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125ニアー革命軍


双星「ただいま戻りました。ファアウェイ革命軍のリーダーさん連れてきました。」

ジェノア「ここは良い街だな。住民はいつも通り過ごしている。」

同志「内戦中って雰囲気じゃねえな。実力は噂通りってわけかい将軍さんよ。」

将軍「そう言ってもらえると嬉しい。民あっての国、気にはしているのだ。」

ジェノア「だがどれだけ気にしても、限界というものがある。早く内戦を終わらせ国民には安心してもらいたいものだ。」

将軍「我らの協力こそが国民の安心につながであろう。」

ジェノア「わかってはいた。だが、理念の違う者が集まっても足の引っ張り合いになる・・お前は信用できるか?」

将軍「できないという前提で考えてもらえると助かる。」

ジェノア「ふっ、そうだな。」

同志「どういうことですかい?」

俺もまったくわからん。


ジェノア「仲間が敵対行動をとれば裏切りだが、敵が敵対行動をとっても裏切りとはならない。」

ジェノア「最初から信用できないとわかっていれば、多少の勝手も許し合えるということだ。」

同志「さっぱりわかりません。」

俺もさっぱりわからない。


ジェノア「これからは革命を共にする仲間だとわかればいい。」

同志「了解!」

あれ、もしかして連れてきた時点では決まってなかったの?

うーんわけわからん。


副官「失礼します!」

将軍「副官、お主も戻ったか。」

副官「申し訳ございません、ニアー革命軍は協力を拒否しました。」

将軍「なんと!?」

ジェノア「ほう・・」

同志「ふん!別にあんな連中、最初から仲間だとは思ってねえよ!」

インスペクター「とはいえ、革命軍同士で争うこともないだろう。無視して政府攻略といくか?」

副官「首都へ向かうとちょうどニアー革命軍が我らの背後をとる形となりますので・・少々危険かと。」

同志「お前が無能だったんじゃねえのか?交渉のうまいやつはいねえのかよ。」

副官「なんだと!」

将軍「ニアー革命軍とは何度も戦ったからな。いきなり信用しろというもの難しい話か。」

ダークエルフ「交渉に長けた者・・か。」

ダークエルフさんがちらっとこっちを見る。


インスペクター「まあ実績を考えると・・」

インスペクターさんがちらっとこっちを見る。

おや、なんだか嫌な予感がする。


将軍「私も説得されたからな。」

将軍もちらっとこっちを見る。

ひしひしと嫌な予感がする。


ジェノア「なるほど、適任者がいるようだな。」

ジェノアさんまでちらっとこっちを見る。

いやー、もしかして俺、未来がわかるかもしれない!

絶対俺が指名される!!


副官「双星殿の方は上手く話がついたようですね。何度も働いてもらって悪いですが・・」

副官さんもちらっとこっちを見る。

はいはいわかっています!


メイド「行ってらっしゃい♪」

双星「行ってきます(泣)」

失敗しても怒らないでね。


・・

・・・・


メイド「双星様はみんなをつなぐ橋渡し役ですね。」

将軍「見た目からは想像もつかない働きをしてくれている。」

副官「どう見ても一般人ですよね。」

ダークエルフ「まぁそこは服装もあるだろうがな。」

双星は旅人用の服をよく着ている。

厚手で丈夫ではあるが、威厳は一切感じられない服だ。


ジェノア「つかみどころの無い男だ。強さも思想も誇りも感じられないように見えて、だが実際は違う。そして底がわからん。」

同志「あ、あれはたまたま床が滑っただけで、別にあいつは強くなんかないですって!」

ダークエルフ「双星はA国の武闘大会で優勝している。」

同志「ま、まさか、賞金100億とかいうとんでもないあれか!?」

ダークエルフ「ああ。今年の優勝者だ。」

将軍「なんと、そんな大物だったとは。」

ダークエルフ「魔王とも戦った。それでいて双星は・・無敗のままだ。」

将軍「・・」

ジェノア「ヒュー♪まさか全部演技なのか?あのお人好しな感じなのとか、うちの同志との闘いも・・」

ダークエルフ「近くにいてもまったくわからん。本人は一貫して全部偶然だと言い張っているがな。」

同志「偶然・・確かにあれは偶然だと思うが・・」

兵士「失礼します!ファアウェイ革命軍の方がジェノア殿への面会を求めています!急な報せのようです。」

将軍「なにかあったのかもしれん。」

ジェノア「ああ。ここへ連れて来てくれ。」

兵士「はっ!」


・・

・・・・


革命軍メンバー「ジェノア様、政府がニアー革命軍と接触していることがわかりました。」

将軍「なんと!あの者たちが手を組んだのか?」

ジェノア「・・ならここを挟み撃ちにしているはずだ。まだ交渉段階だろうな。」

インスペクター「とはいえこのまま黙って見ていてもジリ貧だろう。」

同志「お前が交渉失敗したのって、そのせいなんじゃねえか?」

副官「どうだろうな。私が力不足だっただけかもしれない。」

メイド「あれ、そのニアー革命軍のところへ双星様が向かっているんですよね?」

将軍「そうだな、心配だ。」

同志「政府との交渉状況によっては、双星殺されるんじゃねえか?」

ダークエルフ「ニアー革命軍がかわいそうなことになるかもな。」

同志「え?」

ダークエルフ「え?」

将軍「すぐ事実確認だ!それと早馬を出して双星にこのことを伝えないと。」

副官「間に合うでしょうか?双星の馬術はかなりのものです。」

ジェノア「あいつなんでもできるな。A国じゃどういう扱いなんだ?」

インスペクター「公式には軍馬の世話係です・・非公式には何でも屋でしょうか。国内外の問題を対処してもらっています。」

ジェノア「非公式の評価が凄そうだな。」

同志「マジかよ・・そんなやつにはまったく見えなかったぜ・・」

インスペクター「自分も未だに半信半疑です。しかし実績だけ見れば双星殿に敵う者はいないほどA国に貢献しています・・双星殿がA国へ来てから一年も経っていないというのに・・」

ダークエルフ「ニアー革命軍の方が心配になるだろう?」

同志「お、おう・・でもなんでA国にいるんだよ。ここ、E国の生まれなんだろ!?」

しかし、それに答えられる者はいなかった。


・・

・・・・


馬「帰ってすぐ次の任務とは、お客さん大変だね。」

双星「まぁね。でもそれで早く革命終わって帰れるならがんばるよ。」

戻るの遅くなって怒られるの嫌だし。


馬「いやー立派だ!ならニアー革命軍への説得方法もお考えで?」

双星「誠意をもって話せばなんとかなるんじゃないの?」

馬「ダメダメ!誠意より地位、金、名誉ですよお客さん。誠意とか一文にもなりゃしませんって。」

双星「そうなのかな・・革命軍ってボランティアみたいなもんじゃないの?」

馬「ボっラっンっティアってお前っっっ、ねーよ!」

ないかーやっぱりなー。


馬「どれだけ自分に利があるかが重要ですよ。例えばほら、がんばってるオレにニンジンとか、な?」

双星「飼い主に言ってください。」

馬「お客さーん(泣)」

いい人いるといいな。


・・

・・・・


ニアー革命軍へ行くと、なんと地元の後輩がいた!

これはもう、とんとん拍子にうまくいきそうな気がした。


後輩「双星さんが革命とかイメージとは違いますね。」

双星「戦闘はしたくないから、がんばって裏方やっています。」

後輩「あ、イメージ通りだわ。」

安全が一番。危険な戦闘とかやりたくない。


後輩「この中にリーダーたちいるから。」

双星「ありがとう。よーし、説得がんばるぞー。」


・・

・・・・


リーダー「よく来たな。だがたった今、我らは政府と協力していくことにした。」

政府使者「ではリーダー殿、こいつを殺し、反乱軍とは違うことを証明してください。」

リーダー「ということだ。せっかく来てくれて悪いが、大人しく死んでくれ。」

え!?


壁「外交が命懸けって知ってた?」

天井「ご冥福をお祈りします。」

床「骨は拾うよ(^ω^)ワイ優しい。」

生き残り希望!助けて!

バンッ!

いきなりドアが開いた。


革命軍メンバー「リーダー!政府に協力するとか勝手に決めないでくれ!」

革命軍メンバー「革命で国を変えるんじゃなかったのかよ!」

革命軍メンバー「オレたちの正義はどこ行ったんだ!」

正義「旅に出ます(^^)」

リーダー「それより政府がオレたちを正式な軍に取り立ててくれるんだぞ。」

リーダー「公務員試験に落ちるようなお前らには朗報だろははははははははは。」

革命軍メンバー「お、お前なんかリーダーじゃないいいいいいいいいいいいいいいいいい」

グサッ・・

革命軍メンバーの剣が、リーダーのお腹に刺さった。


リーダー「お、お前ら・・」

革命軍メンバー「リーダーを倒して、正義を取り戻す!」

正義「ただいま(^^)/お土産あるよ」

悪「どうもお土産ですヽ(`・∀・´)ノよろしく」

リーダー「お前らみたいな無能に・・なにができる・・ぐふっ」

政府使者「ひ、ひぃぃ!」

革命軍メンバー「政府は敵だ!お前も死ね!」

政府使者「た、助けてくれええええええうわあああああああああああああああああああああああ」

な、なにが起きているのか理解できない。


正義「革命軍で革命が起きた(^^)/いえーい」

悪「うおっふ(・∀・)ノいえーい」

中立「ぐふ<●>∇<●>ふふふ」

怖い、お前らの方が怖いよ。


革命軍メンバー「革命軍の使者殿ですか?」

双星「あ、はい。」

革命軍メンバー「同じ革命軍同士、これからは協力していかないといけませんな!」

革命軍メンバー「同志が増えるとは喜ばしいことだ!」

革命軍メンバー「打倒政府!」

ハイソウデスネ。

ところで赤く染まった物騒なのが俺の目の前をふらふらしているんですが。

しまってからお話しましょうよ。


・・

・・・・


馬「あ、話終わった?誠意でなんとかなった?」

双星「誠意なんていらなかった。」

馬「だろ?みんな自分の利益のために革命やってんだぜ。お前もわかってきたな!」

というかなにもしなかった。


正義「とんとん拍子だったね(^^)」

悪「次どこイク?(・∀・)」

中立「わく<●>∇<●>てか」

第四の使者「バイオ(●)(●)ミラクル!」

増えるな。

ついてくるな。

帰ってください。


正義「じゃあ政府軍行ってくる(^^)」

悪「ボク革命軍(・∀・)」

ちょっと><待って


中立「行き場がない(´<●>ω<●>`)しょぼん」

第四の使者「ぼくって(●)×(●)うぽつ!」

うぽつ?


宇宙人「呼んだ?」

呼んでません。


・・

・・・・


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