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189二年目武闘大会開幕!


A国の武闘大会が始まった。

今回は開催式から参加することにしたんだけど・・

すっごくざわざわしている。


受付「これより、第10回A国武闘大会を開催します。」

受付「まず初めに、A国王、挨拶をお願いします。」


国王「強者たちよ、よくぞ集まってくれ・・た・・なんでドラゴンがいるの!?」

受付「参加希望者です。ちゃんと本人が申請書を書いて提出されましたので。」

国王「えええ・・優勝間違いなしでは・・?」

そう、元暴風地帯の開発イベントを手伝ってくれたマラクさんが参加して来たのだ。

普通に参加資格があるらしくて・・

まぁ魔族が参加するんだもんな。参加資格はかなり緩い。


が・・ヤバいのは他にもいる・・


国王「・・おほん、なにが起こるかわからないのが武闘大会だ!」

国王「命を大切にしつつ優勝を目指すように!」

あ、王様挙動不審になってる。


受付「ありがとうございました。続きまして、前回大会優勝者の双星選手、挨拶をお願いします。」

俺の番だ。


双星「前回大会優勝の双星です。」

双星「最初に、みなさんの誤解を解いておきます。」

双星「私が優勝できたのは、激運のおかげではありません。」

王様の原稿は完璧に暗記してきた。

メイドさんやダークエルフさんの前で朗読もした。

とちらずがんばろう。


双星「手を変え品を変え闘って来たに過ぎません。激運もそのひとつ・・」

双星「みなさんがどんな対策をとろうと、私はそれを上回ります。」

双星「勝利の条件はただひとつ!エロいことです!」

・・あれ?


双星「エロこそ最強の証!どんな相手でも、それを証明してみせましょう!」

なんか違うこと言ってない!?


受付「ありがとうございました。」

受付「えー、情報によりますと、双星選手は猿の手の呪いにかかっており、時々卑猥な言葉が出るそうです。」

受付「そんな状態で演説をしてくださった勇気にみなさん拍手をお願いします。」

パチパチパチパチパチパチパチパチ

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ここんとこ大丈夫だったじゃん!

責任者出て来いやーーーーーーーーーーーーーーー


宇宙人「やれやれ、やっと出番か。」

違います!


受付「それではここで大会参加における注意事項の確認です・・」

受付のおねーさんが大会参加要項に書かれていることを読む。

開催式は、つつがなく終わった。

俺が恥かいたことを除いて。


・・

・・・・


双星「ひどい目に遭った・・」

宿に戻った俺は、横になって脱力した。


メイド「みなさんびっくりしていましたね。」

ダークエルフ「双星が言うと嘘か本当かわからないからね・・受付嬢のフォローはあったが多少はからかわれるだろうな。」

呪い・・解かないままだったもんなぁ。

放置した俺が悪い。

こんこん。


双星「はいどうぞ。」

ジェノア「よぉ」

同志「久しぶりだな!」

双星「ジェノアさん!同志さん!」

E国の内戦で革命団を率いていたジェノアさんと、その部下の同志さんじゃないですか。


ジェノア「お前が去年優勝したって聞いてたからほのぼのした大会なのかと思ったら、ガチだったな。」

同志「バケモンがごろごろしてたぞ!」

ははは。


双星「おふたりは見学ですか?それとも・・」

ジェノア「参加だ。ま、明日の予選が突破できるかもわからないがな。」

同志「ドラゴンとか、機械までいるじゃねーか!」

うん・・B国のイプシロン・コピーも開催式にいた。

機密はどうしたんだろうね?


機密「自分から晒していくスタイル。」


ジェノア「将軍も来たがってたが、これじゃあ来なくて正解だったな・・人の中にもヤバいのがいるしな・・」

同志「あー魔族!魔族いましたよね。」

ジェノア「・・そうだな。今日は挨拶に寄っただけだ。大会中はいるつもりだからよろしくな。」

双星「はい。何かあったらいつでも来てください。」

ジェノアさんたちは、泊まっている宿の場所を教えてくれて帰っていった。

こんこん。


双星「あ、はーい。」

ミルカ「失礼する。」

双星「ミルカさん!もしかして・・参加?」

ミルカ「ああ。新王の許可もいただいてある・・他の用事もあるがな。」

ダークエルフ「・・B国の件と、双星の計画についてだな?」

ミルカ「B国のは・・まぁ、”あれ”がそうなんだろうな。」

双星「ですね。」

ミルカ「お前の計画については王女様の方が興味を示している。」

ミルカ「あたしは邪魔しないようにと言われているだけだ。」

ダークエルフ「そう聞くと興味なさそうに見えるな。」

ミルカ「・・人は、”必殺の一撃”を狙うものだ。僅かな手で状況を劇的に良くしようとする。」

ミルカ「だがそんな簡単にできるものじゃない・・が、双星はそれを常にやっている。」

ミルカ「凡人が邪魔するなということだ。」

過大評価されるのにも慣れた。

ミルカさんも、泊まっている宿の場所を教えてくれて帰っていった。


・・

・・・・


双星「今回の大会は去年より厳しそうだね。」

ダークエルフ「普通であれば、マラクが優勝する。普通であれば・・な。」

メイド「含みがありますね。」

ダークエルフ「イプシロン・コピーの性能次第だな。あとは・・」

ダークエルフさんは俺を見た。


双星「・・さすがにドラゴンは無理でしょ?ドラゴンの棲む山でも逃げるしかなかったし。」

ダークエルフ「・・そのはず。そういえば、私の知り合いも参加するそうよ。」

メイド「誰ですか?」

ダークエルフ「盗賊ギルドの長、女王。」

盗賊ギルド・・以前、ポーカー勝負したっけ。

ハーフであるダークエルフさんとは違って、純粋なダークエルフ族なんだっけ女王さん。

すっごく綺麗なおねえさんだったなぁ。


メイド「・・もしかしてえっちなこと考えました?」

双星「ななななんのことかな?」

ダークエルフ「・・あいつは31歳未満閲覧禁止だから。」

ダークエルフさんも見れなくなりません?お知り合いですよね?


・・

・・・・


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