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110作戦会議


王様の話が終わり、みんな自分の仕事に戻っていった。

一方、魔王討伐に指名された面々は集まり会議を開くことに。


双星「よろしくお願いします。」

インスペクター「こちらこそよろしく。貴公に会うのは大会で闘って以来だが・・あの時は見事にやられた。」

双星「す、すみません。なんか俺、変な勝ち方しちゃって。」

股間アタックだもんな・・衆人環視の前で。


インスペクター「あのような負け方・・当初は恥だと思った。だが貴公が勝ち続けるのを見てわかったのだ。」

インスペクター「すべて貴公の計画だったと!負け方にこだわっていた自分が恥ずかしくなった。貴公はさらに先を見て試合に臨んでいたというのに。」

双星「いえ偶然の結果なんですが。」

インスペクター「恥ずべきは己の未熟。それから私はわき目もふらず己を鍛えることにしたのだ。」

あ、これ俺の話を聞かないパターンだ。


土門将軍「ははは、挨拶もいいが、今は魔王のことを考えてくれお若いの。」

インスペクター「はっ、申し訳ありません!」

双星「すみません。」

とりあえず、恨まれている感じではなさそう・・かな?


ヒミカ「インス、座れ。」

インスペクター「はい!」

インスペクターさんは座っておとなしくなる。

俺も座る。


土門将軍「では魔王討伐に向け、必要な準備や足りないもの・ことなどあれば意見をもらいたい。」

土門将軍「陛下からは予算の上限など考えなくてよいと言われておる。」

双星「・・あれ、俺今まで予算とか言われたことない!?」

ヒミカ「お前に頼むと予算がいらないとかで、財務が喜んでたぞ。」

エロい!じゃなくて、ひどい!


土門将軍「ほお。今までどうしていたのか教えてもらいたいものだ。」

双星「ぶっつけ本番。」

インスペクター「・・」

ヒミカ「・・」

ミルカ「・・」

土門将軍「はっはっはっ、策などいらぬということか。もしくは臨機応変に”計画”するから準備など不要か?」

双星「偶然なんとかなるんです。」

土門将軍「それでは参考にならないな。もっとも、手の内を隠しているだけかもしれんが。」

いつになったら誤解だってわかってもらえるんだろう。


ヒミカ「土門将軍、ミルカ殿、あと双星。あなた方は魔王と戦ったことがある・・どんな相手でしたか?」

どんなって・・


土門将軍「果てしなく硬い。最初に魔剣で結界を破壊しないと一切ダメージを与えられぬ相手だった。いや、結界を破壊してもダメージを与えていたのやら・・」

ミルカ「魔王の攻撃は魔法のみだったな。詠唱中に攻撃しても詠唱は中断されぬし、やつの魔法は驚異的な威力だった。壁まで吹っ飛ばされた。」

双星「ずっとフード付きコートを着てて、何者かすらわからなかったっけ。ダークエルフさんの魔法トラップも全然効いてなかったし。」

インスペクター「なら敵の守りを打ち破らないと勝ちようがないですな。」

土門将軍「だな。魔法使いギルドでエンチャント(武器への魔法付与)を買っておこう。」

ヒミカ「魔王の攻撃を防ぐには・・どこまで効果があるかわかりませんが、神殿で護符を用意してもらってはどうでしょうか?」

土門将軍「人数分用意しよう。」

人数・・あ。


双星「ダークエルフさんも誘っていいですか?前回も参戦しましたし。」

土門将軍「もちろんだとも。彼女が力を貸してくれるとは頼もしい!」

前回のメンバー+ヒミカさんとインスペクターさん。

これだけ揃えば俺が役立たずでも勝てる・・そういえば、誰か忘れているような?


アリス「コーラぁ!」

まるで甘い炭酸の飲み物のような叫び声をあげながら、アリス王女が会議に乱入してきた。

雪納さんもすぐに現れた。

あ・・そうだ。

前回はアリス王女と、その教育係で魔法使いギルドの長である雪納さんもいたんだっけ。


アリス「私も連れて行きなさい!」

土門将軍「アリス様、王様は許可したのですか?」

アリス「・・そんなことはどうでもいいの!この国の、いえ、世界の存亡がかかっているのよ!」

つまり許可は得られなかった・・と。

前回魔王との戦いで、そのやばさは報告されてただろうし・・身内をそんな危険な戦いには行かせたくないよなぁ。


ヒミカ「だからこそ、アリス様には残ってもらわなければならないのです。」

アリス「どういうことよ!」

ヒミカ「もし全員で行き、魔王との戦いで私たちが全滅したら・・魔王と戦ったことのある者はいなくなります。」

ヒミカ「私たちになにかあったときは・・アリス様、後は頼みます。」

アリス「ちょ、ちょっと・・そんなこと言わないでよ・・」

ヒミカ「私たち個人は死ねばそれまでですが、国は無くなりません。常に未来を考えておかなければならないのです。」

アリス「・・わかったわ・・でも・・絶対生きて帰りなさい!!!」

ヒミカ「はい。必ずや、魔王を討って帰ってきます。」

やっぱ・・死ぬこともあるんだよな・・

もし俺のせいで負けることがあったら・・ってまだ魔王の封印が解けそうってだけだっけ。

現地行って再封印すればいいんだよね♪


壁「今はまだ甘く考えていた・・しかし、魔王城で思いもよらぬことになろうとは!」

壁「次回!あれ?みんなで行ったのに魔王と戦うのは俺だけ?をお送り致します。」

怖いナレーションやめい!

まだ封印が解けそうってだけなの!


・・

・・・・


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