✕してくれ俺を。

湊始、春から高校２年生。昼はいつもの便所飯。
高校生になって友達が一人もいない始は妹と二人暮し。ある時便所飯をしようと、立ち上がると背の高い男、霧島という男に出会う。同じクラスとは知らなかったが友達になろうと言われる。それから数日毎日のように一緒に便所飯をする仲となった始。
それが日常になった帰り道、歩いていると空からとても重いアンティークな鍵が落ちてくる。ゴミ捨て場に捨て妹の帰りを待つがいつもの帰って来る時間よりだいぶ遅いことに気づく。
鍵を拾った事により不思議な事が相次ぐ。