表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
205/227

204会合


次の日。


―――――――――――――――

日程

―――――――――――――――

× × × × × ×

× 休 4 休 5 休

6 休 7 休 8

―――――――――――――――

今日は中休み

明日は四回戦

―――――――――――――――


〇月□日

こんなことが許されるのだろうか?

理由もなく人を拘束し尋問される。

正義はどこへいった?


正義「あっち。」

こっちに来てください!


双星「というか、本当に尋問なの?」

ヒミカ「なに、(お前次第で)すぐ終わる。」

かっこ部分!!!


国王「事前に配布された資料からすると、今大会の注目選手は全員双星の関係者であると。」

国王「その中でも危険な力を持った者が何名かいる・・A国王としては見過ごせぬ事態だ。」

資料まで作っているとか、ヒミカさん優秀!


王女「それだけではありません。ここにいる私ことC国王女にA国王、そしてB国の王子まで、各国の主要人物も双星様の知り合いなのです。」

ちゃん付けをしない?これは、C国王女様の真剣モード!


第一王子「いずれ3国の会談が行われるとは思っていましたが、ここまで早いとは予想外ですね。」

第一王子「しかし良い機会でしょう。私たちの意思を近づけられれば意義のあることです。」

ミルカ「ふん。B国のことだから、すぐにでも掴みかかって来ると思ったが。」

第一王子「気付きませんか?双星殿が幸運を与えた者の【計画】をほのめかし、そのすぐ後に力を持つ者たちが表舞台に現れた。」

ミルカ「まさか・・」

第一王子「そうです。双星殿が話した計画を補強しているのですよ。これもすべてつながっている・・そう考えています。」

ははは、考えすぎですよ。


研究者「3国が手を取り合いひとつの国に戻る計画・・」

研究者「マラクとイプシロン・コピーの闘いで、人同士が争うことに疑問を持つ者たちが現れ始めている。」

研究者「この大会も【計画】の一部と儂たちは考えておる。だとしたら・・まだ甘い。他にも隠し玉があるじゃろう。」

頭のいい人たちは、考えすぎるよね。


土門将軍「だとしたら考えられる方向性は2種類ある。」

土門将軍「ひとつは争いに疑問を抱いたり、手を取り合うことを自覚させるようなもの。」

土門将軍「もうひとつは、双星殿の信用が高まる形。」

ヒミカ「・・優勝、ですね。」

ミルカ「だとしたら矛盾がある。危険な力を持つとされる”超神”は、双星の次の対戦相手だ。」

王女「双星様がそれ以上の強さで勝利すればいいだけのことですよ。」

みんな無茶言うなぁ。


第一王子「少し割り込んでもよろしいでしょうか?」

第一王子「B国の守護神も”超神”様です。オリジナルのイプシロンはB国にありました。」

第一王子「そして今回現れた超神様はオリジナルのイプシロンの制作者・・符合(一致)しませんか?」

国王「そ、そんな!いにしえの神が降臨したと言うのか!?」

王女「だとすれば、この資料に載っている悪魔王と呼ばれる者も、同等の・・危険な力を持った存在で間違いありませんね。」

王女「”格”の違いはわかりませんが、双星様に幸運を与えた者、マラク、超神、悪魔王・・この4名は人がどうすることもできない存在です。」

王女「・・イプシロン・コピーは・・大丈夫ですか?暴走したりしませんか?」

研究者「幸運を与えた者や、超神様はイプシロン・コピーの乗っ取りができると予想しておる。」

第一王子「そうなのですか!?」

国王「危険ではないか!?」

研究者「もしかしたら悪魔王と呼ばれる者もできるかもしれぬ。所詮、他人の設計図で作ったおもちゃじゃ。」

俺は壁。何も話さず、何も聞かず、ただ存在しているだけの壁。

ついていけません。


ヒミカ「・・申し訳ございません。情報を共有した方がよいと声をかけましたが、あまり良い流れにはなりませんでした。」

国王「なにを言う。こんな大事なことを知らずに何が国王だ!十分意義のある会合であるぞ。」

王女「そうですね。知らなければ【計画】が進んでいることすら見逃してしまうところでした。」

第一王子「では建設的に考えるのであれば、これからどうなるか予想をして、対処・・できるかはわかりませんがしてくことになるでしょうか。」

王女「危険な力を持つ者の中で、大会参加者は超神殿とマラク殿です。」

王女「なれば、決勝戦も超神殿VSマラク殿の可能性が高いでしょう。」

国王「双星は?幸運の力でなんとかならんか?」

第一王子「幸運の力は人の常識を超えます・・ですが、神やドラゴンを超えられるでしょうか?」

国王「無理だな。過去どんな歴史を紐解いても、人がマラクを倒したという話はない。」

王女「一般的にはノーマルドラゴン、歴史を紐解けば、レッドドラゴンを倒したという逸話はありますが・・」

第一王子「もし幸運の力がドラゴンをも超えるのであれば・・もっと倒したという話があるはずでしょう。」

まぁ、人間はドラゴンに敵わない。当然の話だね。


王女「となれば、【計画】は、巨大な力のぶつかり合いを見せ、人同士で争うことの無意味さを感じてもらうものだと思います。」

国王「うむ、同じことを考えていた。」

第一王子「私もです。」


研究者「・・うまく言えぬが、なにか違う気がする。」

第一王子「研究者殿?」

研究者「幸運の力は、いつも儂らの想像を超えていた。今回も、”今考えたことを超えた結果”になるのではないか?」

国王「ははは、考えすぎではないか?」

研究者「まぁ・・そうじゃな。悪い結果にはなるまい。」

国王「おっと、予定が入っているのでこれで失礼させてもらおうかな。」

第一王子「では解散ということで。」

みんな部屋から出ていく・・ヒミカさんを残して。


双星「あのー、ヒミカさん。この拘束を解いてもらいたいのですが。」

ヒミカ「・・私は、やはりお前が優勝すると踏んでいる。」

双星「え?」

ヒミカ「幸運の力は常にお前にとって都合のよい結果になっていた。」

ヒミカ「ならば、お前が優勝するのが理想の結果だろう。」

双星「じゃあ、超神さんにもマラクさんにも勝つの?」

ヒミカ「・・無理だな。」

そうですよ。どうやったって勝ち目ありませんって。

それに、超神さんには降参するつもりです。


・・

・・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ