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183エンペラーズスキル


悪魔王「いらっしゃーい。異空間を経由するのが得意でーす。」

双星「あ、庭の植木にお水をあげる時間だった。」

馬車に案内されたら、なぜか御者の位置に悪魔王さんがいた。

逃げなきゃ!


超神「観光ガイドの超神です♪さぁさぁ乗ってください(乗れ)」

悪魔王「はい出発進行。お客さんどちらまで?」

超神「終点まで行きましょう。」

いやぁぁぁ馬車の終点ってどこだよおおおおお。

俺たちを乗せた馬車は行き先不明のまま出発した。


メイド「結局どこへ向かっているのですか?」

超神「お土産屋さんよ。このまま帰ったらお土産なしになっちゃうからね。」

あー、それは助かるかも。

・・色々知り合い増えたからなぁ。普段あまり会えない人にもお土産は渡しておきたい。


超神「(私がチップのところに案内して、私が鉱山情報をあげたのに、全部あなたの手柄にしたわね?)」

双星「(す、すみませんでした!)」

超神「(いいのよ。”あれ”が誘導したことだから)」

あれ?

俺たちは、その後は普通にお土産を買い、A国へ戻ることにした。

・・んだけど・・


双星「どこ?どこ通ってるの!?」

メイド「外は綺麗ですね。」

ダークエルフ「空間が歪んでいる・・異空間のようだが、あ、ありえない。」

双星「ありえないの?」

ダークエルフ「生き物のいない異空間に、酸素はないはず。」

悪魔王「双星がいるんだから偶然偶然。」

ダークエルフ「異空間が偶然開くことはない。そんなことが起きたら異なる空気が混ざり合うが、大抵の異空間の空気は・・存在しないか生き物にとって毒だ。」

ダークエルフ「意図的に開く場合、空気が混ざらないよう処置を施す。イプシロン・コピーもそうしていた。」

超神さんも異空間の空気は危険なのかな?

じゃないと自分が使わない機能を作ったことになるし・・


メイド「なら、この異空間は酸素があるんですね。普通に呼吸できますよ。」

ダークエルフ「空気における酸素割合が高く気圧が大きく違っていても危険だ。」

双星「・・わ、わかりやすく言うと?」

ダークエルフ「私たちは、極限られた環境でしか生きられない。異空間の殆どが私たちにとって死の世界だ。」

そういや、サメ顔の女の子の時も異なる空間へ行ったような・・場合によっては危険だったのかな・・?


超神「理論なんかどうでもいいのよ。異空間すごーいって楽しんじゃえ。」

双星「そもそもなんで異空間を通っているんですか?時間短縮?」

超神「それもあるけど、このままA国へ行くと、あなたが仕掛けたエンペラーズスキルが発動しちゃうの。」

・・はい?


超神「予言聞いたでしょ?あなたを殺さないとエンペラーズスキルが発動するって。あれを防ぐのよ。」

双星「あれ嘘だって聞いたんですが!?」

超神「・・これも読まれてたわけね。どうする?悪魔王。どっちにしても向こうの思うつぼだけど。」

悪魔王「何もしなければ天使の手のひらでしょ。このままあいつの予定をかき回すわよ。」

超神「おっけぃ。」

・・さっきは喧嘩してたのに、今は仲良くなってる。なんでだろう?


双星「というか、エンペラーズスキルを防ぐのと、異空間を経由するのがつながらないんですが。」

超神「巨大なエネルギーをぶつけるのよ。地表が消し飛んじゃうほどの余波が起こるから、異空間にそのエネルギーを受け止めさせるわけ。」

双星「・・異空間にいる俺たちは大丈夫なの?」

超神「レッツゴー!」

答えろや!!!


ダークエルフ「B国で聞いた予言か。双星を殺すわけじゃないだろうな?」

超神「殺すのもひとつの方法。でも他のやり方でもエンペラーズスキルは止めることができる。そっちをやるのよ。」

悪魔王「あの言い方はミスリードよねぇ。あんなやり方間違ってるわ。」

メイド「よくわかりませんが、安全なやり方なんですね。」

超神「任せなさい。あなたに渡した婚姻届は無駄にしないわ!」

そういやそうだった!役所に提出したらどうなんの!?

あ・・ダークエルフさんは、実の両親の情報をもらったんだっけ。

A国にいるんだよなぁ・・どうするんだろう?

記者さんは未解決事件の情報・・あれ?


双星「記者さん静かだね・・ていうかすごい書いてる。」

記者「そりゃそうでしょ!大スクープよ!独占記事よ!まさか双星の計画が数百年前から始まっていたなんて!!!」

双星「・・あーあれはその・・実は全部でまかせなの。戦争を止めるための方便というか。」

今思えばすごいこと言っちゃったなぁ。


記者「・・・・つまり、A国王に大会の賞金や土地やらをとられても支持していたのは、A国王が計画に沿った人物だったから・・ではない、と。」

双星「うん。普通にがんばってると思うよ。」

記者「双星がC国やB国へ行ったのは、3国をひとつにまとめるための計画とは関係ない、と。」

双星「うん。いつも他の理由で行ってたよね?」

記者「10年前も70年前もまーったく計画とは関係ない、と。」

双星「うん。というか、最初から計画なんてなくて、いつも場当たりで行動しています。」

記者「ほーん。たまたま話がつながっているように見えたから、利用させてもらったと?」

双星「うん。偶然ね。」

記者「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー偶然という名の計画!」

誘導してない?


記者「すごい記事になりそう!記者賞も夢じゃない!」

双星「捏造だめ、ぜったい。」

記者「じ・じ・つ♪」

双星「全部偶然なんですから。せめて俺のコメントは捏造しないでくださいね。」

記者「いーよ。」

あれ?いやにあっさり引き下がったな。

・・まぁ捏造しないならいいけど。


超神「さぁA国に突入するわよ。舌かまないようにね。」

外の景色が少しずつ変わっていく。

特に揺れたり衝撃もなくA国に入った。

そういえば・・エンペラーズスキルってなに?発動したらどうなるの?


・・

・・・・


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