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死にゆく心に火を灯せ!  作者: 啓上秋
2章「自立」
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13話「なぜ格好をつけたがる?」

「それでもう昼だけどどうするの?」


「生街さんは不登校なんだよね?」


「そうだよ、それが?」


「不登校の時に何してるのかな?って……」


「うーん……家で勉強して外で遊んで街をみてたかな」


「なるほど、生きる意味探しはしてなかったと」


「あなたとって決めてたから」


あなたと?


……まあ今はいいか。


「じゃあお昼ご飯のついでに街に遊びに行くか」


「あれ?遊ぶの?生きる意味を探すのは?」


「とりあえずいつもしてることを二人でしてみるのから始めようと思って」


「そう、確かにそういうところから一歩ずつだね」


さて街に繰り出したわけだが……

果たしてこの行動に意味があるのだろうか?

まあ地道に生きる意味を探せばいいか。


「お昼ご飯どうする?」


「うーん……京屋が選んでよ!」


中々難しいな外食なんて普段しないからわからないんだよな……

予算的に何処がいいだろうか、お金といえば俺はお小遣いをもらっても使わないからまあまああるんだが、生街さんはお昼ご飯代あるんだろうか?……いや、俺が奢ればいいのか。


そんなこんなで街中を歩いていると一軒のお店が見えてきた、そこはそこそこ値が張るイタリアンだった、外観は古ぼけているが立派な造りであったことがわかる年期の入ったレストランだった。


「俺が奢るから、ここにしようか」


「いや、私も結構お金あるし、私が奢ってあげるよ!」


「………」


「………」


「ここは対等に割り勘にしよっか……」


「そうだな……」


格好をつけて値が張るレストランにしたのに……

割り勘だ。結局割り勘になった。


値段が高いのが申し訳ないと思いながら料理をいただいた。


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