90もう一人の女の子
魔物「シャー!」
確か元人間なんだよな。
殺しちゃまずい・・よね?
逃げるにしても、馬がいないんじゃすぐ追いつかれるだろうし・・
ピカッッ!
突然持っていた魔剣が輝きだした。
ヒミカさんが持たせてくれた魔剣・・特別な効果は発揮しないって言ってたけど・・
ピンチの時に力を発揮するタイプ?
・・ヒミカさんはピンチにならなさそうだもんな。宝の持ち腐れっぽい。
一人旅でザオリ〇覚えるようなもんか。
だが!俺が持てば力を発揮!適材適所!
相手が元人間でも魔剣の力で大丈夫だよね!さぁ来い魔物!
ん?
双星「うわわわわわわわ」
引きずられるぅぅっていうか・・
手を放すと、やって来た魔物に自動で切り付けてる。
・・持ち主すら不要とか魔剣怖い。
フルオートしすぎだろ・・いや魔剣としてはこれでいいのか?
所有者のスキルに左右されず性能を発揮する・・よさそうなんだけどなにか足りない。情緒?
・・
・・・・
魔剣のおかげで魔物を撃退しながら進む。
というか、魔剣が道案内してる状況。
双星「お願いします魔剣様途中で力尽きないでください。」
魔剣がいなかったらあっという間に俺の命も終わるくらい魔物が次々現れてる。
双星「あれ?」
・・気が付くと魔物が現れなくなり、今までと雰囲気の違う・・心臓部らしきところへ来た。
でも過去で行った心臓部とは感じが違う。もっと邪悪そうな・・
?「・・」
そこには普通の女の子がいた。
・・誰?この世界って、サメ顔の女の子と魔物以外いたんだ。
魔剣が女の子めがけて飛ぶ。
双星「あ、危ない!」
?「・・ベータ!ガンマ!」
喋った!?
女の子の叫びに合わせ、2体の魔物が魔剣の前に立ち塞がる。
・・強い!
他の魔物とは違う。2体がかりだけど、魔剣と互角にやり合ってる。
?「あなたもお仲間?でもあなたの居場所はないわ。」
仲間って?
?「あなたは死になさい!」
女の子がこっちに向かってきた!
魔剣!・・は魔物を相手にして頼れない。
俺の武器は短剣・・・・そうだ、ダークエルフさんが持たせてくれた魔法アイテムがあった!
双星「これでもくらえ!」
女の子めがけて投げた魔法アイテムは、ボンって音と共に、空高く上がって眩しく光った。
・・なにこれ?
?「連絡用の照明ね。でも助けに来る人なんてここにはいないわ。」
ですよねー。間違えて持ってきたーあーあーあー。
大ピンチ!?
?「死ね」
女の子が近づいて来て・・キィン!
え・・
双星「キミは!」
サメ顔の女の子が、攻撃してきた女の子との間に入って守ってくれた。
サメ顔女の子「・・」
?「・・宿主・・」
こうして各所でバトルが始まった。
魔剣VS2体の魔物
サメ顔の女の子VS女の子
余り:俺
俺って集団戦闘だとぼっち状態になるよなぁ。
みんなが有能なのか、俺が無能なのか・・あ、両方か。
この状態で俺にできること・・・・ま、心臓部なんだし心臓攻撃するか。
双星「えいっ」
?「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
サメ顔女の子「・・」
・・あれ?
この心臓、サメ顔の女の子の心臓とは違うってこと?
心臓を2つ持ってる?いやそんな・・どういうことだ?
まぁいいや。考えるの苦手。
双星「えいっ」
?「や、やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
すごい形相で女の子がこちらに向かってきた。
が、サメ顔の女の子がその隙を狙って切り裂いた。
?「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
甲高い声ってちょっと苦手。
?「死にたくない!せっかく、せっかくここまで大きくなったのに!」
?「もう少しで・・完全に乗っ取れたのに!!!」
サメ顔女の子「・・」
サメ顔の女の子が止めとばかりに一撃をくらわす。
?「ぎゃああああああああああああ」
悲鳴と共に、辺り一面が真っ白になった。
・・
・・・・
「ありがとう」
・・
・・・・




