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13恐ろしき博打


賞金の1600万とトロフィーをもらって宿に帰った。

あんな闘い方でこんな大金もらっていいのだろうか?ちょっと不安。


双星「ただいま。」

メイド「お帰りなさい!今日の試合はもうびっくりでしたよ!」

ダークエルフ「お帰り。あんな闘い方見たことがない。」

双星「ぐるぐる縛られてたのはそういう約束だったからで・・まぁうん、俺もあんな闘い方見たことないや。」

てかあれは闘いなのか?


メイド「もうあんなマネしちゃダメですからね!」

双星「頼まれてもしませんですはい。」

ダークエルフ「まあまあ、試合で疲れているんじゃない?今日は早く休んだ方がいいと思うけど。」

メイド「あ・・私ったら・・ごめんなさい。」

双星「あーいや、俺のこと心配してくれたんだよね。ありがとう。」

メイド「双星様・・」

ダークエルフ「そんなことよりご飯まだ?」

メイド「・・邪魔者が一匹・・」

ダークエルフ「殺人事件が起きたら犯人はメイド。」

それはおいといて、今日は早めに休むことにした。

・・なぜかみんな俺の寝床にやってくるのはどういうことかな?


・・

・・・・


次の日。

そういや明日の対戦相手は誰だろう?

昨日は試合直前に、前回大会の準優勝者だって聞いたからなぁ。

これ以上やばい相手はごめんだ。俺には棄権することくらいしかできないけど。


メイド「あの、おいしくありませんでしたか?」

双星「え?」

メイド「難しい顔をして食事の手を止めていたから・・」

ダークエルフ「おいしいよ。なんなら私が食べるけど?」

双星「あー違うんだ。明日の試合のことを考えていて・・」

メイド「もしかしてすごく強い相手なんですか?」

双星「いや、対戦相手が誰か知らないんだ。今まで調べたりしなかったけど、それじゃまずいかなーって。」

メイド「もう四回戦まで終わったのに、対戦相手を知らずに闘っていたんですか!?」

双星「え?おかしい?」

ダークエルフ「順位が上になればなるほど、相手に合わせた戦術が必要になる。そのためには相手のことを調べるのは普通のこと。」

ダークエルフ「なにからなにまで型破りな人。」

双星「いや・・ずっと相手が自滅してきただけだから・・」

メイド「そんな!みなさん言ってましたよ・・全部計算でやってるって。出なければあり得ないって。」

双星「いやそれが本当に全部偶然の出来事なんだよ。」

ダークエルフ「全部偶然?理由は?」

双星「わからないけど、きっと誰かが幸運を授けてくれたんだよ。なんか偉そうな人とかが!」

ダークエルフ「・・」

メイド「・・」

ダークエルフ「それだけ運がいいなら、宝くじでも買ってみたら?」

双星「ダークエルフさんいいこと言った!!!」

ダークエルフ「・・いえ、宝くじは当たりの数が決まっているから、カジノとかの方がいいかも。」

双星「カジノとか怖そうだから、宝くじをちまちまやります!」

ヘタレでごめんなさい!

でもほら、博打って勝ちまくったら帰れなくなるって聞くし・・


・・

・・・・


というわけでやって来ました宝くじ売り場。


双星「その場で当たりはずれがわかる宝くじください!」

おねーさん「なんで?」

なんで?・・そう言われるとは思わなかった。

なにか哲学的な答えが必要なの?


双星「運試しです!」

おねーさん「入荷したばかりのがあるよ。1枚200だけど、何枚買う?」

双星「100枚ください!」

1枚200で100枚買えば、20000だ。

それがいくらに化けるか・・俺の運が試されている!


双星「1等は何人に当たりますか?」

おねーさん「1等1000万、10枚だよ。」

10枚か・・そのうちの1枚でも当たれば、俺の運は異常だと言っても過言じゃないだろう。


1枚1枚丁寧に当たりはずれを確認していく。

まずは・・当たり。1等1000万だ。

・・んん!?

なに?なにがどうなってるの?

き、きっと俺の見間違いだな。そうに違いない。


2枚目は・・当たり。1等1000万だ。

・・誰か助けて。そりゃ可能性は0じゃないけど、常識じゃありえないでしょ!?


3枚目は・・当たった。1等1000万・・

冷静に考えろ!これはもうなにかの間違いだろ!

間違って当たりとはずれのクジが入れ替わって作っちゃったんだ。そうに違いない。


双星「おねーさんこのクジ変です!」

おねーさん「そりゃ外れることもあるさ。」

双星「当たりすぎなんです!!!」

販売のおねーさんにクジを渡す。

おねーさんは首をかしげた。


おねーさん「残ったクジも見ていい?」

双星「どうぞ。」

おねーさん「・・当たった・・2等・・」

今度は2等か。ふふ、俺が確認しなかったからグレードが下がったんだな。

・・ってなんでまた当たるの!?

可能性は0じゃないけど、宝くじってこういうもんじゃないよね!?

俺が買った100枚全部確認したところ、1等が10枚、2等が90枚だった。


双星「・・なにかの間違い・・ですよね・・」

おねーさん「た、たぶん・・あの、少しこちらで調べさせてもらってもよろしいでしょうか?」

双星「ええこんなのありえませんから、どうぞ調べてください!」

おねーさん「一応連絡先をお願いできませんか?もし間違いだったらぬか喜びになってしまいますし・・お詫びくらいはあると思いますので。」

おねーさんが脱いでくれるとかそういうお詫びなら大歓迎だな。うん。

俺は全力で泊まっている宿と名前を書いた。

ギャンブルは怖いって聞くけど、本当に怖かったよ・・。


・・

・・・・


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