47【すべて計画通り・・ではない】
ヒミカ「おい!なんでこんなにも集まってるんだ。許可はとったのか?」
ヒミカさんだ。受付のおねーさんも一緒だ。
ヒミカ「双星?」
双星「あはは。」
ぐいっと胸倉を掴まれた。
ヒミカ「血の匂いがする。そして古めかしい処刑機械、説明しろ!」
俺は説明した。
受付「アンラッキー協会?」
ヒミカ「運否天賦など馬鹿げている。そんなの努力を忘れた愚か者の言い訳だ。」
双星「いや全部偶然なんですよ。」
ヒミカ「・・お前の方がよっぽどラッキー協会の人間に見える。」
あれ?
ヒミカ「ふむ・・」
ヒミカさんがギロチンを調べ始める。
ヒミカ「こちらの太いロープは偽装だな。刃を支えていたのは・・この細い方のロープか。」
信者「う・・」
ヒミカ「おかしな話だ。なぜこの状況で、お前らが勝負に負けたんだ?」
信者「わからない・・確かに細いロープを切ったんだ!・・なのに・・刃は落ちなくて・・」
ヒミカ「ふん。それと・・刃が止まったのは偶然だな。」
ヒミカさんがギロチンを軽くノックすると、刃が下に落ちた。
信者「うへぇ。」
ヒミカ「古い機械を碌な整備もせず使ったのが幸いしたな。」
ヒミカ「これで双星が死んでたら、お前ら全員殺人者として逮捕されるぞ。」
信者「・・」
双星「あのー、もし信者さんが死んでたら俺も殺人者で逮捕?」
ヒミカ「当然だ!!!」
双星「うへぇ。」
ヒミカ「あと無関係だと思ってるお前らもブタ箱にぶち込まれるからな!」
観客「うへぇ。」
ヒミカ「まったく・・・・生きててよかった。」
うん。
受付「あれあれ、勝負に勝つわ殺人犯になるのは避けるわ、これも双星さん偶然なんですか?」
双星「もちろん偶然です!」
観客「あー。」
観客「やっべ騙されてたわ。」
観客「全部双星の計画通りじゃねーか!」
双星「いや、細工とかする余裕ないよ!?」
観客「見事としか言いようがない。」
観客「背筋が震えてきた。」
観客「誰がこの結末を予想できた?どうなってるんだよ!」
ヒミカ「はぁ・・善人の顔をして人を弄ぶのはやめろ。」
双星「完全に誤解です!」
完全に自然体で対応した結果だから!
受付「どこでも活躍するんですねー。あとは私にお金を捧げてくれたらパーフェクトなんですが。」
双星「多分違うと思います。」
受付「いいじゃないですかー。100億手に入ることが決まったんですし。」
双星「え?」
ヒミカ「ここで言うな!!」
観客「え?100億?」
観客「なになに?使い道に困ったらいつでも相談に乗るぞ!」
観客「ふふ、新聞のネタができたわ。」
あれ?俺また新聞に載るの?
ヒミカ「来い!」
ヒミカさんに誘拐される~。
・・
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