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死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
4章「愛・姉みたいな人」
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34話「恋」

どれだけ時間がたったのだろう……?

意識がはっきりしたのは、朝だった。


朝? 


え? 


昨日家に帰ってきた時はもう3時を過ぎていた。


待って約15時間経ってる……


美古都さんは、俺を抱きしめたまま眠っている。


15時間も囁かれていたのか、それとも途中眠ってしまったのか分からないが、とにかく俺は正気に戻ったので何とかしなければ……


しかし……どうしたものか……


今逃げようと思えば逃げられるが、結局後が怖いので、原因を考えることにした。


美古都さんは何故こんな事をしたのか、とりあえず、渡鳥さんは嫉妬と言っていたが、ただの嫉妬でこんな行動をするだろうか?


分からないが、一つ分かるのは、美古都さんが俺に愛を囁いたことだ。


本心か分からないが、彼女は愛を求めているのかもしない。


俺の心の火は、まだ燃えていた、まだ脳に響くあの甘い声、伝わる身体の熱、正しい点き方じゃないが、今改めて、心の火の正体が分かった。


そうきっと、これが恋なのだろう、恐怖心を植え付けられたあの時から密かに意識し始めていたのだろう、あの狂気に触れ、あの笑顔をみて彼女に恋をしたのだろう。


正しい恋の始まりではないだろうが俺にとって、これが愛だった。


だけど、美古都さんは、本当に俺のことが好きなのか?


分からないが、彼女としっかり話し合って、また美古都さんと生きる意味を探す日常を送る、それが最優先だな。


「美古都さん、起きて、朝だよ」


彼女を眠りから覚ます。


さぁ、説得の時間だ。


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