158新たな拠点
女の子と一緒に拠点へ行くと、そこは戦闘中だった(知ってた)
女の子「そんな!パパ!」
ダークエルフ「力を貸すということだが・・早速か。」
ミルカ「お前らはすぐ厄介事に首を突っ込むな。」
双星「あ、ミルカさん。」
ミルカ「突然現れたのにあまり驚かないんだな。」
ネタバレ済みですので。
双星「むしろちょうどいいところに!って感じです。」
双星「出来れば手伝ってもらいたいんですが・・」
ミルカ「・・まぁいい、こいつも試してみたいところだったからな。」
そう言って、ミルカさんは剣を取り出した。
一般的な装飾の少ない無骨な剣とは違う。
その剣は明らかに他とは違う雰囲気を出していた。
ミルカ「だが好きにやらせてもらう。」
ミルカさんは・・敵陣のど真ん中に突っ込んでいった。
双星「・・いや危険すぎでしょ!」
ダークエルフ「こっちはこっちでやらせてもらうか。」
双星「ミルカさん放っておいて大丈夫?」
ダークエルフ「分別のつかない者じゃない。さて・・お前の兵を借りるぞ。」
女の子「あ、ああ・・」
ダークエルフさんは女の子の連れている兵に指示を出し、敵の背後から攻撃を仕掛けた。
俺は・・魔法アイテムでも投げるか。
ポイっと。
敵兵「うわあああああああああああああああああ」
敵兵「ささささむいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
敵兵「て、手が凍えるうううううううう」
ポイっと。
敵兵「うわああああああああああああああああああ」
敵兵「あつあつあついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
敵兵「炎で鎧が熱を持って・・やけどするうううううううううう」
ポイっと。
敵兵「うわああああああああああああああああああああ」
敵兵「大地がうねるううううううううううう」
敵兵「う、動けないいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
ポイっと。
敵兵「うわあああああああああああああああああああ」
敵兵「痛い痛い痛い!」
敵兵「しびしび痺れるうううううううううううううう」
面倒なので投げまくり。
敵兵「うわあああああああああああああああああああああああああああ」
敵兵「陸地になんで渦潮がああ助けてくれええええええええええ」
敵兵「飲みこまれるうううううううううう」
女の子「す、すごい・・」
敵兵「て、撤退撤退!」
敵兵「引き上げの合図が出たぞ!」
敵兵「助かった!いきなり自然災害とかやってられねーよ!」
敵は退却した。
ダークエルフ「敵の方が兵数も装備も上。ま、でなければいきなり私たちに力を貸してなんて言わないわね。」
ダークエルフさんが戻ってきた。
ミルカさんは大丈夫かな・・
ミルカ「兵の練度はC国の勝ちだった。装備は見習うところがあるな。」
あ、ミルカさんが・・おや、かすり傷すら見当たらないんですが。
こんなにも強かったっけ?
女の子「C国・・あなたたちはC国から来たの?」
ミルカ「あたしはC国だ。」
双星「生まれは違うけどA国から来ました。」
ダークエルフ「A国から。」
メイド「A国です。」
女の子「異国の地には天才しかいないの・・?」
双星「この人たちは別格だから。自国でもレベルが違うんで。」
女の子「そんなすごい人たちがなんでG国に?」
双星「休暇旅行。」
ミルカ「あたしは双星のストーカー。」
双星「えっ!?」
ミルカ「偶然いると思った?」
いやまぁそんな偶然ありえないよね・・
えっと・・なんて言えばいいのか。
双星「す、ストーカー行為はほどほどに・・」
ミルカ「冗談だ。狙いはお前じゃない。」
あ、あははそうだよね。
女の子「立ち話もなんだし中で話をしましょう。仲間に紹介もしたいし。」
そうだね。
俺たちは女の子の案内で建物の中に入っていった。
違法建築物「女の子の父親がリーダーなんだけど、この戦いでやられたから。」
違法建築物「うまく慰めると童貞卒業できるよ!」
な、なぜ俺が童貞だと・・
違法建築物「みんな知ってるよ。で、お前がリーダーになるから。皇帝への第一歩だね!」
そんなことよりみんな知ってるの?
ねえみんな知ってるの?
答えてよ!本当にみんな知ってるの?パブリック情報なの!?
違法建築物「残酷過ぎて言えない・・」
言えや違法建築物ぅぅぅ!
違法建築物「違法って、ギリOUTなだけだよ。」
ギリなら・・いやそれ違法やん!
・・
・・・・
中に入ると、違法建築物が言った通りリーダーで女の子の父親が亡くなっていた。
悲しみに暮れる女の子を慰めようとしたら、他の人に呼ばれてしまった。
ダークエルフさんは用事があるとかで不参加。
幹部「テミスが連れて来たのはお前たちか。」
幹部「中々の強さのようだな。」
幹部「だが強いだけでなんとかなるところじゃないぞここは!」
なんでこの人たちリレーして喋ってるんだろう。
お前らは馬か!
ミルカ「ひとまず状況を教えてもらいたいのだが。来てすぐ力を貸してくれと言われただけでなにもわからん。」
幹部「ああ。まず我らだが・・1つの地域を支配している。」
幹部「下剋上とか流行ってたからやってみたら成功してしまってな・・ウラノス・・テミスの父が意外と優秀でまいったまいった。」
おいおい。
幹部「でな、すぐ隣の地域を支配しているやつが攻めてきたわけだ。」
幹部「アイテルという、昔からの名門で5地域ほど支配下においている強敵だ。」
幹部「世の中が乱れているのに乗じて勝手に支配を広げるなど認められない・・と難癖つけられたわけ。」
至極真っ当な意見。
どう見てもこちらが悪です本当にありがとうございました。
ミルカ「さっきの戦闘は先発隊か。引くのも早いし数が少なすぎる。」
幹部「ああ。すぐに本隊がやって来る。お前らがどんなに強くても敵うわけがない!」
幹部「せめてウラノスが・・リーダーがいれば・・」
こんこん。
ダークエルフ「まだ会議中か。」
双星「ダークエルフさん。」
やることがあるから別行動だったんだよね?
でも来たばかりの国で用事って・・?
ダークエルフ「みんな来てもらおう。」
幹部「な、なんだいきなり?」
幹部「亜人を見るのは初めてだが・・人間に似ているようで違うのだな。」
幹部「ムチで叩いてください。」
ここから俺が皇帝になるの無理じゃね?
これが幹部でいけるの?
違法建築物「運命は既に決まっている。お前もすぐわかるだろう、運命の前では人の力など関係ないと。」
まぁ・・わかってるつもりだよ。
武闘大会で優勝してドラゴンの棲む山へ行き生きて帰って、宝くじは当たりまくり抽選会やれば独占。
どんだけ化け物と戦って勝ってきたか。
本当はなにもできない俺なんかが・・
・・
・・・・




