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死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
5章「祭りの後、思い出す」
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42話「文化祭の始まり」

文化祭当日になった。


マンションのエントランスで美古都さんと待ち合わせをし高校に向かう。


その途中、彼女がまたしてもあの公園で立ち止まった。


「帰り、ここに寄ろうか……」


「ここなんだな、話をする場所は」


「うん……」


彼女の表情から緊張と覚悟が垣間見えた。


電車で移動し、駅に着いた。


「ここが高校生になったら通う駅かー」


「まだ決まったわけじゃないけどね」


そう、まだ決まっていないのだ。

受験勉強はしているけど合格できるかはまた別だし、そもそも本当にこの高校を受験するのかは今日次第なところもある。


「さ、行こう美古都さん」


「そうだね!」


彼女と歩き、高校の前まで来た。

始まったばかりなのにもう人が沢山押し寄せて来ている。


「結構混んでるね?」


「そうだな、来る時間帯を間違えたかな」


「いいんじゃない?これも一つの思い出だよ!」


「確かにな」


「さ、早くお化け屋敷に行こうよ!」


「ああ!」


「混んでるな……」


「うん、混んでる」


流石と言うべきかお化け屋敷はもう混みに混んでいた。


「まぁ……並ぶか」


「そうだね!大丈夫!私と話してるとすぐだよ!」


凄い自信だな……


でも確かに。


「京屋は怖いの大丈夫そ?」


「……正直、苦手だけど、こういうのは怖がって入らないより入った方が楽しめるからな」


「ちなみに私は大丈夫!だから怖くなったら私にくっついてもいいよ!」


「いや、何とか頑張ってみるよ……」


「むー、京屋とくっつけるチャンスだったのに……」


「……じゃあ怖くなったら手……繋いでもいいか?」


「えっ?良いけど、本当に怖がりなんだね?」


「それもあるけど、寂しそうだったから……」


「……何か、ズルイ……」


「何が?」


「別に……何でもないよ!この、私たらし……」


「私たらしって何だ……」


こうして沢山雑談をして次で中に入れることになった。


さあ恐怖の始まりだ。


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