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197二回戦


試合会場には対戦相手が既に来ていた。


ハコーン「来たか・・お前を超え100億(優勝賞金)の足掛かりとさせてもらおう。」

双星「お手柔らかにお願いします。」

俺はぺこっと頭を下げた。


受付「はいはーい。皆さん試合のお時間ですよー。」

モブ「キタ!双星圧勝するんだぞ!」

モブ「圧勝!全勝!優勝!双星に勝利以外の選択はない!」

モブ「双星!負けたら明日はおがめないと思え!」

な、なんだこの応援は。いや、応援か・・?


受付「みんな静かにね~。選手紹介だけど適当に省略してもいいよね♪」

え?


受付「ハコーン選手は大きな夢があるそうです。みんな応援してあげてね。」

夢のため大会に出場したのか。すごいなぁ・・って、そっちの方が普通な気がしてきた。

俺なんで参加したんだっけ?あ、前回優勝者だから強制か。


受付「それではレディー・ゴー!」

俺の紹介完全省略された!!!


ハコーン「聞いての通り!夢のためにお前を倒す!」

いいなぁ夢があるって・・


双星「あの、もしよければあなたの夢を教えていただけませんか?」

ハコーン「は?」

双星「俺、前回優勝者だから強制参加で、なんとなく参加しているだけなんです。」

双星「夢があるってすごいと思います!俺も夢を持ちたい!」

ハコーン「ふん、いいだろう。オレは・・・・なんだ。」

・・え?


ハコーン「痔を完治することができないなんて辛すぎるだろう!」

ハコーン「だからオレは100億を痔の研究に使う!そして痔で苦しむ人を助けるんだ!!!あとオレ自身も!」

頭が・・考えることを拒否している。


モブ「な、なんて泣かせる話なんだ!」

モブ「ハコーンがんばれーーー!!!」

モブ「お前の仲間はここにもいるぞ!」

えええ!?


双星「痔ってそんなに辛いんですか?」

ハコーン「薬で軽減はできる・・だが!!!この苦しみと一生付き合わなければならない辛さがお前にわかるか!!!!!」

双星「痔を治す魔法知っていますよ。」

ハコーン「ふぁ!?」

俺は痔を治す魔法を使った。


ハコーン「こ、この感覚は・・おおお、長年の夢が!!!もうトイレでため息つかずにすむ!!!!!」

双星「よかったですね。」

ハコーン「大会に参加する意味もなくなった!ありがとう双星!降参だあああああ。」


受付「おーっとこれは・・?双星選手がハコーン選手の苦しみを癒し闘争心を消しました!」

さすがに痔を治したとは言えないか・・受付嬢ってアドリブすごいんだなぁ。


受付「ハコーン選手の降参により、双星選手の勝利です!」

受付「双星選手、三回戦のキップを手にしました!」


モブ「まぁ圧勝ではないがいいだろう。」

モブ「苦戦していないし許してやるか。」

モブ「おい双星!・・・・あとで会えない?」


双星「・・なんで圧勝しないといけないの?」


モブ「そりゃお前が圧勝して優勝すれば、ヒミカ様が一回戦で負けたのは運が悪かったからって言えるだろ!」

モブ「お前が余裕で勝てば勝つほどヒミカ様の株があがるんだよ!」

モブ「苦戦したらただじゃおかねえぞ!マラクも圧勝しろ!」

そ、そうだったの!?

がんばりたいけど・・マラクさんはちょっと・・


受付「しばらく休憩の後、この会場でマラク選手VSイプシロン・コピー選手の試合が行われます。」

受付「混雑が予想できますので、皆さん急がず慌てず貴重品の管理をお願いします。」

俺の試合がすぐ終わったから時間の余裕はありそうかな。

にしても・・どっちが勝つんだろう・・勝った方が優勝だろうな。


・・

・・・・


会場を出て通路に戻ると、受付のおねーさんと巴さんがいた。


受付「おめでとうございます。賞金400万とトロフィーでーす。」

双星「ありがとうございます。あれ?ヒミカさんは?」

受付「用事があるからと出ていきましたよ。」

受付「たぶん今頃は双星さんのところでお尻の病気を治してもらっています。」

俺ここにいるんですが!?


巴「違いますよ。出場者に対して試合に支障が出るようなことはしないよう改めて呼びかける放送をしてもらうって言ってました。」

双星「なんで?」

巴「そうしないと双星さんのところに大行列ができますよ?お尻の治療してもらいたい人が。」

えーと。


双星「別にそんな多くないでしょ?」

受付「国民の2割から3割くらいと言われていますね。」

え?100人いたら20~30人がそうなの?

30人学級だと6~9人くらい?あれ?結構いる・・


ヒミカ「戻ったぞ。まだそんなところにいたのか。」

双星「えっと、ありがとうございます。」

ヒミカ「仕事だ。」

俺・・こんなところでも人に頼りっぱなしだなぁ。

く、せめて俺が美少女ならみんなを癒してあげられるのに!


ヒミカ「双星、控室で酒を飲むか?」

双星「飲んでいいんですか?」

ヒミカ「あの控室の酒は、試合が終わった後に飲むものだぞ。」

そういやそうだった。

試合前に飲むのは変だし、試合後しかないね。


双星「あ、次の試合を見ないといけないんだった。混むだろうから場所取りしないと。」

ヒミカ「場所はとってある。若干名なら増えても大丈夫だぞ。」

双星「いいんですか?」

ヒミカ「私が見るついでだ。」

わーい、ありがとうございます。


・・

・・・・


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