OH MY GOD PART2
前作PART1の続編です。
この巻きで、謎の真っ黄色の女の目的が
明かされます。
お楽しみに。
#1
滴り落ちる黄色い粘液は もうすでに床上まで広がり始めてる
俺は覚悟を決め 天井を見上げた
だがしかし あの女はそこにはいない
狐に化かされたような気分で その場に立ち尽くす俺の後から しわがれ気味の不気味な声で あの女が呼びかけて来た
[こちらをむけぇ~]
#2
激しい恐怖に駈られながら 抗えずゆっくりと俺は振り向いた
全身真っ黄色のあの女は いつの間にか警備室の椅子に座ってる
小刻みに震えるこの俺をなめ回すように見つめた後 やたらに馴れ馴れしい態度で女はつぶやくようにポツリと言った
[コーヒー 煎れてくんない?]
#3
マグカップに熱湯を注ぎ 無言で女の前に差し出す
黄色い手袋でカップを受け取ると 熱いコーヒーを女は一気に飲み干した
[あたしゃコーヒーが飲みたかっただけさ 何を必死に逃げてんのさ]
黄色く塗りたくった顔のまま 女は可笑しそうに唇を歪めた
WHO ARE YOU!
#4
[どうもありがとう 美味しかったよ]
そう言うと女はフラリと外に出た
何か言おうと思い後を追うが その姿は風のように消え去っていた
後に残ったものと言えば黄色い粘液のベッタリ着いたマグカップと警備室の椅子
これは清掃が大変だなぁ
OH MY GOD!
ぞくっとするようなホラーポエムではなく、ドタバタ風の漫画的なホラーコメディを意識して書いてみました。
また色々な作風に挑戦していたと思います。




