159新たなリーダー
ここは・・医務室?
俺たちを連れてきた女の子・・テミスさんだっけ?
それとベッドで横になっているおっさんがいた。
?「みんな心配かけてすまなかった。」
幹部「ウラノスお前生きてたのか!?」
え?亡くなったんじゃないの?
ウラノス「そちらのお嬢さんに助けてもらった。」
ウラノスさんは、ダークエルフさんを見た。
双星「あれ?なら用事って・・」
ダークエルフ「もしかしたらと思って。会議に出ていたら間に合わなかった。」
さすがとしか言いようがない。
おや、運命はどうしたのかな?
天井「やられたと言っただけで、死んだとは言ってない。」
・・そういえばそうだったような。
ウラノス「だがしばらくは動けそうにない。お前たちに任せることになるだろう。」
幹部「い、いやでも・・」
幹部「ウラノスお前がいないと・・」
幹部「すぐアイテルが攻めて来るって・・」
ウラノス「テミスから話は聞いた。なに、そちらの方々に任せておけば安心だろうはははははははは。」
俺以外は優秀ですよあははははははは。
幹部「はあ・・」
ウラノス「そちらの代表はどなたかな?」
ダークエルフ「双星。」
ミルカ「双星。」
メイド「双星様です。」
ウラノス「では双星殿に我らのリーダーをお願いしたい。」
双星「俺でいいの?ミルカさんもいるのに。」
ミルカ「お前以外がリーダーではダークエルフが言うこと聞かんだろ。」
もしかして俺・・ものすごく恵まれている!?
ウラノス「どうかよろしくお願いします。」
双星「あ、はい。がんばります。」
兵士「大変です!アイテル軍が攻めて来ました!」
ウラノス「来たか・・テミス、お前も行きなさい。お父さんは大丈夫だから。」
テミス「はい!任せて!」
運命は決まってるから絶対勝つよね。
ベッド「攻めて来たアイテル軍だけど、3勢力に背後を突かれて逆に攻められるよ。」
ベッド「少し守っていればすぐ退却するから。みんなに任せておけばOK♪」
未来が決まっているって楽だ。
怖いけど・・こういう時は安心できるなぁ。
・・
・・・・
部屋を変えて作戦会議を始める。
幹部「アイテル軍は5万の兵で攻め込んできました。対してわが軍は1万ほど・・」
幹部「一般的には守る方が有利ですが・・兵力の差がありすぎです。」
幹部「ここは持久戦をとりながら、交渉で停戦する方がよいと思われます。」
アイテル軍は今、別の3つの勢力から攻められようとしているんだよね?
それに気付いたら退却してくれるんだから、持久戦でいいはずだ。
タイミングを見て停戦すればすぐ応じるはず・・うん、妥当な線だ。
ダークエルフ「停戦なんて必要ないわ。殲滅すればいい。」
え?
ミルカ「5倍程度の兵力差で恐れるなんて、敵は巨人かなにかなのか?」
え?
お、おかしいな。俺の常識だと兵力の多い方が有利だと思ったんだけど・・
幹部「アイテル軍は5万だぞ5万!こちらは1万、勝てるわけがない!」
ダークエルフ「1万もいらない。500もいれば十分。」
ミルカ「私ひとりで勝てるけど?」
え?え?え?
幹部「無茶苦茶だ!」
幹部「他国にはバカしかいないのか!」
幹部「な、ならそれで勝って見せろ!」
ダークエルフ「じゃあちょっと行ってくる。」
ミルカ「さくっとやってくる。」
ダークエルフさんと、ミルカさんは部屋を出て行った。
幹部「まったく非常識だ!」
幹部「先ほどの戦いで調子に乗ってるんですよきっと。」
幹部「負けて帰ってきたら身体で責任をとらせましょう。」
幹部連中も部屋から出て行った。
メイドさんとテミスさんと俺が残された。
双星「俺がリーダー・・だよね?」
決定権とかないの?
テミス「・・逃げる準備でもするわ。パパを移動させないと。」
テミスさんも部屋を出て行った。
メイドさんと俺が残される。
メイド「カードゲームでもして待ちますか?」
こんなんで俺が皇帝になれるの!?
だが返事はなかった。
・・
・・・・




