表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
224/227

223奪われた過去(中等部)


場面が変わり・・佐藤さんが成長している!

十代前半ってとこか。なんか・・男っぽい?

あれ?初等部の頃は完全に女の子な気がしたのに・・あ、俺も少し大きくなっている。


佐藤「初等部の過去は元通りになったみたいですね。次は・・中等部ですか。」

双星「帰りたい・・」

佐藤「さすがに教師は変わるでしょう?」

双星「・・どうだったかな・・思い出したくない。」

佐藤「(これ、最後まで持ちますかね・・?)」


・・

・・・・


生徒1「お前がチクったんだな!」

生徒2「タバコくらいで先公にチクんなよな!」

生徒3「親が呼び出されてすっげー怒られたんだからな!」

生徒4「タバコは体によくないよ。やめた方がいい。」

生徒1「は?お前ふざけんなよ!」

生徒2「そんくらい知ってんだよ!その上で吸ってんだ!」

生徒3「この・・チクり魔が!」


・・


双星「・・ああ、こんなこともあったな・・」

佐藤「(これしか無難そうなのが無かった・・)」

双星「ここから色々あったな・・俺の物が無くなったり、他のやつの物が無くなって俺の持ち物から見つかったり・・」

双星「そのうち誰も話しかけなくなって、俺も話しかけづらくて・・」

佐藤「えーと次へ行きましょう。敵は双星さんの幸せを狙ってきますよ。」

幸せなんて・・あったっけ・・?


・・

・・・・


体育教師「はいOK。14秒59、ついに15秒切ったわね。」

生徒「は、はい。ギリギリですが。」

体育教師「ギリでもいいのよ。ちゃんと記録しとくから、これがあなたの実力よ。」

生徒「はい!」


・・


佐藤「・・年上好き?」

双星「うーん、あまり自覚はないんだけどなぁ。」

走っている間は気楽だ。余計なことを考えずに済む。


佐藤「ちなみに初等部の頃は部活やっていましたか?」

双星「まぁ、吹奏楽部をちょっとだけ・・」

佐藤「ちょっとだけ?途中でやめたんですか?」

双星「卒業までやりましたけど・・へたくそで・・吹奏楽って合奏なんですよね・・」

双星「部活って基本うまい人が多いから、並以下は肩身が狭かったです。」

双星「というか昔は・・やめるって概念を知らなかったんですよね。」

佐藤「と言いますと?」

双星「大人の言うことは絶対で、部活は強制だったから、絶対にやめちゃいけないって思っていました・・」

佐藤「洗脳、ですね・・あ、来ましたよ。」


・・


獄獅「暑いのに大変でしょう、スポーツドリンク用意しましたよ。」

獄獅「もちろん生徒の分もありますから。」

体育教師「あら、いつもありがとうございます。」

獄獅「聞きましたよ。よその学園の部活で不祥事があったそうですね。

獄獅「そのせいで、まったく無関係なあなたまで責められていると。」

体育教師「生徒の親御さんからしたら、よその学園もうちも同じなのよ。」

体育教師「でもそれは子供が大切だから。」

体育教師「その気持ちは痛いほどわかるの・・だから私は精一杯やるだけやる。それしかできないの。」

獄獅「ええ、ええ、わかります。先生とは熱い教育論を交わしたいですね。」

獄獅「どうですか?いい店がありますので・・ふたりだけでゆっくりと・・・・」


・・


佐藤「ああやって双星さんの居場所を奪っていくんです。」

佐藤「この後どうなるか聞きますか?」

双星「・・いやいい、あの男を倒そう。」

そうすれば解決するんだよね?


・・

・・・・


ザッ。


獄獅「・・やっと来たか。無能な人間が。」

双星「俺の過去を返して!」

あまりいい過去じゃないけど。


佐藤「今なら心変わりしてもいいですよ。神様はお優しいですから、許してくれます。」

獄獅「バーカ。神なんていねえよ。」

獄獅「魔物よ、こいつらを始末しろ!」

男は魔物を召喚した。


獄獅「じゃあな。しつこいやつは嫌われるぜ。」

双星「待て!」

追いかけようとするが、魔物が立ち塞がった。


魔物「ここは母さん!」

父さんだと思います。


佐藤「通さんですよね?」

双星「く・・なんて高度なひっかけ・・」

戦闘態勢に入ろう!


双星「創造の力よ!」

俺はヘルメットを女の子に変えた。

そして短剣を構える・・いや。


双星「そ、創造の力よ!」

初等部で手に入れた羽も使ってみた。

一枚の羽は、羽の生えた女の子に変わった。


羽の女の子「ラララ・ルー♪」

佐藤「ハーピィですか。それにしても・・創造の力を使いこなしていますね。」

双星「特に難しい感じはしませんけど。」

願えばすぐ応えてくれますよ?


魔物「イクぞ!」

ヘルメットの女の子「森の精霊エントよ、私たちを守りたまえ!」

地面からツルが生え、魔物に絡みついた。


魔物「う、動けん!」

羽の女の子「ルルル・ラー♪」

佐藤さんの攻撃力が上がった。

俺の攻撃力が上がった。

ヘルメットの女の子の攻撃力が上がった。

羽の女の子は歌って満足した。


サポートが充実して来たなぁ・・俺たちは魔物を倒した。


魔物は消え、鋭い爪が残った。

これは・・強そう。


佐藤「では次へ行きましょう。」

双星「気が重い・・そういえば、心変わりしたら神様は許してくれるんですか?地獄へ堕ちたりは?」

佐藤「そうですねぇ・・地獄は更生施設みたいなものなんですよ。なので、心から更生したらそれでいいんです。」

佐藤「すべての人が救われるのが前提ですから。」

双星「苦しんだ被害者は?」

佐藤「それは別の形で救いがあります。皆が救われますのでご安心を。」

それならいいのかな・・いいのか?まぁわからないけど、神様のルールに口出しするのは・・なんか違う気がする。


・・

・・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ