*7話*汰衣とゴーヤチャンプル新感覚ボーリング第二話
祝福モード全快**
は、ほんの数分程度 だった
それを絶ちきるのは 、やはりコンピューターの通称ピータだった。。。。が・・・追い上げモードは、一度突入すれば早々終わる物ではなかった
ピータ「惜しい゛゛゛゛゛ハンター様僅かに1ピン残し゛゛゛゛゛これはチャンスになってしまうんでしょうか゛゛゛゛お次は屑霧豪矢様どうぞ!!!!」
ゴーヤ゛゛゛゛
頑張れ ガンバれ
豪矢゛゛゛スペアだ
イケる絶対に゛゛゛
うるさい。。。。
みんな自分勝手だ
柵の外から、外野から好き勝手言いやがって。。。。
ボクハあの汰衣って子とは違う・・・
期待しないでくれ・・・・・・
《綺麗゛゛゛゛゛゛こんな海見た事ないよ゛゛゛゛栃木じゃ考えられない゛゛**透明感**
日射しが凄いのに、暑くない!!!!
いやいや暑いけど、本当は暑いけど爽やかって言うか・・・
父さんあれが噂の
「あぁシーサーだ。沖縄の守り神だ゛゛゛゛゛゛゛゛゛」》
な゛゛゛んで今さら
今さら思い出すんだよ゛゛どうでもイイどうでもイイのに
《「なぁ゛゛゛豪矢!!!!」
万辺の笑みをした父がシーサーを指差し言う゛゛゛゛
「シーサーにもオスメスあるんだぞ゛゛゛゛知ってたか?」
僕は首を軽くふる
「父さんも母さんに教えて貰ったんだけどな゛゛゛゛゛゛ほらっあそこ゛゛゛と、えぇあと、そこの」
違い・・・なんか。。確かに色は違うけど、それは、祈願する事柄が違うって母さんが言ってたし
「色・・・かな」
「豪矢色じゃない。よぉく見ろ。。。」
「く・・・口?」
「大正解だ゛゛゛゛゛゛゛あれはなぁ、口をおぉぉぉぉきく開けてる方がオス。。。。慎ましげに閉じてるのがメスだ」
「それだけ゛゛゛」
「それだけじゃないぞ゛゛゛゛゛口を閉じたメスは、幸せを逃がさないように゛゛゛゛つまり母さんが、豪矢と父さんを、包み込んでくれてるんだ!!!!!」
「口を開いたオスつまり父さんは幸せを呼び込む゛゛゛゛大きな口開けて
幸せはとごだ~
幸せはいねがぁ
幸せはいねがぁ゛゛゛ってな」
「父さんそれじゃあ“なまはげ”じゃん」
「まぁつまりだ゛゛゛゛゛゛父さんが豪矢をこの家族に選んだ!!!!!!そして産まれた゛゛゛神秘的だろ゛゛゛こんな話。。。。家じゃ話せないよな゛゛゛゛゛゛こういう広い海眺めながら、男と男は絆を深めるんだ゛゛゛゛゛きっと豪矢もいつか、同じ海見て、嫁もらって、子供産んで゛゛゛゛そうやって人間は。。。。何万年と何億年と、幸せを感じてきたんだぞ゛゛゛゛゛゛゛これから先も何万年も何億年も続いてくんだ゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛」
僕は気付いていた
トロピカルジュースをテーブルにそっと置いた母が、奥から氷を二個持ち
忍び足で裸の父さんに後ろから
胸の辺りに
押し付けた
「うわっ゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛つめて゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛何しやがるこんちくしょう!!!!!!」
「アハハ貴方酔っ払ってるの、まだお酒飲んでないのに゛゛゛゛゛゛゛」
父の笑いが母の笑いを誘い母の笑いが僕の笑いを誘う
こんな毎日を
何万年と何億年と
繰り返す
はずだった・・・》
いけぃ!!!!豪矢スペアだスペアスペア早くとるんだ
皆を父さんを母さんを救うんだ゛゛゛
自分勝手すぎだ。。
平凡な毎日が・・・
あるって言ったじゃないか。。
今の僕の目に写る父母は餓刹
運よく父の通院していた栃木の病院に居たため
初回の鉄槌からは逃れたが・・・
自宅・・・学校
父の会社
友達の家・・・友達
近くのコンビニ・・・そこで本ばかり読んでた堕落な店員
商店街の八百屋のおじさん
僕の大好きだった。
フレンチブルドックの
“シーサー”
皆、消えて無くなった・・・。。。。
少なからず、この場にいる全員が不安を抱き持っているのは解ってる・・・
でも僕は弱い゛゛゛
あの汰衣って子とは違う゛゛ だけどねっ本当は疎ましいだけかも・・・その勇気が疎ましかったんだ・・・ なのに汰衣は、そんな病んだ僕の心にスーーって
『ねぇゴーヤこれ見て。。おっかしいだろ゛゛゛僕の胸に゛××ばつ二つもついてるんだぜ゛゛゛おっかしいよな。。まだ、6投目なのに、アハハハハ』
豪矢「汰衣・・・君」
汰衣「汰衣でいいよ。さっき、綾鷹優乃さんの×を保管しただろ??」
うぅうん?
・・・!!゛でも
豪矢「でも何か作戦があるって!!」
汰衣「いんやぁ」
『作戦は練らないが作戦゛゛゛』
なにぃ!!!!!!!!!!!!!
会場がまた蠢いた!
汰衣「と、までは言わないが゛゛゛もしさ、これからさき、ゴーヤに×ついたって、綾鷹さんの×で消してあげるよ゛゛゛゛゛゛゛゛」
なんでぇ゛゛゛゛
なんで
豪矢「なんでぇだよ゛゛゛汰衣・・・汰衣なんかもう二枚も・・・」
「そうだな」
豪矢「そうだなって!じゃ゛゛その×汰衣が使えば゛゛゛゛いいじゃないか?」
ハッハッハ
ハッハッハ??
『ハッハッハ!!そんな事したら゛゛゛゛助けられるものも、助けられねぇじゃん』
何なのこの人は
この迷いのない笑顔は゛゛゛゛゛゛゛゛
恐くないのか、この人は。。。。
恐いよ。。
えっ?赤川奈美菜さん
『汰衣君だって恐いに決まってる、でも生きようってしてんだよ・・・・・・たっ多分だけど』
こんな中学生位の子まで゛゛゛
はぁ・・・よしっ僕もどうかしてる・・・こんな世界で生きてくなんて無理に決まってる・・・。。だけど、今は今の僕に出来ることをするしかないんだ
父さん・・・母さん
全力!力いっぱい投げたボールは、思いを乗せレールを走った゛゛゛゛が・・・惜しくも、四番ピンの横を通り“スペア”ならず・・・
僕はこのチャンスを活かせなかった・・・が。。
パチン゛゛゛゛
気付くと僕はおもいっきり゛゛゛
おもいっきり肩を叩かれた!!!!
「いって゛゛゛汰衣何すんだ」
汰衣の笑顔はさっきのままだ!!
救いの笑顔だ!!
『よぉく頑張った゛゛゛゛まぁ2投目のスペア狙いはガーター扱いじゃないし、ゴーヤの勇気が見えて、格好よかったぜぇ。チャンプルーが』
「誰がゴーヤチャンプルだ!!!!!!!!!!!!つか、汰衣年下だろ゛゛゛さっきの本当に痛かったんだからね。。。。。。」
今は本当に
デットゲームをやっているのかな
それすら忘れちゃいそうな位。。。。
楽しい
ただのボーリングでもやってるかって位楽しい゛゛゛゛゛
人生この先も何万年何億年ってずっと
幸せは つづ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ガーターだ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
!!!!!!!!!
死神は奇笑した
ジューン「言っていなかったけどん、1ピンもとれなかった場合。。全てガーターだからね!!!!だ~から~スプリットで真ん中狙いの逃げ腰もダメダメよん★★★★よって屑霧豪矢君・・・君には×を゛゛いんや・・・その心折らせて貰うよ゛゛゛゛」
悪魔の囁きだ゛゛゛人生の限界地点を脳に埋めつけられて蛆虫が食い付いてくる
だけど゛゛゛
『しぁぁ゛にぃぃがみぃイイ!!!!!!!!! その×今すぐ消滅を命じるぞぉ!!!!! 今すぐつける前にだ!!!!解ったか!!死神!!゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛イイ!』
アッア゛゛ヤッパりゾクぞクスる キミイイョ゛
ジューン「あぁ。わかったぁああよ。。全く死神って呼ばないでほしいわぁ゛゛゛゛HEYJohnnyって呼んでほしいのにぇ!!」
一生呼ばねぇよ 馬鹿゛
豪矢は僕の方をちら見しながら綾鷹優乃さんに近づきオドオド言う・・・
「あの・・・ありがとう゛゛゛なんか×二つでも゛っ無かったし、後・・・あと何か作戦あったんでしょ?どんなぁどんな作戦だったの!!」
綾鷹さんは首をふり、、、目を坦々と段々輝かせ初め
「ねぇ。。私達も汰衣君に。多野間汰衣君に最後まで協力しよう・・・何があっても動じない。。従う。。汰衣君に。。汰衣君にかけてみたくない!?゛゛゛゛」
その誘いに僕は乗った
もぉ動じない。。これから先は、自分の為じゃなく誰かの為に闘うんだ
誰かの為なら
この命だって゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
『惜しくない。惜しくなんかないんだ』
番外編その2神の声はやはり葛城凪
お疲れさまでぇす汰衣
汰衣「あぁお疲れ」
お疲れさまでぇす奈美菜ちゃんと、優乃さん 相変わらず可愛いねっ
優乃「・・・はぁ」
はぁって溜め息すかそうなんすか
奈美菜「あっお姉ちゃん」
春「凪゛゛゛゛食らえ電撃チョップ」
ぐぉおはっ
ゼェーゼェー
あっお疲れ様です
HEYJohnny
ジューン「OFFん時は静かにしてくれ゛゛゛゛゛気が散る。次回もセリフ多いから覚えるのが大変なんだ」
くぅ゛゛゛こいつリアルに死神かぁそうなのかぁ
ジューン「あっ一つイイ忘れた・・・大変なんだ=君と違ってね=」
死神決定!!ベストマッチ
あっゴーヤお疲れ様です
なぁこれから飯でもいかねぇか?
優乃さんと奈美菜ちゃん誘おうっぜ
俺よぉく行く沖縄の店あって、結構有名なんだぜぇ
そこのゴーヤチャンプルがくぅ
鬼うまで 激うまなんだぜぇ
なぁ な
誘いに行こうぜ
豪矢「僕、実はゴーヤ・・・大っ嫌いな食べ物なんで、と言うより、あんな物食べ物として認めません・・・」
チン・・・
今日も一人フラりフラりと家路に向かう
その背中゛゛゛
疲れきったサラリー だぞ
頑張れ葛城凪
諦めるな葛城凪
そのうち,活躍する場が来るかも・・・
かもしれない
かもって二回も言うな゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛完