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死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
2章「自立」
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14話「犬のぬいぐるみ」

お昼ご飯を済ませ、店をあとにする。

子供だけなので入店拒否されると思ったが、意外と何も言われなかったな。


その後、生街さんがいつも行くゲームセンターに行くことが決まり、歩を進める。


「ついた!ここがいつも行くゲーセンだよー」


店に入ると色々なゲームが並んでいたがお目当てはクレーンゲームのみらしい。


「ここの台の犬のぬいぐるみ、京屋に似てるって思って挑戦してるんだけど中々取れないんだよねー」


「俺に?似てるか?」


「うん、雰囲気がね」


言うほどだろうか?

生街さんはさっそくその台でプレイし始めたが上手くいっていないようだった。


「俺がやってみてもいいか?」


「え?いいけど、難しいよ」


勢いよく言った手前上手いと思われてそうだが、クレーンゲームなんてやったことがないのである。

レバーを動かしアームを前に進ませそのまま左に少し進ませてから止まらせる。

なんとか持ち上げは成功したようだ。

そのまま自動で右に進みこちら側に向かって戻ってくる。


ガタン!


え?落ちた。落ちたよね普通に。


「京屋!すごいじゃん私が苦戦してたぬいぐるみを取っちゃうなんて!」


「いや……まぁ初めてやったんだけどね」


「初めて!?尚更すごいよ!」


「ほら、あげるよ」 


「いいの?」


「もともと生街さんの為に取ったし」


「ありがとう!京屋大好き!」


大好き!?

その言葉を聞いた瞬間、再び心から熱を感じ取った。


ただ、本当にこんなことで生きる意味を見つけられるだろうか?


……不安だ。


今の俺は何かに追われているようだった。



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