75盗賊ギルド
というわけでやって来ました・・え、賭博場?
ダークエルフ「ここらにある違法賭博の殆どがあいつの傘下になっている。適当にいれば向こうから来るだろう。」
双星「会いに行った方が早いんじゃない?」
ダークエルフ「盗賊ギルドの長ともなると、誰も居場所を把握していない。会いに行くことは不可能だ。」
そんな世界が本当にあったなんてびっくり。
メイド「賭博って興味はあったんですが、お金かかるからやったことなかったんですよね。」
ダークエルフ「やらない方がいい。特に金額が大きい程な。」
双星「外れると痛いもんね。」
ダークエルフ「博打には払戻率というのがある。レートを調整したりして、どのくらい回収するかが決まっている。」
双星「どういうこと?」
ダークエルフ「平均してどれくらい勝てるかっていう目安だと思えばいい。」
ダークエルフ「2人がそれぞれ100賭けて、120になる者と0になる者がいれば、平均して60だろう?この場合払戻率は60%になる。」
ダークエルフ「博打は事前に払戻率を決めておいて、それに沿うよう客の当たりを調整する。」
ダークエルフ「大きく当たる者と小さく当たる者、外れる者がいるが、平均させると一定になるよう調整している。」
なんか数学的だ。
つまり俺には理解できない。
メイド「お店の儲けが必要だから、みんな勝つのは不可能なんですよね。」
ダークエルフ「あいつの賭博場は変わっていて、少額の博打は払戻率が100%だったりする。」
双星「それだと儲けはないんじゃ・・」
むしろ費用分マイナスでは。
ダークエルフ「そう。客は少額で賭けると中々負けない。で、調子に乗って大金賭けると・・そこは払戻率30%の世界・・」
双星「博打怖い。」
メイド「ずっと少額で賭ければいいんですね♪」
ダークエルフ「それができる者は意外と少ない。たまに大きく賭けたくなるもの。人の欲望をうまくついてる。」
双星「よーし、じゃあ少額で遊びながらギルド長さんを待つか!」
ダークエルフ「(おい)」
ヒミカ「(なんだ?)」
ダークエルフ「(私ではあいつには勝てない。もしものことがあったらお前が双星を守ってくれ)」
ヒミカ「(・・わかった)」
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