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135【正体は?】


ドラゴンズタウンにただいま!


ドラゴンズタウン「お帰り。自分の家だと思ってくつろいでいってね。」

ありがとう。

町が喋るのにも慣れた・・あれ?なんか違和感・・


ヒミカ「事の顛末てんまつを王へ報告しないとな。だが信じてもらえるか・・70年前のこともまだ曖昧なままだしな。」

王女「私からも話させてください。そのために来ましたから。」

俺はどうしよう・・馬小屋に顔を見せるかな。

強運が無くなったなら、もう馬たちとも話せないだろう。元々俺にそんな力はなかったのだから。

これからはどう馬の世話をすればいいか・・普通に愛情込めて育てればいいか。

ヒミカさんは、ミルカさんとC国の王女様を連れて王宮へ行った。


受付「あ、みなさんお出かけしてたんですか?お帰りなさい、お土産ちょーだい♪」

メイド「・・あれ?」

双星「・・受付の・・おねーさん?」

ダークエルフ「・・」

受付「もしかしてお土産買ってないとか・・?しょぼん・・」

双星「ありますあります!」

いつもちょっと余分にお土産は買っている。

宿にいる人って固定じゃないから。


受付「やったぁ。バームクーヘン好き♪」

双星「あのー、受付のおねーさんですよね?」

受付「美少女戦士にでも見えた?」

双星「いやその・・堕天使じゃないの?」

受付「例え他人を堕落させることはあっても、私は堕落しません!えっへん!」

それについては要審議だけど・・一体全体どういうこと?


メイド「あのあの、私たちC国で、あなたが堕天使になったのを見たんですが。」

受付「興味あるなら一緒にコスプレする?」

メイド「はい♪」

するの?見てみたいけどさ。


ダークエルフ「お前は・・一体何者だ?」

受付「表向きはいつも真面目な受付嬢、裏では遊ぶの大好きな今時の女の子。しかしその実態は!」

表向きの姿を見たのはどれくらい昔だっただろうか?

武闘大会の予選あたりかな?


受付「世界征服を企む悪の総帥でした~」

双星「あ、悪の総帥?」

受付「計画はこうです!まず双星さんが世界を牛耳ります。次に私に世界をプレゼント。征服完了!甘美で怠惰な生活を過ごすの♪」

ダークエルフ「そういう冗談ではなく、お前も堕天使なのか?」

受付「お前もってことは、ダークエルフちゃんは堕天使なの?」

ダークエルフ「違う!70年前、A国を無茶苦茶にしたのは・・お前なのか?」

受付「生まれていませんよ。よくわかりませんが濡れ衣です!」

双星「今まで受付のおねーさんと接してきて、別におかしな感じなかったし、今回だけ堕天使が化けてたんじゃない?」

受付「その堕天使はどうなったんですか?」

双星「C国で倒されましたけど。」

受付「肖像権の侵害なので損害賠償と慰謝料を請求したいんですが、どうすればいいですか?」

双星「・・いなくなったし無理なんじゃないかな?」

受付「そんなぁ。双星さん慰めてくださぁい。」

双星「え?えっと・・じゃあ、なでなで・・」

抱きついてきた受付のおねーさんの頭を撫でる。

こ、これは・・いい!すごくいい!!


メイド「この腹黒さ、堕天使です!」

ダークエルフ「ああ、間違いない。」

双星「いや違うでしょ!」

私情入りまくり。

俺は受付のおねーさんにC国で起こった話をした。


受付「つまり、私の偽物がいたってことですか?」

双星「まぁそうです。なんか昔ひどいことをしてたみたいで。」

受付「じゃあ・・今までも誰かに化けて悪さをしてたかもしれないですね。」

ダークエルフ「!?」

双星「なるほど、受付のおねーさんに化けた堕天使は完璧と言っていいほど見分けつかなかったし。」

双星「過去の件も調べればなにかわかるかも。」

ダークエルフ「私もちょっと王宮へ行ってくる。」

双星「行ってらっしゃい。」

ダークエルフさんも王宮へ行った。


双星「えっと、疑ってすみませんでした。でもC国でほんとびっくりしたんですよ。」

受付「次疑ったら慰謝料もらいますからね!」

双星「はい・・」

好感度下がっちゃったかな。

嫌われてなければいいけど。


メイド「私たちはどうします?」

双星「とりあえず帰ってゆっくりしよっか。」

メイド「はい!」

受付「なら私も帰ります。お土産ありがとうございました(またよろしく)」

今回のはなんだったんだろうな。

まぁでも、悪魔(堕天使)倒したから、あとは平和になるってことで・・いいんだよね?


受付「・・ふふ・・」


・・

・・・・


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