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✕してくれ俺を。  作者: 坂口いなほ
第一章
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第2話 非現実的なことが起こった。

傘もってくるの忘れたわ。地味に最悪である。

しかし、俺はまだ親しい友達は便所仲間の霧島くんしかいない。 困ったもんだな。

「うーん」 「なにか困り事?友達なんだから、幾らでも聞いてよ。」

後ろにまた立ち霧島は聞いてきた。傘が無いと話すと、四次元ポケットかのように折りたたみの傘が出てきた。 記念だと言いながら傘を押し付けてきた。

「霧島くん、ありがと!」 手を振り霧島は他の友達の所に行った。 本当にスタイルいいな。なんかの芸能関係なのかな。まあいいやと別のことを考えると、突然と雨が降ってきた。

やっぱり俺の予想は当たってたか。

「 まあ借りたし、ちゃんと使わなきゃだな 。 」

あれから、数時間後授業は全て終わり帰宅部の俺はそのまま家に向かう。疲れるが明日は友達作りに励みますかと予定を考えていると。

ザーザーザーザー

尋常じゃないほどの雨が降り帰宅まではかなり長い道のりになってしまった。


うわぁー最悪。帰って数少ない親しい友達とゲームする予定だったのに。これじゃあ落ち着くまでかなり掛かるなと思いながら、メールを打ち込むとうるさかった雨音は一瞬にして晴れてしまったのだ。 この世界観に誰か天○の子でもいんのかと思うくらい段々と晴れていったのだ。遂には地面まで乾き綺麗な快晴にまでなった。

俺は歩みを進め段々と家に着く頃、靴紐が解け転びそうになったのだ。 しゃがみ込みキツく結び立ち上がろうとした瞬間鈍器のような重さが頭上に降ってきたのだ。

ドン


「いっ!!」俺は少し白目を剥き、頭を摩った。

下を見ると古びた月の形をした鍵が落ちていたのだ。何だこれ。おもちゃ……では無いよな重いししかもよく洋風ホラーゲームで出てくるような鍵だこう言うのってあんまり日本では使わないよな。けど地上から落ちてきたのか?

鍵を隅々まで見ると、いきなり鍵が発光し軽量になったのだ。

一応、怖いのでゴミ捨て場に置いてきた。

きっと夢だろう。

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