217【天使ルシファー】
”モブさん、【優勝者を当てよう券】をひとり勝ち!”
”第10回A国主催武闘大会が閉幕した。”
”ふたを開けてみれば、やはり双星の計画だった。”
”参加した実力者も、優勝も、全部双星の計画通り事が進んだ。”
”そんな中、1億がもらえるイベントで、ひとり勝ちした強者が現れた。”
”それは、優勝者がどの様に勝つかを予想する【優勝者を当てよう券】”
”ひと口100で買えるこの券を、なんとモブさんは10口も買っていたのだ!”
”当選が多いと賞金は多少分配され、ひと口当たりの当選額が少なるなる・・だが!”
”A国王は、今回の当選による賞金の減額は無いと発表した。”
”その日のうちに、モブさんは10億を手にし、一躍時の人となったのだ!”
”決勝の夜は、大会成功を祝って多くの屋台やパフォーマンス、イベントが行われる。”
”前回大会はそれどころではなかったこともあり、今年は今まで以上に盛大であった。”
”もちろんここでも主役はモブさん!”
”大勢の人を連れ、みんなでお酒を飲み食事を楽しんだ。”
”みんなが大会を惜しみながら、最後まで素晴らしい時間を過ごしたのだ。”
”本誌記者も、りんご飴(小)をほおばりながらこの記事を書いています!”
”モブさんは今日だけで30人から告白され、数えきれないほどの名刺をもらった。”
”今日はモブさんにとって忘れられない日になっただろう。”
”しかし、落とし穴はどこにあるかわからない。”
”みんなの飲み食いした代金をモブさんがおごると言ったのだが・・”
”代金しめて9億と9890万ほどになった。”
”モブさんの手元には、なけなしの110万が残っただけとなった。”
”モブさんは今日だけで30人から振られた。”
”今日はモブさんにとって忘れられない日になっただろう(2回目)”
”しかし、捨てる神あれば拾う神あり。”
”大手芸能プロダクションから誘われ、モブさんは芸能人の道を進むことになった。”
”キャッチコピーは【10億をみんなに捧げた男】”
”今日はモブさんにとって忘れられない日になっただろう(3回目)”
”兵どもが夢の跡”
”終わってしまえばなんて事のない日常が待っている。”
”だが、みんなの胸に刻まれた闘いの記憶は決して無くなったりはしない。”
”またおごってくださいね!モブさん!ありがとう!”
双星「・・優勝者の特集は?」
・・
・・・・
闘いを終えた俺たちは日常に戻った。
だが、変わらないものもある。
ここはいつもの宿の食事処。
るーしー「もぐもぐもぐ」
双星「・・あのー、るーしーさんなんでいるんですか?」
るーしー「更生した」
は?
モルダー「るーしーちゃんはお前との闘いで正義の一撃を受け、【堕天使ルシファー】から【天使ルシファー】に復活したのだ!」
コード「かわいいは正義!」
・・それでいいの!?
るーしー「・・もう堕天使とは呼ばせない・・」
・・
・・・・




