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幸福の終わり
短いお話
「…私この絵本好き」
ポツリと自然に零れた言葉
私の言葉におばさんは嬉しそうに笑った
今まで難しい分厚い本しか読んだことがなかった私には絵本がとても斬新なモノに思えた
毎日毎日学校から帰ると読んだ
どうって事ない普通の絵本だけれど何故か凄く惹かれた
おばさんはそんな私にウサギのミーアと猫のマァズのフェルトのストラップを作ってくれた
そんなある日の午後
いつも通りに学校からの帰路についているとおばさんの家の方角から火と煙が上がっているのが見えた
急いで火が上がっている方へと向かった