82ヒミカさん帰還、ダークエルフさん帰還
数日後、ヒミカさんとダークエルフさんが帰って来た。
ヒミカ「大変だったようだな。」
ダークエルフ「なにしてるんだか。」
まったくだよ!
ヒミカ「いや私がいなくてよかったな。お前の魔剣でお前を殺さなければならなかったぞ。」
いや笑顔で言わないでください!
ダークエルフ「それは無理だな。私がいればそんなことさせない。」
きゃーきゃーダークエルフさん頼りになる!素敵!!
受付「私が王妃になるチャンスだったのに。まったく、損害賠償請求しますよ!」
双星「いやそれはおかしい。」
皮算用すぎる損害。
ヒミカ「では私は城に戻ろう・・それにしても、お前はわからないことだらけだな。」
双星「?」
ヒミカ「誰もがお前の目的を掴めずにいる。それは王になるのを拒むほどのことなのか?王になっては成しえないことなのか・・とな。」
双星「特に目的がないという結論が正しいです。」
ヒミカ「逆かもな。王になるため王になるのを拒むとか。」
双星「矛盾してませんかそれ!?」
ヒミカ「お前は政治家にも王にもなろうとしない。だが誰よりも国民の支持を得ていた。」
今回の件で支持率急降下しました。
ヒミカ「王になるのを拒むことで、より国民の支持を得ようとしているとか。それは王になるのと同じ力を得られる。」
双星「俺、支持を失ってますけど。」
ヒミカ「だな。私の考えすぎだろう。」
ヒミカさんは、王宮に帰っていった。
受付「あーあ、私なら喜んで女王になるのに。」
双星「政策は?」
受付「税金は3倍♪逆らう人は死刑。」
お金の亡者である受付のおねーさんが3倍程度の税率だと!?
100倍とか言うと思った。
ダークエルフ「王になるのに向き不向きがあるとして、誰かが王にならなくてはならない。」
ダークエルフ「もし国民すべてが王に不向きなら、どうなるだろうか?」
双星「まぁ・・周りが優秀ならなんとかするんじゃない?」
ダークエルフ「助け合う政治というわけか。エルフやダークエルフにはない考え方だな。」
双星「そうなの?」
ダークエルフ「長老の考えは絶対だ。異を唱えることはほぼ不可能。」
エルフやダークエルフ族はそれでうまくいってるのかな?
ダークエルフ「不満を持つ者は一族の里を出て他の土地へ移る。」
ダークエルフ「革命か・・人間ならではのことなのかもな。」
双星「他の種族はそういうのないの?」
ダークエルフ「あまり聞かないな。動物の世界でも同族であれば王の座を賭けてリーダーと一騎打ちするくらいだ。」
ダークエルフ「同族で総力戦など絶滅の第一歩だ。」
それは・・人間が進んでいるのか遅れているのか。
受付「双星さん、今からでも遅くありません!王様と一騎打ちして私を新女王に!」
おや、俺が王様と一騎打ちした結果、受付のおねーさんが新女王になるの?
・・待てよ。俺が王になるわけじゃないならそれもいいのでは?
問題があるとしたら、一騎打ちしても俺は勝てないってことかな!
あと受付のおねーさんが女王になったら国民の未来が終わる。
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