95C国王を説得
メイド「C国は2回目ですね。」
ダークエルフ「今回は堂々と行けるな。」
前は変装して行ったんだよね。奴隷商人と奴隷に変装して。
メイド「変装してもいいと思います。女装とかどうでしょうか?」
双星「お断りします(キリッ)」
ダークエルフ「では私は男装しよう。」
メイド「お付き合いします。」
ダークエルフさんはサラシを巻きスラッとした男性へ。か、かっこいい・・
メイドさんはかわいい男の子になった。一人称はボクでお願いします!
・・なんか楽しそう・・
双星「お、俺もなにかしようかな。」
ダークエルフ「言質はいただいた。」
メイド「任せてください(にっこり)」
え?
・・
・・・・
双星「しくしくしく・・」
女になった私を見ないで・・
・・
・・・・
国王「ダメ」
問題なくC国へ辿り着いたまではよかったが、普通に断られた。
うちの国が攻められて危ないから、お前らも危険な目に遭ってよと言っても”はい”とは言わないよね。
国王「それよりもだ、お主も我が国へ来ないか?」
双星「へ?」
国王「以前、薬草をとってきてくれたな。おかげで息子も元気になった。」
国王「なにか恩返しがしたいのだ。我がC国へ来てくれれば厚遇を約束しよう。」
えっと・・これ、もしかして引き抜き?
双星「・・ごめんなさい。俺はA国のお世話になっているから・・A国を見捨てることはできません。」
双星「一度見捨てたら、きっとこの国に来てもまた見捨てると思うんです。だから・・」
以前、ヒミカさんが言っていた。
心変わりをするやつは、また心変わりをする、と。
なぜなら一度心変わりをしているから。
俺は・・そういう人にはなりたくない。
国王「そうか・・まあよい、恩返しは別の機会にさせてもらおう。」
双星「あ、なら、恩返しに援軍とか・・」
国王「C国とA国は敵同士だ。今援軍を送っても信用されないだろう。」
国王「今まで敵だった相手に、背中を任せられるか?安心して戦えるか?」
国王「兵とは国民でもある。C国民をそのようなところへ送るわけにもいくまい。」
・・援軍送ってもらっても、邪魔になっちゃうのかな・・
国王「A国が危機になるまで、C国の兵を受け付けないだろう。」
国王「だから約束しよう。そのときには必ず駆け付けると。」
俺はそれ以上なにも言えなかった。
敵同士だと、協力し合うのは難しいって知ってるから。
敵同士協力できるなら、世界平和は目の前だよね。でもそうなっていないわけで・・
・・
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