表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
4章「愛・姉みたいな人」
41/51

37話「道案内」

数日が経ち、いよいよあの人が来る日になった。


迎えに行きたかったが「大丈夫だよ?」と一蹴されてしまったので家で待つことにする。


「美古都さんも呼ばなきゃな」


美古都さんにメッセージを送った。

すぐ既読がつき、こちらに向かうとの連絡が来た。


さて、大人しく待つか。


――私は今、道を聞かれていた。


「あの……このマンションってどっちでしたっけ?」


目の前の女性は私と同じマンションに行く予定の人だった。


しかし……この人、どこかで……


「そのマンションなら、私も行く予定だから、案内してあげるよ!」


「ありがとう!助かるよ!」


そうして歩きだす。


「ごめんね!大人が子供に道を聞くなんて、情けないよね……」


「うーん、確かに大人が子供に道を聞くのはどうなんだろうね……まあ、私は何にも思ってないよ!うん……」


「え!?何その、うん……って含みがあるよね!?」


「いや……大丈夫!大丈夫!ね?」


「……はぁ、仕方ないか!何か思っててもお姉さんは許します!」


「え?なんか私、いつの間にか、許されないかもしれない状況だったのか……」


少し話してみて思ったがやっぱり、この声聞き覚えがある気がする。


どこで聞いたんだっけ?


うーん……思い出せない。


まあそのうち思い出すかな?


うん!思い出す!思い出す!


そんな考えをしてるうちに目的地に着いたようだ。


「ここだよ!」


「ありがとう!おかげで助かったよ!」


「どういたしまして!さ、中に入ろう!」


「そうね!入りましょうか!」


合鍵を使って、エントランスの扉を開く。


そうえば、ちゃっかり、合鍵なんて貰ったけど、あんな暴走した翌日によく渡してくれたな。


あんな事しちゃってごめんね京屋。


許してくれて本当にありがとう京屋。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ