54激運終了
馬「そっかー強運終わりかあ。」
馬「これからは悪運になるの?」
双星「いや普通の運勢になるんじゃない?よく知らないけど。」
まぁこの都市に来る前は悪運と言ってもおかしくなかったけど。
・・あれ、人間以外が話しかけてくるのって、強運とは関係なかったってこと?
もう強運ないよね?じゃあなんで?どこか見落としとかあった!?
馬「大会どうすんの?」
双星「時間とれれば観戦するよ。出ても勝てないし。」
馬「オレらのことはいいから観戦してこいよ。」
馬「いつも通りのんびりしたり、訓練したりしてるから。」
馬「オレたちの仲だろ。」
う、馬に気を遣われた・・嬉しさと複雑な気分が混ざったよ。
・・
・・・・
双星「決勝戦の観戦許可が出ましたー。」
ダークエルフ「クライマックスだな。」
メイド「ならみんなで行きましょう♪」
双星「ヒミカさんがみんなの分も席予約してくれてるよ。」
ダークエルフ「ということは、軍人女も近くの席か・・」
双星「・・ヒミカさんのこと嫌いなの?」
ダークエルフ「そんなことはない。人としてはかなりマシな方だと思ってる。」
ダークエルフ「会うとつい憎まれ口をたたいてしまうからな。そんな自分が嫌になる。」
メイド「喧嘩できるのは友達だからですよ。嫌いな人とは喧嘩じゃすみませんから。」
ダークエルフ「・・そうだな。」
ダークエルフさんと、ヒミカさんの友情に乾杯。
ダークエルフ「そうだ、新聞にリークされてるぞ。」
双星「なにを?」
ダークエルフさんから新聞を受け取った。
”激運、尽きる”
あ、強運が激運に変わってる。
”関係者からの密告で、みんなを騙し続けてきた双星の秘密が明るみとなった。”
”ラッキー協会という組織によってありとあらゆる幸運を授けられてきたのだ!”
”今まで理論不可能な勝ち方をしてきたのは、この激運によるものだったのだ。”
”だが、この激運も終わりが来たようだ。”
”ラッキー協会から激運を取り上げられたという確実な情報が舞い込んだのだ。”
”双星が勝ちまくることは二度とないだろう。なにせこれまでの勝利は偶然だったのだから。”
まぁこの程度なら問題ないかな。
以前はないことないこと書かれたけど。
双星「これでみんなに知られたかな。」
ダークエルフ「良からぬことを考えるアホがいるかもしれないが、護衛でもしようか?」
双星「大丈夫だよ。みんないい人たちだから。」
・・あ、一部を除いて。
ダークエルフ「情報を流したのはあの受付嬢だった。制裁するか?」
双星「お金目当てだろうし別に構わないよ。」
いつかは知られることさ。
・・
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