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108【呪いVS呪い】


馬小屋に戻り、馬たちに相談する。


馬「そりゃあれだ・・えーと、偶然?」

馬「おい双星のセリフとんなよ。」

馬「今はエロのおかげとか。」

あ、ダメだ。知能が動物並みだった。


双星「俺思うんだけどさ、お互いにらみ合ったからじゃないかな。」

馬「解説プリーズ。」

双星「目の中って鏡みたいなところがあるじゃん。つまり邪眼の男は、俺の目の中に映った自分自身に呪いをかけたんじゃないかと思う。」

馬「おお!」

馬「なるほど!」

馬「狙ってやったんだろー?」

双星「いやぁ偶然だよ。」

馬たちがドッと笑った。

持ちネタじゃないんだけどなぁ。


・・

・・・・


仕事が終わって宿に戻った。


ダークエルフ「呪いの重ね掛け。」

双星「ん?」

ダークエルフ「強力な呪いは他の呪いを嫌う。この場合、猿の手の呪いが邪眼の呪いより強力で重ね掛けに失敗したってこと。」

双星「えーと、じゃあ邪眼の男が自滅したのは?」

ダークエルフ「呪いは失敗すると術者に返ってくる。だからこそ呪いは取り扱いの難しい危険なものとされる。」

ダークエルフ「リスクなく呪えるならみんな呪いに手を出している。」

・・俺の推理恥ずかしー!


メイド「双星様は運が良かったんですね。呪われていたおかげで呪われずに済んだなんて。」

ダークエルフ「いや・・軍人女はわかってて双星を連れ出したんだろう。」

双星「でも邪眼が呪いなのかもわかってないとか言ってたよ?」

ダークエルフ「邪眼はすべて呪いに属する。調べてもわからないのは衰弱が呪いじゃないから。」

双星「か、解説お願いします。」

ダークエルフ「生き物の体には設計図がある。邪眼はその設計図そのものをいじるにすぎないのだろう。」

双星「???」

ダークエルフ「呪いは衰弱するよう指示しただけ。衰弱自体は自然現象。」

呪いはピタゴ〇スイッチの組み立てだけしたようなもん?


メイド「犯罪組織の下っ端を調べても、黒幕は出てこないようなものですね。」

ダークエルフ「その邪眼も強力な呪いだったのだろう。相手が悪かっただけで。」

双星「あのー。猿の手の呪いってそんなやばいの?」

ダークエルフ「・・死亡率99%といったところだ。」

ほぼ死ぬやん!


メイド「じゃあ大丈夫ですね。双星様なら1%あれば十分ですよ。」

双星「確率ってそういうもんじゃないから!」

ダークエルフ「猿の手の呪いは様々だ。悪夢にさいなまれ眠るのが怖くなり、やがて眠らないよう体を傷つけていく・・死ぬまでね。」

ダークエルフ「幻覚を見るようになった者は、導かれるように崖へ進んでいったとされる。」

ダークエルフ「ある者は心臓麻痺で亡くなったが、遺体の心臓には手の跡が残っていたそうだ。」

双星「じゃあ俺もそうなるの!?」

ダークエルフ「・・下ネタを言うようになる呪いなんてジョークレベルでしか聞いたことはないが・・」

俺も聞いたことない。


メイド「もしかして、結婚できなくなる呪いかもしれませんよ。一族がそこで途絶えるように。」

双星「それは恐ろしい!」

メイド「呪いを解くには結婚すればいいんですよ。さ、ここに婚姻届けがありますから名前を書いてください!」

双星「う、うん。名前を書けばいいんだよね。」

メイド「あとハンコも必要です。呪いを解くためですよ!」

ええと、ハンコハンコ・・どこやったっけ?


ダークエルフ「チョップ。」

双星「ぐえ。」

ダークエルフ「チョップ。」

メイド「ぐえ」

ダークエルフさんは布団にみんなを運び、自分も布団に入って眠った。


ダークエルフ「おやすみなさい。」

ダークエルフさんは、主を守った。ポイント+50。


・・

・・・・


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