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枕元に
誰かが立っているな
そんな気がして
目を開けると
そこには
ちゃんと薄暗い
天井が広がっていて
窓を閉めているから
風もなくて
自分が
ポツンといるようで
なのに
ぞわぞわするわけでもなくて
むしろ
ほんわりするような
布団の暖かさに頼りきって
他のことは
まるでないように考えているようで
そんな私を
天井が囲っている
寝返りを打つ必要すらない夜には
ただ四肢を放り出すしか方法がない
鼻歌のやり方もすっかり忘れてしまって
それだのに中身があるから
苦痛とも思わないのに
動くことができない
息は確実に吸っているのに
血の巡りが分からない




