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92【結果報告】


双星「・・というわけで、門に寄生してた敵を倒して解決しました。」

国王「世の中にはまだまだ我らの知らぬ者がいる。後世のためにこの件を残したい、記録作りにも協力してくれ。」

双星「はい。」

国王「とはいえ疲れただろう。まずは休み、記録はそれからでよいぞ。」

国王「よくやってくれた。お主はなにをやらせても完璧にこなす・・我よりはるかに優秀なのだろう・・」

国王「・・のう、世の中には王を廃して共和制をとる国も増えておる。もう王制の時代は終わろうとしているのだろうか・・」

そんなこと言われても困る・・えーと、どうしよう。


床「やれやれ、お前はいつも困っているな。」

アドバイスお願いします!

もう床が喋ろうが気にしないんで!


床「王制よりは遅いが、共和制も2500年以上前に発祥した歴史ある制度だ。」

床「国民が元首となり国民が政治を行う。1700年以上続く実績を持つ国もある。」

へーすごいんだ。

・・王様が政治しなくてもOKな感じ?


床「人の集団で起きる事象のひとつに、寡頭制というものがある。」

床「権力は一部に集中するという意味だ。」

床「友達同士がいて、発言権はみんな同じか?国民はみな平等か?お前ら人間は上下関係を好む・・いや、愛していると言ってもいい。」

床「平等と言うのは立場が上の人間だけだ。低い立場の人間は平等だと言わされる。」

床「王制も共和制も、外見が違うだけで違いはあまりない。一部の権力者が政治を行うだけだ。」

床「共和制でも革命は起こる。国民が政治を担っているのに国民が不満を持つ。外見に騙されているんだよ。」

だめだ・・もう話についていけない。

3行でお願いします。


床「国民を幸せにするのが政治、そうアドバイスしてやれ。以上だ。」

あ、これならぎりぎりわかる。


双星「大丈夫ですよ。王様が国民のための政治をしていれば、見てくれる人はちゃんと見ています。」

双星「不安なら共和制の都合のいい部分だけ取り入れて誤魔化したりすればいいですよ。」

国王「ほう、具体的には?」

・・特に考えてなかった。

えーとえーと・・


双星「こ、交代制にするとか。王制でも共和制でもうまくいかないときもあるでしょうし、調子悪いときはチェンジすればいいんですよ。」

双星「どんな政治体系でも国民は必ずどこかで不満をもちます。」

双星「王制がだめなときは共和制に交代、共和制がだめなときは王制に交代。これを制度化しちゃうんですよ。」

双星「共和制のとき、王様は国内を視察したり友好国と関係を深めたり、バックアップみたいな感じで役割作っとけばいいし。」

なに言ってるのかよくわかんなくなってきた。


国王「なるほど、国民政治における二大政党制の変形じゃな。」

おお、通じた!?ところで二大政党制ってなに?


国王「その場合は共和制ではなく民主制になるかのう。王がいれば元首は変わらぬからな。」

国王「民主政治で国民の不満が高まれば我がその受け皿となり、我の政治に不満が高まれば国民自ら国政を担う・・か。」

国王「そうして”国民”がいいとこどりをする。その代わり王族は存続し続ける。」

国王「王の権限を狭める形など、以前の我なら到底受け入れられなかった。」

国王「だが・・今ならなんとなく受け入れられる気がする。双星・・我はわかったのだ。」

国王「お主は誰かのためでなく、みんなのために行動している。」

国王「誰よりも、誰に対しても公平で、この世界の真理をついている。」

真理?


国王「ふふ、それはバランスだ。」

国王「全ての物事がお主の都合のよい結果となるのは・・お主がバランスをとっているからじゃな。」

えっと・・そうなの?


国王「そうやって、世界に安寧を与える。まるで天使のようだ。」

天使・・今回のお仕事は、よくその言葉を聞く。

天使って、本当にいるんだろうか。俺は無宗教だからかな、天使を見たことも声を聞いたこともない。

天使がいるなら、神様もいるのかな?


・・

・・・・


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