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113みんなの戦果


さて帰るか。

メイドさんを捜して魔王城を歩き回る。


魔王城「その先の食堂にいるよ。」

親切設計ありがとうございます。


魔王城「体に穴が空いて痛いよ。」

あー、リカルドさんの魔法か。

ごめんなさい。


魔王城「修理・・治療費は安くしておくよ!」

魔王に請求しといて。

異世界行っちゃったっけ・・じゃあ王様へ。


魔王城「人間かぁ。実は人見知りなの。」

じゃあリカルドさん。


魔王城「誰?」

自称魔王としてその知名度はどうなんだろう。

おっと、声が聞こえる。

・・なんか騒がしいけど、まさかあのアンデッドたち、メイドさんになにかしてるんじゃ・・

エロいこととか!!!!!


メイド「そんなんじゃおいしい生クリームにはなりません!もっと素早くかき混ぜてください!!!」

ゾンビ「ひ~ひ~」

メイド「イチゴは均等に!料理は見た目も大事なんですよ!!!」

スケルトン「目が回るで~」

スケルトンの目を見てみた。空洞だった。

・・さて、終わるのを待つかな。


・・

・・・・


メイド「完成です♪ホールのショートケーキ♪」

ゾンビ「人間・・やばいん。」

スケルトン「情熱が違いすぎやで。」

メイド「本気でやらないと、食べてくれる人に失礼ですから♪」

ゾンビ「ふごい・・」

スケルトン「がんばったから痩せたかな?」

贅肉ないですよスケルトンさん。


双星「えっと、キリいいとこまでいった?」

メイド「双星様!あとはお片付けして完了です♪ところで魔王は・・」

双星「倒したわけじゃないけど、解決したよ。もう現れないと思う。」

メイド「さすが双星様♪♪」

ゾンビ「人間のパワーってふごふぎ。」

スケルトン「オレも鍛えて筋肉つけてみるかや。」

だから骨しかないって!


・・

・・・・


メイドさんと魔王城を出て、みんなと合流しに向かう。

ホールケーキはお土産。

ゾンビさんもスケルトンさんもケーキは食べないそうだ。

なにが主食なんですか?とは聞けなかった。生者とか返ってきたら怖いんで。

ズゥゥゥゥン・・


メイド「あ、あれ!」

見ると、四天王の・・フォースさんかな?が、倒れる音だった。

え、ヒミカさんとインスペクターさん、あれ倒したの?


・・

・・・・


少し急いで行ってみると、ヒミカさんが四天王のフォースさんに腰かけてた。

あ、本当に倒したんだ。


ヒミカ「もうそっちは終わったのか?」

インスペクター「魔王は?」

双星「倒したわけじゃないけど、解決したよ。詳細はみんな揃ってから話すから。」

ヒミカ「さすがだな。」

インスペクター「魔王城から爆音が聞こえたから、少し心配してたんだがな。」

不要だったなと、インスペクターさんは笑った。


双星「おふたりも、なんというか・・勝ったみたいで。」

インスペクター「そのことなんだが!!!」

双星「は、はい?」

インスペクターさんが、俺の肩を掴んで迫ってきた。

いや、そういう趣味ないよ・・ってそういう話じゃないか。


インスペクター「ヒミカ殿に魔剣を渡したのは双星殿と聞いた。」

双星「は、はいそうです。」

インスペクター「なんで・・なんでそんなことをしたんだ!?」

双星「えーと、なにかありましたか?」

インスペクター「敵がかわいそうだと初めて思ったよ!!!」

・・ヒミカさん、どんだけやばい戦い方したんですか?

俺はヒミカさんを見た。


ヒミカ「弱いのが悪い。」

俺は四天王のフォースさんを見て、手を合わせた。

まだ生きてるみたいだけどさ。


・・

・・・・


サード「新しい刺激。それがなによりの先生じゃな。あの魔王は胡散臭いがその点だけは評価しとる。」

土門将軍「若い者たちが力を発揮できるいい場になってますからな。これ以上嬉しいことはない。」

サード「いやあ酒がうまい!おんしは強いし話も分かるし酒が進む進む!最高じゃ!」

土門将軍「儂も久しぶりに強者と闘えて実に楽しいですぞ。こんなときは・・おや?」

・・みんなが必死で戦ってたのに、なにお酒飲んでるんですか?


ヒミカ「決着はついたのですか?」

土門将軍「中々つかなくてな、仕方ないから酒で勝負しようかって話になったのだ!」

ヒミカ「土門将軍は、敵と相討ちして亡くなった。」

インスペクター「はい。」

双星「はい。」

メイド「はい。」

土門将軍「まあちょっと待て。そうだ、麻雀で勝負をつけるっていうのはどうだ?」

サード「それいいのう!ワシは強いぞ!」

ヒミカ「・・」

インスペクター「・・」

メイド「麻雀牌がありませんよ?」

サード「じゃーじゃじゃーん。」

サードさんは、どこからともなく麻雀牌を取り出した。


ヒミカ「先に戻るぞ。」

インスペクター「はい!」

サード「まあ待て。リカルドの坊やは役に立ったかな?」

双星「あれ?知ってたんですか?」

サード「それくらいわからんでどうする。ワシらはこれでも実力者じゃぞ。」

双星「へぇ・・リカルドさんには驚かされましたよ。」

かなり博識でした!辞書って言っていいくらい!


サード「若いもんには経験を積んでもらわんとな。あやつはなにか言ってたか?」

双星「100年経って、今のやばい人間たちがいなくなったら人間を滅ぼすって言ってました。」

サード「気が短いのう。」

もし人間が同じ発言したら、一生攻めませんって意味になるんだけど。

100年後くらいに攻めるって、気が短いレベルなんだ・・魔族さんマジぱないっス。

・・いやむしろ人間が短気すぎるのかな?


・・

・・・・


ええと、次はダークエルフさんとセカンドさんが戦っているんだっけ。

セカンドさんはエルフみたいだけど、大丈夫かな?


セカンド「う・・ぐすん・・」

セカンドさんは、泣いていた。


ダークエルフ「お帰りなさい。魔王は?」

双星「まぁ解決したよ。詳細はみんな揃ってから説明するつもり。」

双星「・・で、そっちは?なんで敵さん泣いてるの?」

ダークエルフ「こっちは・・軽くボコって説教しただけだ。」

セカンド「うわあああああん!」

軽く・・?


双星「えっと、大丈夫ですか?」

セカンド「うるさい死ね!」

ダークエルフ「口の聞き方がなってないわね。」

セカンド「ご、ごめんなさい!!!」

・・あ、調教されてる・・

もしかして、ダークエルフさんって俺が思っているよりすごい人?

俺の周りすごい人ばっかりだ!


・・

・・・・


最後はミルカさんのところ。

・・問題なく終わってた。ミルカさんの勝利で。


ミルカ「終わったようだな。」

土門将軍「みんな無事でなにより。人間の圧勝だ!」

ミルカ「・・酒臭い・・?」

敵とお酒飲んでた人が一名いたんで。


インスペクター「みんな揃ったし、魔王戦の話も聞きたいな。」

ヒミカ「倒したわけじゃないとか言ってたな。」

俺は、魔王城でのことをありのまま話した。


双星「そんなわけで、勇者が連れていってハッピーエンド。今頃豪華な宿を探している頃かと。」

ミルカ「なぜ豪華な宿を探すのだ?」

双星「え、いやだって・・」

男女がまぁ・・ねぇ・・会いたかった異性に会えたのなら・・特別な夜になっちゃうよね!?


双星「・・インスペクターさん説明お願いします。」

インスペクター「え?・・あー、土門将軍、ここは大人が!」

土門将軍「インスはまだ19だからな。わからなくてもおかしくないか。」

インスペクター「・・え、ええまあ。」

インスペクターさんって19歳だったんだ。俺のちょうど10歳年下・・うわあああああああ老いを実感しちゃう!

てかインスペクターさん絶対わかっている気がする。目が泳いでますよ。


土門将軍「恋人同士になるということだ。なら今日は特別な日となる。特別な日を祝うには、それなりの場所を選ぶということだ。」

おお、エロくない説明だ!酔ってても、さすが大人。


ミルカ「祝い事か。私にはよくわからぬ。」

ヒミカ「盛りのついた犬のようにセックスするってだけだろうに。」

ちょ、ヒミカさんそんなはっきりと!


ミルカ「セックスとはなんだ?」

双星「!?」

土門将軍「!?」

インスペクター「!?」

ダークエルフ「!?」

メイド「!?」

こ、これは・・C国の教育制度は見直しが必要なんじゃないかな?


ヒミカ「動物でいう交尾のことだ。」

ミルカ「なるほど理解した。しかし子作りなど魔王を倒してからすればよいものを。次世代まで戦い続ける気か?」

もしかしてミルカさんって・・・・処女なの?

ああいや、まだ初恋もしたことないの?って言いたかったの!

心の中まで呪いのせいでエロワードが出ちゃうとは・・どうすりゃいいんだ。


地面「受け入れましょう。エロは世界を救う。」

世界より俺の呪いをなんとかして。


・・

・・・・


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