61黒幕登じょ・・退場
?「・・なんだこの体たらくは・・」
アスタ「誰ですか!?」
?「王女にテロを起こさせてから誘拐すれば、こちらに寝返るという話だったが・・」
?「邪魔者には死んでもらい、普通に誘拐するとしよう。」
記者「まさかの黒幕?」
双星「帰りたいよぉ・・」
魔法使いA「ふ、ふざけるな!」
魔法使いB「やっちまえ!」
魔法使いC「我が魔法を見せてやる!」
魔法使いD「くらえ究極の死の魔法!」
魔法使いE「30まで童貞でいることによる究極魔法を受けるがよい!」
魔法使いF「黒歴史の恐ろしさを叩きこむぞ!」
おかしいのがいくつかあるな。
?「ファイアボール」
魔法使いA「うわあああああ」
魔法使いB「ぐわあぁぁ」
魔法使いC「ぎゃああああ」
魔法使いD「ひぎぃぃぃ」
魔法使いE「ぐふっっっっ」
魔法使いF「なああああ・・がくっ」
弱い、この魔法使いたち弱すぎる。
記者「なんて強力なファイアボール・・」
アスタ「並みの魔導士ではなさそうですわね。」
やっぱ強敵なのね。そりゃひとりで来たってことは、実力があるからだよなぁ。
?「次はお前だ。」
双星「俺!?」
?「ファイアボール」
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
突然雨が強く降り出した。
ファイアボールは雨で消された。
?「運のいい・・だがこれで終わりだ。デススマッシュ!」
うわなにそれ!?何十本という刃が向かって来るんですが!!!
ピシャアアアアアアアアアアン!
男の放った魔法の刃は、落雷によって霧散した。
双星「たたた助かったぁ。」
?「なん・・だと・・」
アスタ「・・あなたまさか・・ドーラ国の王・・」
?「もうその国もその国の王もいない。ここにいるのはただの駒だ。」
アスタ「いけない!みなさん逃げてください!この男はキングススキルを使います!!」
キングススキル?
?「いいだろう、見せてやるぞ・・ジャッジメント!!!」
周囲がまぶしく光り・・うん光っただけ。
目をつぶればいいのかな?
双星「なんという目くらまし・・かな?」
?「な、なぜ光の下に消えない!?」
なんで消えないんですか?って聞かれても・・
記者「いいぞ双星!その調子だ!」
なにもしてないんですが。
?「・・いいだろう、ならば見せてやる。周囲すべてを破壊する禁断の魔法・・エクスプロージョン!!!」
男の周囲から爆発が起こり・・辺り一面が爆発に覆われた。
・・
・・・・
うわ、さっきまで居たアジトが壊滅してる。
・・でも人間は・・無事?
双星「人間だけは狙わない人権派魔法かな?」
?「そんなバカな・・自分以外は焼き尽くす、王にのみ与えられた究極魔法だぞ!!!」
記者「王とかなんだ!・・双星は神だぞ!!」
違います。
?「くっ・・ならば!」
アスタ「きゃぁっ!?」
男がアスタ王女の腕を掴んだ!
なんてうらやましいことを!
?「少々予定外だったがさらばだ・・テレポート!」
すぐに周囲の景色が歪み、まったく違う景色に変わった。
双星「すごい、本当にテレポートした!」
記者「これがあれば取材楽になりそう・・」
?「ぜーはーぜーはー・・な、なんでお前らまでついて来てる・・」
双星「え?」
そちらが使った魔法ですけど?
?「予定外の人数で魔力が・・」
記者「うるさい寝てろ!」
記者さんのドロップキックで男は落ちた。
うらやま・・なんでもない。
双星「王女様大丈夫ですか?」
アスタ「・・神様・・」
王女様は手を合わせ祈り始めた。俺にむかって。
神様じゃないんですが。
記者「うーん。」
双星「記者さんどうしたんですか?」
記者「結局双星の計画通りってわけかぁって思って。」
双星「いや計画とかないから。」
記者「間近で見たのは初めてだったけど、相手がかわいそうに思えてくる。」
双星「いやだからなにもしてないって。」
記者「じゃあ偶然テロ未遂の現場を見つけて。」
見つけたのは記者さんだったような。
記者「偶然刃の引っ込むナイフなのに血が出て。」
明らかに偶然。
記者「偶然炎の中に手を入れてもやけどしなくて。」
炎が助けてくれた。
記者「偶然海に落とされても浮かばず沈んでも生きてて。」
つながってる洞窟に流されただけ。
記者「偶然黒幕の魔法を何度も防いで。」
雨と雷様のおかげ。
記者「偶然黒幕を倒して。」
とどめは記者さんのドロップキックだよ。
プロレス好きなの?
記者「これぜーんぶ偶然だっていうんですか!?」
双星「もちろん偶然です。」
記者「炎でやけどしなかったり、魔法を雷で防ぐとか都合よすぎでしょ!」
双星「いえほんと偶然なんですよ。」
アスタ「・・」
双星「王女様も黙って祈らないで!」
全部偶然だから!!!誰か信じて!
・・
・・・・




