むように流れ込む液状の岩。それらは周囲の素材をも自らの体に取り込み、徐々に形を作っていく。


(おお、興味深い……前回とはまるで違うな)


 そうして成形を終えたゴーレムの姿は、既にいる個体とは全くの罰ものだった。

皆さんお待ちかねしているような気がしないと不安な新連載情報。

一旦考えをまとめるために、試作段階をHP上で仮連載してみようかと思っています。


「なろう」で本連載できる形になるまでーー言葉の意味がガガガ……とにかく走り出してみてケツに火を着けようという、やる気スイッチ行方不明の自分を追い込む措置です。

どうかご容赦と、ご理解を……


遅くとも1月上旬には書き出して、進捗もここで発表するので興味ある方は遊びに来てくださいねー。

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