表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
3章「旅行」
29/51

26話「久しぶり」

「で?見つけたけど買うの?」


「買ってみる」


「そう!おそろいだね!」


「絵本のおそろいってなんだ……?」


「気にしない!ほら買うよ!」


絵本を買い、店を出る。


「だいぶ回ったしそろそろ帰ろうか!」


「そうだな……よし、帰るか」


寮に戻ってきた。


「お帰りなさいませ」


「帰ってたんだ、渡鳥」


「はい、少々買い物をしました」


「ふーん、何買ったの?」


「はい、調理器具を買いました」


「調理器具?今さら?」


「美古都が京屋様に作る料理を更に美味しくするためです」


「むー、変な気を遣って……」


「だな……」


「変なとは、何ですか……」


「まあ、それは置いておきましょう」


「美古都、スーパーに夜ご飯の食材を買いに行きましょう」


「わかってるって」


「俺も行くよ」


「京屋様はゆっくり寮でお休みになってください」


「そうそう、京屋は休んでてよ」


「……そうか、わかったお言葉に甘えさせてもらうよ」


「はい」


「渡鳥、ほら行くよ」


「かしこまりました」


そうして美古都さんと渡鳥さんはスーパーに買い出しに行った。


……一応確認しとくか。


ピピッ!


「はーい」


扉が開く。


「!京屋じゃん、久しぶり!」


会えた!


「久しぶり、今日もしかして仕事だった?」


「いや、ちょっと出かけてただけだよ?」


「それより京屋がどうしてここにいるの?」


「いや、ちょっと東京観光に来てて、そこで父さんに寮を貸してもらったんだけど、隣の部屋だったから挨拶にと」


「ふーん……事情はわかったけど一人で来たの?」


「いや、三人でかな」


「それって彼女?」


「!?……違うし……」


「あー!照れた!」


「照れてないよ!」


「うん?三人?」


「は!もしかして二股!?」


「違うし!そもそも性別言ってないし!」


「もーそんな焦んないでよ、冗談だよ!冗談!」


「まったく……」


「部屋上がる?」


「じゃあちょっとだけ……」


こうして買い出しに行った二人が帰って来るまで知り合いの部屋で過ごした。


数年ぶりに会ったが、やっぱりこの人と居ると安心する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ