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199土門将軍VSミルカ


受付「もう残りは消化試合じゃない?なんて思っている人は反省!」

受付「人間だって強いもん!ということで、次の試合です!」


受付「青のコーナーからは、A国最強の男!なお奥さんと子供には勝てないもよう。土門将軍でーす!」

土門将軍「愛が最強なだけ。」

受付「赤のコーナーより、C国の軍人ちゃん♪強くてかわいいのは卑怯?いいえ、女の子は欲張りでいいのです。ミルカ選手!」

ミルカ「この恥ずかしさ、王女様を思い出す。」


受付「人の強さを再確認しましょう!レディ・ゴー!!」

最初に動いたのはミルカさんだった。

驚くべき速さで間合いを詰め剣をふるった。

・・が、土門将軍は態勢を変えず大剣で受け止めた。


土門将軍「新しい剣か?特別な力を感じる・・それも強力な。」

ミルカ「パ・・父の魔剣だ。魔王戦のあたしと同じに見ていたら怪我するぞ!」

土門将軍「なるほど。」

土門将軍が、大剣を振り下ろす。

ミルカさんの負ったかすり傷が、すぐに塞がった。


土門将軍「回復型の魔剣とは!なんと珍しい!」

ミルカ「代々受け継がれてきた、大切なものを守る力だ!」


ジェノア「素の実力は将軍さんが上だな。だが、あの魔剣で捨て身をやればあの女が勝つ。」

インスペクター「私もそう思います。あの魔剣は危険ですね。」

ヒミカ「いや、捨て身はしない。」

インスペクター「え?」

ヒミカ「あいつもG国で言われたからな・・魔剣の力に頼り過ぎている、と。」

ヒミカさんの言う通り、ミルカさんは捨て身で闘うことはしなかった。

そして・・


受付「試合時間が30分を超えました。大会規定により引き分けとなります!」

受付「次の試合にコマを進めるのは、くじで勝利した方になります。ご了承ください。」


宇宙人「とりあえず引けばいいの?」

あなたじゃないです。


土門将軍「やれやれ、我が子より若い子にここまでやられるとは情けない。」

ミルカ「ほぼこちらは防戦でした。A国は・・やはり侮れませんね。」

土門将軍「次は運で勝負かな?」

ミルカ「平和な勝負ですね。」

くじの結果・・ミルカさんが勝利した。


受付「激戦+くじを制したのはミルカ選手!強くてかわいくて運が良くていいのでしょうか?」

受付「はい、OKです!」

・・俺の周りの人を見ると、2つも3つも優れたものを持っている人ばかりだよね。

俺はどうしたら・・いや。

無ければ得られるまでがんばるんだ。


くじけたい気持ちでいっぱいではあるけどさー!泣きたい!


・・

・・・・


試合を終えたミルカさんと土門将軍が戻ってきた。


土門将軍「やー負けた負けた。」

ジェノア「負け組仲間へようこそだな。」

同志「オレは予選で負けたぜ!気にすんな!」

ミルカ「すみません年長者を差し置いてしまって。」

土門将軍「構わん。むしろ若者の活躍は喜ばしいことだ。」

研究者「ふーむ、で、この中で勝ち残っておる者は誰じゃ?」

そういえば・・


ウラノス「対戦相手が優しくてな。運よく残っている。」

双星「なんでか残っています。」

ミルカ「あとはあたしか?」

小さな手が上がった。


るーしー「わたし」

そういやそうだっけ。この中で残っているのは4人か。

・・誰とも闘いたくないなぁ。


同志「うっそだろ!?なんでこんなガキが残ってんだ!?」

第一王子「外見で強さは測れませんよ・・隠れた強者さんでしょうか?」

ヒミカ「そうだな。外見で強さを測ると痛い目を見る。」

なぜかヒミカさんが俺を見てそう言った。

お、俺は何もわかりません。


メイド「次の・・三回戦も残れそうですか?」

双星「・・次誰だっけ?」

るーしー「残れる」

ウラノス「まだ余裕だ」

ミルカ「あたしは・・」

ミルカさんが眉をひそめた。

もしやマラクさんが次の相手とか?


ヒミカ「お前の次の対戦相手は・・超神というやつらしいな。」

ヒミカさんが、ミルカさんを見てそう言った。

・・超神!?

え?嘘でしょ?超神って、え?


土門将軍「試合を見たことあるが、まだ若い女の子という感じだった。」

土門将軍「試合自体は余裕の勝利をしていたが・・まぁ相手もそこまで強くなさそうだったからな。」

双星「あ、あの、もしかして、青がかった黒髪と黒目で、褐色より少し薄めの肌な方ですか・・?」

土門将軍「そうそう。知っておるのか?」

双星「いやまぁ・・ミルカさん。」

ミルカ「なんだ?」

双星「・・や、やばい相手です。危険だと思ったらすぐ降参した方が・・」

ジェノア「双星がヤバいとまで言うか。」

ヒミカ「どうでもいいが、もしそいつが勝ち残ったら四回戦で双星と闘うことになるぞ。」

・・俺は心を閉ざした。


双星「・・・・俺は、三回戦で棄権しよっかな・・うん、それが安全だ・・・・」

インスペクター「そ、双星殿がそこまで言うような相手・・?」

メイド「その特徴の方って・・馬車の観光ガイドをしていませんでしたか?」

インスペクター「???」

ミルカ「よくわからんな。だが気をつけよう。」

マラクさんよりやばいやんけーえーえーえーーー

決勝戦は超神さんVSマラクさん。はい決定!


・・

・・・・


”事実上の決勝戦”


”人はなんて弱い生き物なのだろうか。”

”圧倒的な力の前では人は無力とも思える。”

”今日の試合はそれを感じさせられた。”


”マラク選手VSイプシロン・コピー選手”


”開幕直後からイプシロン・コピー選手はワープという大技を繰り出した。”

”またマラク選手の溜めブレスをはね返すという、相手の力を利用した闘いも見せてくれた。”

”まさに兵器だった。”


”しかし、マラク選手もドラゴン・・戦闘種族だった。”

”序盤はブレスや爪による攻撃など、肉体を駆使した闘いを見せてくれた。”

”だが、最後はこちらもワープ、そして強化変身を行いイプシロン・コピー選手を沈黙させた。”


”人には超えられない領域に両選手は辿り着いている。”

”我らが双星とて圧倒的な力には敵わないだろう。”


”人はいにしえから争い続けている。”

”武器を開発し、より効率的に相手を殺すすべを研究してきた。”


”もし力を極めた先に待っているのが命の軽視だとしたら・・”

”もし人が産まれるより多くの命を奪う力が見つかったら・・”

”もし争いの先に待っているのが人の滅びだとしたら・・”


”私たちは新たなステージへ行かなければならないのかもしれない。”

”マラク選手とイプシロン・コピー選手の闘いは、娯楽を超えた何かを感じさせてくれた。”


”さて、もうひとり・・謎の選手がいることを紹介したいと思う。”

”その選手は何もしていない。対戦相手がなぜか自滅する。”

”圧倒的な幸運を所持している。”


”お気づきだろうか?前回大会で優勝した双星と同じなのだ。”

”その者は佐藤選手”

”初出場。経歴不明。性別は・・おっと、紙面の都合でここまでとなります。”


”三回戦もお楽しみに!”


双星「佐藤選手って・・え、もしかしてラッキー協会の佐藤さん?」


・・

・・・・


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