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はじめに  作者: 師走
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寝転んで 息をする

陽気が顔を覆う

今までにも何回かしたことだが

慣れないと言うか、違和感がある

暗がりで布団の中にいる時間があまりにも長いためなのかもしれない

風を感じること自体、異質だ


雲が重なる時も

不思議な感じがする

影になって

急に涼しくなる

まぶたの裏の真っ赤だった風景は、ようやく落ち着きだす

だが、体はそうもいかない


コンクリートの上だと、いつ車が来るのだろうとか、考えてみたりする

周りからはどう見えるのだろう

ちゃんと見えてくれれば良いのだけれど


そして恐らく今回も、蝶は私の真上を通ることもなく、突然雨が降るでもなく、見知らぬ人に急に声もかけられることもなく…


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