表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
191/227

190予選


次の日。


―――――――――――――――

日程

―――――――――――――――

予 抽 1 休 2 休

3 休 4 休 5 休

6 休 7 休 8

―――――――――――――――

今日は予選の日

―――――――――――――――


今日は予選の日。明日は本選の対戦相手を決める抽選。明後日から本選。

俺は前回大会優勝者なので、予選は無いそうです。


俺たちは、予選の様子を見に来た。


受付「つ、強い!マラク選手本選出場です!」

受付「しっぽのなぎ払いで全員沈黙しました!」

・・もう優勝でいいやん。


ダークエルフ「圧倒的な優勝候補だな。正直対策が思いつかない。」

双星「優勝決定!」

ダークエルフ「恐らく対戦相手は・・盤外戦を狙うだろうな。」

双星「盤外戦?」

ダークエルフ「盤外戦術とも言って、心理戦だ。」

メイド「ドラゴンって精神も人間以上に強靭と聞きますが。」

ダークエルフ「この大会を、人間ほど重要視しないはず・・なんとか棄権してもらえばいい。」

双星「情に訴えるとか?」

メイド「元暴風地帯で魔物が暴れていると言って試合時間に鎮圧を頼むとか?」

ダークエルフ「そういうこと。力勝負以外を狙う。」

なるほど。

対戦前にジュースがぶ飲みしてもらって、トイレ棄権してもらうとか!


トイレ「・・ドラゴン用のトイレはないよ?」

あれ?普段どうしているの?


・・

・・・・


次の日。


―――――――――――――――

日程

―――――――――――――――

× 抽 1 休 2 休

3 休 4 休 5 休

6 休 7 休 8

―――――――――――――――

今日は抽選会の日

―――――――――――――――


今日は本選の対戦相手を抽選で決める。


受付「双星さんは誰と闘いたいですか?」

双星「弱い人がいいです。」

受付「ひとりいますよ。うまく当たるといいですね。」

双星「・・俺のこと?」

受付「違いますよ!”弱い人”ってリングネームの方がいるんです。」

虎の威を借りる狐ならぬ、狐の威を借りる虎っぽい。

本選突破しているんだから実は強いパターンだろうなぁ。


※”弱い人”さんは、1回戦でいなくなります。


双星「くじ~~~これ!」

受付「双星さんすごい!大吉ですよ!」

双星「あー、控室が豪華になるやつですか。」

というか、クジの箱大きすぎません?


受付「今年の豪華っぷりは昨年を越えますよ。楽しみにしてください!」

去年は高いお酒飲み放題だったなぁ。

おつまみが充実とか?


受付「そうそう、控室には早目に来てくださいね♪♪♪」

受付「さて・・では対戦相手を決めましょうか。」

俺はクジを引いた。


受付「1番です!縁起いいですね。」

双星「去年と同じやんけ!」

受付「今年は2番が良かったですか?でも残念、もう2番は出ちゃったんですよね。」

・・まぁ、1番が一番縁起いいか。

2番が出てるってことは、対戦相手はその人かな?人とは限らないけど。

マラクさん以外でお願いします。あ、イプシロン・コピーも嫌です。


双星「去年と同じでインスペクターさんだったりして。」

受付「惜しい!」

双星「惜しい・・?」

受付「双星さんの初戦の相手は・・ヒミカさんです!」

ええええええええ!?

いーやーだー!


双星「や、やり直しとか・・」

受付「くじの意味ないですよ。」

で、ですよねー。


ヒミカ「どこかで当たるとは思ったが、ずいぶん早かったな。」

双星「うわああヒミカさんだああああああああ!」

ヒミカ「・・そこまで嫌がられると傷つくぞ。」

双星「あ、いえごめんなさい!いやでも、フルボッコは勘弁してください・・というか今年は参加していたんですね・・」

ヒミカ「ちょっとな・・強いやつと闘ってみたくなった。」

受付「G国で負けたのがショックだったそうですよ。がんばって修行をやり直したんだとか。」

ヒミカ「それは内緒だと言っただろう!」

双星「・・G国の、元帥さんですか?」

ヒミカ「武器に頼り過ぎていると言われ少しな・・負けるつもりはないぞ。」

双星「魔剣に頼らないってことですか?じゃあ魔剣は使わない!?」

貸してください!


ヒミカ「いや使うぞ。万全の態勢で臨むつもりだ。」

うわーん真っ二つにされそう!


受付「ふふふ、双星さん。ヒミカさんに勝つ方法を教えてあげましょうか?」

双星「いくらですか!?」

受付「話が早くて助かります♪試合が始まったら双星さんが真っ裸になるんです。」

双星「・・ん?」

受付「ヒミカさんが恥ずかしがっている間に攻撃!これで大勝利ですよ。」

ヒミカ「たまにそういうやついるぞ。性転換させてやるだけだがな。」

俺の大砲が!


大砲「たまには使ってよ。」

ごめんね!


ヒミカ「お前がどういう闘いをするか楽しみだ。できれば・・いい死合をしたいものだ。」

字!字!字が違います!

激運さん助けて!


激運「有休申請しまーす。」

いやーやめてー。


激運「・・ブラックですか?」

こ、これがブラック企業の気持ち?


・・

・・・・


”第10回武闘大会開幕”


”A国恒例となった武闘大会が今年も始まった。”

”優勝賞金100億!世界一の賞金額である本大会には国内外から大勢の参加者が集まる。”

”もちろん、優勝できずとも勝ち続けるだけで多額の賞金とトロフィーが贈呈される。”


”記念すべき第10回ということで、今年は何か起こるのでは?と、期待してしまう人もいるだろう。”

”・・その通りである。”


”本選出場者は256名。その中には目を疑いたくなるような参加者もいた。”

”双星?いや、もはやそんなレベルではない。”

”今大会の注目選手はこの2名だ!”


”ドラゴン族 マラク選手”

”前代未聞ではあるが、本大会は参加手続きさえできれば出場資格を得られる。”

”出場理由は「面白そうだったから」とのこと。”

”マラクは陸上のドラゴンの中でも巨体を誇りながらも、飛ぶことができ強力なブレスもはく。”

”ひとたび暴れれば、もはや災害である。そんなドラゴンが初参加となった。”


”B国兵器 イプシロン・コピー選手”

”本誌記者がB国の秘密兵器として存在を確認していた。”

”頑丈なボディ、圧倒的な破壊力、そしてワープ能力を備えた戦闘兵器だ。”

”まさかこの様な形で【お披露目】が行われるとは誰も予想できなかっただろう。”

”間違いなく優勝候補の一角となる。”

”観客はこの大会でイプシロン・コピーを忘れられなくなるだろう。”


”さて、開催式である意味見事な挨拶をした我らが双星だが、特に変わった動きはなかった。”

”・・が、マラクもイプシロン・コピーも双星が関わっている。”

”元暴風地帯の開拓で双星はマラクの協力を得ていた。”

”イプシロン・コピーを動かす最後のパーツを用意したのは双星だ!”

”まさか、これも双星の計画なのだろうか?”


”大会は、最後までなにが起こるかわからない。”

”何事も思い通りいくわけではないことは誰もが知っている真理だ・・双星を除いて。”


双星「除くな。」


・・

・・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ