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ミクレコスモ・デル・モンド〜大富豪を目指して〜  作者: 国老
一章  職業進化を目指して三〇〇〇里
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プロローグ

皆様はじめまして。この作品は著者の処女作です。色々おかしいかもしれませんが温かい目で読んでいただけると幸いです。


とある研究室

 「つ、ついにやったぞ我々は全世界のゲーム界の歴史を大きく進めたぞ!!」

「やっと成功した…」「悲願達成だ…」

「やっとこれを販売可能までこぎつけた。今日は宴でもしようじゃないか!」

広々とした研究室に凛とした声が響き歓声に包まれた。


〜・〜・〜・


2048年、あるゲーム会社は日本を或いは世界を驚愕させる発表をした。そう、フルダイブハードだ。これにはゲームについて知らない人等も記憶に新しいだろう。なんたって世界初、世界初だ。革命とも言えるこのゲームはここから始まった。なんとその会社は発売とともにあるVRMMOゲームを発売した。


名を   『ミクレコスモ・デル・モンド』


このゲームは実にファンタジーなものだった。ゲームならではな数多の職業、千変万化なスキル等、プレイヤーに牙を向いたり将又助けてくれる魔物。世のゲーマーたちの理想のようなゲームだった。


〜・〜・〜・


「ロン。大三元、四暗刻単騎。三倍役満96000だな」


「はあああ?天希強すぎだろ三連続役満ってイカサマだろ。」


「いやいや、れっきとした実力だわ」


「私達も2年はやってるはずなのにこんなにも勝てないことある!?もう40回は負けてる。それに大体飛ばされてまけなんて…やっぱりイカサマでしょう?」


「まあイカサマだとしても証拠がないからな負けなんだよ~♪」


「やめよやめ面白くなくなってきたわ。流石に。」


「釣れないこと言うなよ〜」


「あ、そういえばもうすぐアレ発売されるよねー」


「あ〜あれな!!まじで楽しみだ大学受験の少し前だから受験終わって時間作れるしたっぷりやれるな!」


「なんの話だ?何が発売されるんだ?」


「天希君知らないの?あれだよ世界のゲームの歴史が大きく進んだって言われてるゲームだよ!」


「あーあれかなになにふたりともするの?」


「え、天希君しないの?!」


「うん。するつもりないけど…。」


「絶対したほうがいいぞ!やったことはないが絶対神ゲーだぞ!」


「そこまで言うなら、気が向いたらするよ。そん時は連絡するから一緒にしよう」


「いいね!楽しみに待っとくよ!」


〜・〜・〜・


そのゲームを買おうと思ったのは発売されてから約3ヶ月がたった頃だった。大学への入学準備や引っ越し、何よりやる気が出なかった。自分は特別ゲームをするわけではないので本当は出会うはずがなかったがあの二人の粘着がしつこかったからだ。最近”あれ”してなくてカネがないといっても聞かず、最後には高校の友達もいってきやがった。もうそこまで言うならやってみるしかなくバイトでカネを稼いでいた。

「”あれ”をする気にならなかったしな」

ともかく、やっとこのゲームができるわけだ。早くやろう。とは言ってもこのゲームについて何も知識を持っていないが…まあ行けるだろ!!!中で友達が待っているはずだし。


「じゃあ行くか。れっつごー!」


目をつむり次に目を開けたときには目の前にステータス表があった。

正直驚いた。だって職業欄を雑にスクロールしただけでも200はあった。これ下級職だけだろ?

このゲームには職業のランクとして下級・上級・名人(マスター)・|達人(マエストロ)王クラス(ユニーク)そしてこれを超えるのが王クラスだ、 下級から名人まではみな等しくある程度熟練すればなれるが達人からは名称やスキルも唯一つのものと”成る”。王クラスはもうユニークジョブといっていいだろう。達人から分離していくがもうここまで来るとプレイヤーの行動とかからAIが汲み取り当人に適した職になるそうだ。だから剣士や魔術師なんかは倍率が高いそうだ。まあ聞いた話だから真偽は不明だけど。だから最初の職はかなり大事だったりする。一応三つまでは職につけるし転職もできるから分水嶺とかではないけれど。


「ただ最初から楽しく行きたいしねー……どうしようか。」


じゃあ〜〜?


「それなら一丁かけてみようか?」


運営は一つここの職業を決めるときのお楽しみとしてランダムというものを作っていた。ランダムを選ぶことで珍しい職につけたりするものだがこれまで三ヶ月の間それは使われることがなかったためそろそろその仕様をアプデで消そうという話になっていた。そりゃあ最初の職だから誰でも大事にするものだからだ。こいつがいなければ。



「ルーレットスタートぅ゙!!!」


そう、こいつは生粋のギャンブラーなのだ。自分でも呆れるくらいギャンブルを愛しギャンブルに愛されている。初めて賭けをしたのは高校一年の入学式後、海外の賭博の会場にいったときだ。そこは実力さえあれば自由。何をしても許されるそんなとこだ。そしてこいつはその天性の運そして底なしの欲で利益を出しまくった。最終的に三億七千万$の利益を出した。じゃあなんでそんなやつが20万ごとき稼ぐのに手間取ったかって?それは日本にそんな未成年の侵入を許す賭博場がなく日本円にして370億の利益をそいつは次の日帰りの飛行機代と食事代以外全部”寄付した”…からだ。そう全部だ。まあ普通にいいやつなのだ。こんなことをしているが。話を戻して、丁稚(丁稚)そんなやつがサイコーなゲームで賭けをしないはずがなく…最初からぶっ飛ばしていた。


「ん??なんだコレ。」


こいつが引いたのは………


『「丁稚」』(でっち)


「何だ、これ見たことないな」

でっち、昔の商人の下働きか、微妙か?

一旦名前とかをサクッと決めるか。

名前はイタリア語でプレイヤーみたいな意味のジョカトーレ

DEXとLUCは職業の能力かなんかだろう。


〜・〜・〜・



ステータス


名前:ジョカトーレ

職業:丁稚

性別:男

HP:100

STR:100

VIT : 100

DEF:100

DEX:500

INT :100

LUC:0

AGI:100

スキル:

賭客

装備:

片手剣

皮装備一式

アイテム:

なし

所持金:

50000ユニティ


「んーDEXめっちゃ伸びてるな楽しみだ…その分LUC0になったけど…これかなり痛くね?」


そんな事を言ってもしょうがないか、きまったものは決まったのだ


「入ろうかなそろそろ……あ、見た目きめんの忘れてたわ。」

適当でいいか?でもなー現実と一緒はなあ…少しいじるか顔を。


「じゃあ髪は黒でいいか日本人だし。目は金であとはいいか。」


そんなこんなで設定は終わった。

「じゃあ今度こそファンタジーな世界へれっつごー」


短いですがプロローグでした〜

次回から多分ゲームに入っていきます!

誤字脱字やもっといい表現があったら教えていただきたいです。

ゆっくり更新するので待っててもらえると嬉しいです。

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